行田「古代蓮の里」は早朝がおすすめ!神秘的で美しいハスの名所

行田「古代蓮の里」は早朝がおすすめ!神秘的で美しいハスの名所

更新日:2018/07/10 13:24

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド
古代蓮の里(埼玉県行田市)は、関東を代表するハスの名所です。地元で発見された古代蓮は「行田蓮」と呼ばれ、例年6月下旬から見頃になり7月上中旬が最盛期。「神々しい」と感じる程神秘的な蓮の花の美しさは必見です!
園内には世界各国の蓮の品種もあり見応え十分。入場無料で駐車料金のみで楽しめます。蓮の花は午前中しか咲かないので、早朝から行くのがおすすめ。「古代蓮の里」の素晴らしい絶景を紹介します!

「古代蓮の里」では、行田蓮の池に直行しよう!

「古代蓮の里」では、行田蓮の池に直行しよう!

写真:藤田 聡

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「古代蓮の里」の駐車場は、朝5時から営業しています。駐車場の前には、世界各国の蓮の品種を集めたコーナーもありますが、後で見ましょう。まずは、奥にある行田蓮の池に直行します。大きな蓮池が、展望タワー前に2つもあります。

写真のように池の中にも遊歩道がありますが、境界を示す柵が低いので、池に落ちないように遊歩道中央を歩きましょう。

行田蓮は7月上中旬が最盛期ですが、お早めに!

行田蓮は7月上中旬が最盛期ですが、お早めに!

写真:藤田 聡

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行田蓮は6月下旬から見頃で、最盛期は7月上中旬ですが、蓮は早めに鑑賞するのがおすすめ。先に咲いた花が散っても、中心部分の「花托(かたく)」と呼ばれる部分が残るからです。

花中央の黄色い部分が花托で、花が散ると大きな緑色になり余計に目立ちます。開花が進むと、次第に咲いている花より花托が多くなり、見栄えが悪化します。写真撮影目的の場合は、特に注意したいポイントです。

行田蓮は午前中だけ咲いています!

行田蓮は午前中だけ咲いています!

写真:藤田 聡

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行田蓮が開花しているのは、早朝から午前中のみ。お昼には閉じてしまうので、花見は早朝から行く必要があります。頑張って早起きして、気合を入れて行きましょう!

早朝は大部分が日陰ですが、蓮の花は大型なので日差しが無くても見応え充分。複雑な花を陰の部分無しに撮影出来るので、曇天や日陰の方が写真撮影には好都合です。

行田蓮は半逆光でも神々しい美しさ!

行田蓮は半逆光でも神々しい美しさ!

写真:藤田 聡

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今回掲載した蓮の写真は2枚目が日陰、3枚目は太陽を背にした順光、この写真は右前方から太陽に照らされた半逆光です。気象条件や時間帯により移り変わる、蓮の花の魅力をお伝えする為に、意図的に条件の異なる写真を掲載しました。

それぞれの良さがありますが、太陽光線が蓮の花びらを通過して、花に複雑な日陰模様を映し出す様子も神秘的。これは「透過光」と呼ばれ、紅葉の撮影でも使われるテクニックです。

行田蓮に囲まれて記念撮影!

行田蓮に囲まれて記念撮影!

写真:藤田 聡

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行田では蓮池の中にも遊歩道があり、蓮に囲まれた記念写真を撮影出来ます。心奪われる程美しい蓮の思い出を、写真として残せるので断然おすすめ。お気に入りの一枚になり、その年を代表する一枚として年賀状用の写真に使えるかもしれません!

行田蓮の開花期間中は、午前5時から午後2時まで駐車料金を徴収しますが入園は無料です。行田市には蓮以外にも花の名所が多く、水城公園は珍しいホテイアオイの群生地で、9月から10月にかけて見頃になります。

付近には、さきたま古墳公園もあり、春は埼玉県を代表する花見名所になります。水城公園のホテイアオイと、さきたま古墳公園の桜の詳細は、別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)

古代蓮の里 基本情報

開催日程:2018年6月23日(土)〜8月5日(日)
駐車料金徴収時間:5:00〜14:00(入園は無料)
住所:埼玉県行田市大字小針2375番地
電話番号:048-559-0770(古代蓮会館)
アクセス:JR高崎線行田駅東口から行田市市内循環バス・観光拠点循環コースで約20分
※開花期間中は有料シャトルバスも運行

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/15 訪問

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