温泉女子が再建した里山の湯!日光「中三依温泉男鹿の湯」で素朴な自然に癒される

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温泉女子が再建した里山の湯!日光「中三依温泉男鹿の湯」で素朴な自然に癒される

温泉女子が再建した里山の湯!日光「中三依温泉男鹿の湯」で素朴な自然に癒される

更新日:2016/05/23 09:06

野水 綾乃のプロフィール写真 野水 綾乃 温泉ライター、安くていい宿案内人

浅草から電車で1本。福島との県境に近い、栃木県の中三依温泉駅という小さな無人駅で降りると、すぐに日帰り温泉「中三依温泉男鹿の湯」があります。2年前に一度閉館した施設を、周囲ののどかな自然に惚れ込んだ20代のひとりの女性が移り住み、再建させました。敷地内には温泉だけでなく、格安で宿泊できるケビンやBBQ設備も揃っています。都会の喧騒から離れ、心を休めたくなったときに訪れたい、素朴な里山の温泉です。

温泉大好きな女性が女将として奮闘

温泉大好きな女性が女将として奮闘

写真:野水 綾乃

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「駅を降りたときから空気が違いました。すぐそばを流れる男鹿川が青く澄んでいてびっくりしました」と最初にこの地を訪れた印象を話す代表の水品沙紀さん。温泉が小さなころから大好きで、日帰り温泉専門の運営会社に勤務していましたが、いつか自分で温泉施設を運営するのが長年の夢だったそうです。

利用者減で2014年より休業していた同施設が経営者を募集していることをインターネットで知り、応募したのが始まり。土砂流入などで故障したボイラーの修繕費など、足りない資金はクラウンドファンディングで広く出資者を募り、2016年4月に再オープンさせました。女将として、湯守として、ひとり何役もこなしながら、笑顔でお客さんを迎えています。

しっとり潤う美肌の湯

しっとり潤う美肌の湯

写真:野水 綾乃

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温泉は内湯のみですが、周囲の緑が窓いっぱいに広がり、開放感が感じられます。晴れた日は「三依富士」と呼ばれる芝草山が正面に見えます。休業前と変わらない造りで、湯船の縁や床に使われている十和田石が素敵です。

泉質はカルシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉。25℃の冷鉱泉のため加温をしていますが、ぬるめでゆったり長湯が楽しめます。肌の表面を皮膜が覆い、しっとりと潤うのと同時に、体の熱が逃げずにしっかり芯から温まるように感じます。

「おじか食堂」自慢の自家製生パスタ

「おじか食堂」自慢の自家製生パスタ

写真:野水 綾乃

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湯上がりには、館内にある「おじか食堂」でランチを。おすすめは自家製生パスタ。注文ごとに打ち立てを茹でるので、細麺なのにもっちりとした食感が味わえます。

今後は、近くに暮らすマタギの人に譲ってもらう鹿肉や山菜など、山里らしい食材のメニューも増やしていきたいと意気込みます。

帰りたくない…それならケビンに泊まっちゃおう!

帰りたくない…それならケビンに泊まっちゃおう!

写真:野水 綾乃

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「男鹿の湯」の敷地内には、別荘気分で宿泊できるケビンが8棟用意されています。すべて2階建ての一戸建てで、4人用と8人用があります。室内の専用キッチンには調理器具や食器類など必要なものが揃っていますので、食材さえ用意すれば自炊もOK。屋根付きのBBQ場でわいわい食事を楽しむのもおすすめです。

ケビンに宿泊すると、静かな山里の自然をより深く感じることができます。真っ暗になる夜には満天の星が広がり、朝は小鳥のさえずりが目覚まし代わり。もちろんチェックインからアウトまで、温泉に無料で何度でも入れるのも嬉しいですね。

近くの清流までお散歩。川辺で朝ごはんもおすすめ

近くの清流までお散歩。川辺で朝ごはんもおすすめ

写真:野水 綾乃

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「男鹿の湯」のすぐそばを流れる清流・男鹿川。川底まで透けて見えるほど青く澄んだ美しい川で、夏は浅瀬で川遊びも楽しめます。朝早く起きて清々しい川のそばをお散歩するのもいいし、川べりでおにぎりなどの朝ごはんを楽しむのもいいですね。

都会暮らしの人のふるさとに

「男鹿の湯」のいちばんの魅力は、あるがままの自然にあると思います。東京の浅草から電車で1本で来ることができますので、ふと都会の生活から離れて自分を取り戻したくなったとき、ふらりと訪れてみるのはいかがでしょうか。小さなお子様に田舎を味わわせてあげるのにもおすすめ。素朴な山里の自然に誰もが癒されるはず。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/16 訪問

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