写真:浦賀 太一郎
地図を見る玄界灘の海とはいえ、どこかのどかな感じのする唐津湾。そんな唐津湾にいくつか浮かぶ島の一つが、宝くじ当選にご利益があると言われる、宝当(ほうとう)神社が鎮座する「高島」。高島へのアクセスは、もちろん船しかありません。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る船は、ダイヤが決まっている定期船と、乗り合いの海上タクシーの二種類で、どちらも唐津城の東城内駐車場近辺の桟橋から出航します。ダイヤなど、詳しくはMEMO欄のサイトを参考にして下さい。渡船料はいずれもワンコイン以下。これから億越え当選を目指すわけですから、途轍もなく安い投資ですよね。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る桟橋から出航すると、あっという間に唐津市街の景色が遠ざかり、見事なまでにぽっかりした形の高島が迫ってきます。日本有数の海城である、唐津城の美しい天守閣を眺めつつ、波をかき分け船は進みます。海を行くこと約10分。念願の高島に到着です。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る島はのどかですが、お店には歓迎ムードのプラカードが。地元産魚の天婦羅や海鮮丼が味わえる「宝当お休み処」や、”ゴッドハンド”の異名を持つ開運母ちゃんのお店「宝当海の駅(写真)」など、ちょっとした散策をしながら宝当神社を目指しましょう。リアル招き猫が日向ぼっこをしていたり、宝くじを買えるお店もありますよ!
写真:浦賀 太一郎
地図を見る船着場から宝当神社までは、5分とかからないくらい。ご祭神は、野崎綱吉(のざきつなよし)という、戦国時代の人物。綱吉は、島を守った英雄です。古来から、玄界灘には凶悪な海賊が棲みついており、高島も海賊たちに略奪の限りを尽くされ、困り果てていました。そんな高島にはびこる海賊たちを、綱吉はたった一人で征伐し、島に平和をもたらします。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る綱吉は若くして死んでしまいますが、島民は綱吉を弔い、綱吉神社を建立。神として崇めました。明治に入ると、高島は製塩業で莫大な利益を得ます。高島の人々は、「これも綱吉様のおかげ」と喜び、「当島の宝」という意味で、宝当神社と改称し、現代に至ります。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る宝当神社に参拝した人の中から、宝くじに当たる人が多数出たことにより、広く全国に宝当神社のご利益が伝えられ、今では年間20万人を超える人々が、夢を追いかけこの高島へ渡ってくるといいます。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る冒頭でも触れましたが、社殿内の壁(写真)にはお礼参りに来た億万長者たちの書き込みがあり、本当に多くの人が宝くじに当選していることがわかります。1億円!4億円!なんていう金額を見たら、グッと信憑性が増し、億万長者への夢が現実味を帯びて来ますよね!
写真:浦賀 太一郎
地図を見る宝当神社からおよそ5分。塩屋神社は、高島の氏神様です。季節の花が咲く小径を歩き、山の麓に塩屋神社は厳かに鎮座しています。塩屋神社は、綱吉が祖先である藤原鎌足、藤原不比等(ふひと)、藤原魚名(うおな)を島の氏神として建立し、後に主祭神として大山祗神(おおやまつみのかみ)、須佐舘男尊(すさのおのみこと)、菅原道真を合祀し現在に至ります。
写真:浦賀 太一郎
地図を見るベストな参拝の順序としては、まずは土地の神=氏神様である塩屋神社に参拝をし、心を清め穏やかな気持ちになり、そして宝当神社で煩悩いっぱいに高額当選の祈願をすれば、さらなるご利益・霊験もあらたかになりましょう。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る宝が当たる、と書いて宝当神社。本来は島の人たちの誇り、我々の宝だ。という意味だったんですね。今でも、高島に住む人の大半は島の英雄である、「野崎」姓を名乗っています。高島へ当選祈願で来られる方は、ぜひそのことを心の隅に置いて、高島の人たちのように、宝当神社を誇り、そして、盛大に高額当選を祈願しましょう。さすれば、ついに念願の億万長者の夢が実現する日が来る!
かもしれませんよ!
住所:佐賀県唐津市高島523
電話:0955−74−3715
アクセス:宝当桟橋から定期船約10分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/20更新)
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