写真:木村 優光
地図を見る建仁寺南門から東大路通りを横断し、八坂通りをさらに東へ向けて歩いて行くと、坂道の先端に立派な五重塔が見えてきます。これこそが「八坂の塔」で、坂を上るにつれて徐々に大きくなる様子を見れば、ここが京都であることを実感するでしょう。さらに、坂道の両側は和建築により挟まれているため、時代劇のセットに迷い込んだかのよう!
両側の和建築と前方に見える「八坂の塔」のコラボレーションは、京都をイメージするのにはピッタリすぎるポイントです。味のある木塀家屋をさらに引き立てるには、遠近法にて「八坂の塔」を見上げると、素晴らしい眺めですよ!
尚、このポイントですが、四条界隈から清水寺へ行く観光導線にあたり、日中は観光客が非常に多いため、ゆっくり見るには早朝が良いでしょう。この八坂通りは道幅が狭いですが、車も時折通行しますので、観光の際には十分に注意しましょう。
写真:木村 優光
地図を見る真正面に構える「八坂の塔」に両側の和建築、そしてそんな中に1台の人力車が通過していく様子は、紛れもなくシャッターチャンス!歴史好きのみならず、和建築、和関連が好きな方がこの瞬間を見れば、テンションも最高潮になるでしょうね。
写真:木村 優光
地図を見る上で紹介したポイントから「八坂の塔」の横をすり抜けて暫く行くと、これまた和建築とその後方に聳える「八坂の塔」!ごく一般的なアングルのように見えますが、実はなかなかみつけることができないアングルでもあるのです。というのも清水寺などへ足早に向かう人は、このアングルに背を向けて進むため!
これこそが忘れがちなアングルであって、前だけを向いて歩いていると素晴らしいアングルを逃してしまいますので、時にはランドマーク的な建造物がある周辺では、後方を振り返ってみることも大事ですよ。
写真:木村 優光
地図を見る次は、上で紹介したポイントからさらに緩やかな坂道を上ったところの紹介です。つまり、八坂通りを東側へ坂を上るように進み、二年坂に差し掛かった手前付近が目的のポイントになります。
「八坂の塔」を通り過ぎて緩やかな坂道を約200m上がったあたりで、後ろを振り返ってみましょう。すると今まで上がってきた道の先には堂々たる「八坂の塔」が!道路の両側は京都らしい和の建物が盛り立ててくれて、素晴らしい景観となっています。
夏場ですと写真のように左手にはピンク色の花木であるサルスベリが咲いていて、同時に見ると季節感を味わうことができます。
写真:木村 優光
地図を見る春の季節ですと、写真のように枝垂桜とのコラボレーションも見ることができます。京都の風情は春が一番美しいと言われますが、まさにその通り!そして、意外にも桜の木と「八坂の塔」とのコラボレーションを楽しむことができるポイントが少なく、このポイントは大変貴重です。
写真:木村 優光
地図を見る「八坂の塔」は拝観時期が不定期で、境内を眺めようにもなかなかそのチャンスにめぐり合うことができません。しかし、夜間は五重塔がライトアップされ、その存在感を昼間以上に見せつけることになります。
ライトアップされた「八坂の塔」を上で紹介したポイントから見ると、昼とは異なった良さがあります。両側に咲く花などは目立たなくなりますが、和レトロな外灯により照らされた石畳と「八坂の塔」のライトアップは、夜の京都の代名詞的存在!
さらにオススメなのが日没30分が経過した頃です。空がまだ真っ暗にならないトワイライトカラーの時に五重塔ライトアップを見ると、背景の空とのカラーコラボレーションにより、真っ暗な空の夜間と比較すると感動指数は高いでしょう。
写真:木村 優光
地図を見る高台公園は、有名な観光スポットでもある高台寺の西側に隣接する公園です。高台公園は最上部か高台寺の駐車場も兼ねており、二年坂側からアクセスすると、専用階段があることに気が付くでしょう。その階段の途中からは京都の街並みを見下ろせ、もちろんのごとく「八坂の塔」も京都の街並みと一緒に見ることができます。
写真:木村 優光
地図を見る夜間ともなればライトアップされた「八坂の塔」がひときわ目立ち、京都の街に光り輝く姿はまさにランドマーク!京都タワーも同時に見ることはできますが、「八坂の塔」に比べると、豆粒みたいに白く光り輝いているのがわかる程度です。
闇夜に浮かび上がる「八坂の塔」!非常に神秘的な菅名を見ることができるポイントとして、高台寺を観光したあとに、二年坂方面へ抜ける際には是非とも通行して欲しいポイントです。
法観寺の五重塔は、京都の洛東のほとんどの場所から見ることができるため、ランドマーク的存在です。夜ともなればライトアップされるため、さらなるランドマーク的存在が濃くなります。一見の価値あり!
周辺は高台寺や八坂神社、清水寺など、有名な観光スポットが点在していますので、それら観光スポットへアクセスするついでに、五重塔が見える道を通るのも良いかも知れません。
また、お土産屋も非常に多く、京都土産を買うには絶好のルートであると言えます。最近人気の和服レンタルにて和服に着替えて散策も良いかも知れませんね。どのビュースポットも京阪祇園四条駅から徒歩で約20分ほどです。
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この記事を書いたナビゲーター
木村 優光
神奈川県横浜市出身。工学系の大学入学で大阪へ転居。以降、大阪在住歴10年の間、関西の地形を独自で学ぶ。横浜へ戻り、関東と関西の文化の違いに注目する。特に両者の文化の違いを写真で表現しようと試みている最…
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