奈良県の隠れた名所、「谷瀬の吊り橋」は日本一。何が日本一かというと長さ297.7m高さ54m。生活用の鉄線吊り橋としては日本一。高さ54mの吊り橋は足が竦むほどの高さ。
自然豊かな山間に架かる橋はまさに絶景!景色もさることながら山間を吹き抜ける風と人が歩くことでゆらゆらと揺れる橋はまさに絶叫もの。
夜には、ライトアップもされるので昼間とは違ったスリルが味わえるのかもしれません。澄んだ空気に清らかに流れる十津川、ライトアップは17時から20時まで楽しめます。
ライトアップが消えた時、木々も建物も何も邪魔するものはない中で、感動するほどの満点の星空を望むことができるでしょう。
「谷瀬の吊り橋」は十津川の川面から54mも高い位置にあり、人が歩ける吊り橋の幅は80cmほどで板4枚が組み合わさって作られています。
297.7mの長さもある「谷瀬の吊り橋」。風が吹き抜け怖さも倍増。人が歩く度にゆらゆらと揺れるので橋を囲う鉄線をつかみ離さない人も?!風と人の歩く振動に揺られ、最初は足が竦んでしまうほどです。
80cmの板の外側は網が細かく張ってあるだけなので足元が丸見え。慣れないうちは、ゆっくりと渡って行くと良いでしょう。また、4枚の板の継ぎ目部分は所々、歩くと浮く箇所が多数あります。
歩く度にバタンバタンと軽く板を叩く音がしますが、鉄線が細かく張り巡らされているので落ちる心配はありません。足が竦むほどの吊り橋。恐怖に打ち勝ち最後まで渡り切れるか試してみては?
十津川村の郷土料理や保存食といえば「柚餅子」。そば粉、餅米、しいたけ、ごまなど様々な食材をくりぬいたゆずの中に入れ、味噌を絡ませて蒸しあげ2か月ほど乾燥させた保存食。
そのゆずみそを使った「ゆずみそおでん」が吊り橋入口近くの売店で売られています。ゆずの香りと田舎みその塩梅が絶妙なゆずみそおでん。
吊り橋を渡り終えたら、当然お腹も空くはず。先ほどまでの絶叫話におでんを食べながら盛り上がるのも楽しいでしょう。ゆずみそおでんの他にも地元で作られたものも食べることができます。
十津川村は全国で最初に「源泉かけ流し宣言」をした村です。十津川温泉郷には3つの温泉があり、温泉地温泉(とうせんじ)、十津川温泉、上湯温泉があります。
それぞれの25の全ての温泉施設で「源泉かけ流し宣言」されました。水で薄めず、沸かさず、消毒もされずまさにそのままの源泉が、滾々と湧き出る豊富な湯量を誇ります。
なかでも、温泉地温泉施設の湯温は60℃もあり湯量も豊富で、単純硫黄泉。少しぬるっとした泉質は女性のお肌にしっとり馴染む泉質です。施設も新しくリニューアルされ、明るい雰囲気の施設となっています。
また、十津川温泉郷の「三湯 湯めぐりストラップ」が1000円で販売されています。3か所の温泉の違いを愉しむのも良いでしょう。
最後の〆は温泉で癒されてみてはいかが?
「谷瀬の吊り橋」近くにはバスが駐車できるほどの広い駐車場も完備されています。売店も入口近くにあるのでトイレや小腹が空いた時など不便はないでしょう。
周辺には旅館や十津川温泉や郷土料理を頂ける施設もあるので静かにゆったりと過ごすには良いかもしれません。また、毎年「橋の日」にちなんで真夏の8月4日には吊り橋中央あたりでゆれ太鼓の演奏も。
宿泊しなくても湯めぐりストラップも各施設で販売されているので、十津川温泉郷を3か所、愉しむこともできます。
絶景の「谷瀬の吊り橋」、郷土料理、お肌に馴染む温泉。夜には満点の星空を満喫できる「谷瀬の吊り橋」に行ってみては?
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