潮干狩りに何度も行かれている人はご存知ですが、初心者のために少々説明いたします。潮干狩りはいつでもできるものではありません。読んで字の通り、1日の内で潮が引いている時間のみ可能で、毎日同じ時間とは限りません。この一番潮が引いている(引き潮)時間は1日に2回あり、気象庁のホームページなどで調べることができます。
ただ、潮干狩りに行く場所が今回ご案内する木更津・金田海岸のような有名な場所には「潮見表」が用意されており、各日の潮干狩りが可能な時間が記載されています。潮見表内で「不敵」となっている日は潮の引きがよくなく休業となっている場合もあるので注意してください。
潮見表で自分たちが行く日の潮干狩りができる時間を確認したら、当日は早目に到着できるように出発しましょう。道路や駐車場の混雑が予想されます。できれば潮干狩りの可能時間の1時間前には到着するのがいいでしょう。なかには数時間前から来ている人もいます。
潮干狩り開始時間になると入場券を購入して砂浜に降りていきますが、週末や祝日はかなり混雑しており入場まで少々時間を要します。開始時間をかなり過ぎてからの到着ですと、大きめのアサリは結構取り尽くされていることもありますのでご注意ください。
潮干狩りをする場合に絶対に必要な道具というと砂を掘る「熊手」・とった貝を入れる「網」。それ以外にあったらいいなと思うものは、バケツ・日焼け止め・帽子・クーラーバックなど考えたらきりがありません。でも、金田海岸ではこれら必要な道具が潮干狩り場の手前で売られていますので、全て現地調達することができます。
そして驚いたのは、ここでとったアサリを宅配便で送ることができるのです!貝は足が速い(腐りやすい)ので配達地域は都内近郊に限られますが、帰りも手ぶらなので最後まで気軽な潮干狩りが楽しめます。また、宅配は利用しなくてもここで売られているクーラーバックに保冷剤を入れて貝を持ち帰れば、足が速い貝でも腐らずに持ち帰ることができ安心です。
海ほたるやアクアラインからも近い金田海岸は有料の潮干狩り場なので、無料の場所よりも貝がよくとれます。一般的には沖合の浅瀬に多くいると言われますが、ここでは沖合の旗が立てられているところより手前で多くの貝を見つけることができます。
また、ここでとれる貝の多くは「アサリ」です。小さめの貝も多く見かけますが、5cmから10cm位掘ると適度な大きさの貝が結構見つかります。また1つ見つかるとたいていの場合そのすぐそばに何個かの貝がいますので、頑張って見つけてみましょう。さらに、「アサリ」には管みたいなものがあり、砂浜にはこの管のための小さな穴があります。この付近を探すと結構見つかり易いです。
潮干狩りは下ばかりを向いて熱中してると時間の経つのを忘れてしまいます。気がつくと2時間経過していたなんて当たり前です。金田海岸では入場料を払うと、大人は2kgまで子供は1kgまで持ち帰りができます。それを超えた場合は1kg毎に超過料金が必要となります。ちなみに、この量で2kgです。
計量を済ませて砂浜を出ると、道具などを洗う場所やアサリを洗う場所が完備されています。また、塩ぬきや換え水用に海水も用意されていますので海水につけながら持ち帰ると砂ぬきも早くできます。
特に予約などは必要ないので、潮見表で潮干狩りができる日を調べておけば当日になってから行くことも可能です。今度のお休みの日に家族みんなで出かけてみてはいかがですか?そして、自分たちがとってきた「アサリ」を使ったごはんは一層美味しいと感じることでしょう。
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(2023/12/8更新)
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