カナディアン・ロッキーに宝石のごとく輝く5つの湖で心を洗おう!

カナディアン・ロッキーに宝石のごとく輝く5つの湖で心を洗おう!

更新日:2016/05/19 14:28

ジュマペル ヤマモトのプロフィール写真 ジュマペル ヤマモト
北米大陸中西部を縦断するロッキー山脈の中で、カナダのブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州にまたがる広大なカナディアン・ロッキーには、いくつかの国立公園があります。当局により厳しく管理されていて、その自然には一点の曇りもありません。

中でも一際輝きを放つのが、無数にある湖です。今回はその中でも特に美しい5つの湖をご紹介します。存分に癒されてください!

ボウ湖

ボウ湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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バンフからジャスパーへ、美しい山並みや野生動物との出会いが楽しい1本道、アイスフィールド・パークウェイを北上すると左手に見えてくるのがボウ湖です。
山々に囲まれ、どこまでも真っ青な水を静かに湛えていて、いつまででもボーッと眺めていられそうです。

湖畔にはポツンと1軒だけ、赤い屋根のナム・ティヤロッジがあり、宿泊や食事に利用できます。雰囲気のいいログハウスですので、覗いて見るだけでも是非どうぞ。

ペイト湖

ペイト湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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ボウ湖の少し北には、ペイト湖があります。この湖だけは、標識に従って進むと、湖畔ではなく、展望台に到着します。高い位置から360°雄大なカナディアン・ロッキーの景色を遠くまで臨め、眼下には特徴的なミルキー・エメラルドグリーンのペイト湖が広がっています。目の前に人工のモノは何一つありません。空気は澄み切っていて、長旅の疲れもふっ飛ぶ眺めです。

展望台は、目の前の木が少し邪魔なので、トレッキングコースに入り100mほど進むと、静寂に包まれ、写真のようにスッキリと視界がひらけた穴場ポイントを見つけられるはずですよ。

ルイーズ湖(レイク・ルイーズ)

ルイーズ湖(レイク・ルイーズ)

写真:ジュマペル ヤマモト

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カナディアン・ロッキー拠点の町バンフに比較的近く、周辺に数件のホテルやレストランのある小さなビレッジもあることから、比較的賑やかで訪れやすい湖です。氷河の山並みを背景にした深い青の湖面は、さすが!の美しさです。
また湖畔に面して有名なフェアモント・シャトー・レイク・ルイーズホテルがあります。カフェの大窓から、季節の花が咲く美しい庭越しに見るルイーズ湖は一枚の画のようで、戸外で見る湖とは違う趣きがあって必見ですよ!

ちなみに、すぐ近くには、内陸特有の乾いたパウダースノーが人気のスキー場もあり、冬のリゾート地としても人気があります。

モレイン湖

モレイン湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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ルイーズ湖の手前を左に曲がり、十数km進むとモレイン湖に到着します。
モレイン湖は、カナダの旧20ドル札に描かれていたことからも、その美しさはお墨付きで、心を奪われてしまいます。陽射しの関係で、特に午前中が美しく見えます。駐車場が小さいこともあり、早めに訪れることをお薦めします。

モレインとは、氷河が削り取って運んできた「堆積物」という意味です。カナディアン・ロッキーの湖は、「バスクリンでも混ぜたのか?」というような目の覚めるような色をしていますが、モレインの微小な粒子の一部が水中に漂い、光線を反射することで、独特の青〜緑に輝くとのことです。

マリーン湖

マリーン湖

写真:ジュマペル ヤマモト

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北の拠点ジャスパーからアクセスするマリーン湖は、カナディアン・ロッキー最大の湖です。ここでは、ボートクルーズに乗りましょう。
沖合いにしばらく行くと、スピリット・アイランドと呼ばれる小島に到着します。絵ハガキなどにも使われる印象的な景色で、立ち去りがたい美しさに息を呑むこと請け合いです。

まとめ

ご紹介した湖の周辺では、トレッキングやカヌーなどで、カナダの大自然を満喫することができます。美しい景色と澄んだ空気の中で深呼吸すれば、日頃のウサが身体から抜けていくのが実感できます。
是非、カナディアン・ロッキーを訪れて日常生活の疲れを癒してください!

なお、カルガリーやエドモントンを発着する飛行機でアクセスする場合、条件が良ければ、眼下にロッキー山脈を見ることができます。険しい山々がノコギリの歯のように南北に一直線に走っていて、「山脈ってこういうことか」と大陸のスケール感に感動しますよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/07/02−2011/07/03 訪問

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