写真:ミセス 和子
地図を見るまだ雪が残る暑寒別(しょかんべつ)連山を背景に、壮大な黄色い菜の花畑が一面に広がる景色は、北海道の初夏を告げる風物詩でもあります。毎年5月中旬から6月上旬にかけて、満開の菜の花が観賞できます。
満開の時期は毎年違いますが、菜の花が満開になった頃「たきかわ菜の花まつり」のイベントが開催され、国内外から10万人の観光客で賑わいます。
菜の花の作付け面積が約180ヘクタールと日本一を誇る滝川市は、日本有数のなたね油の生産地としても有名な街です。
写真:ミセス 和子
地図を見る菜の花畑の中央には散策路があり、自由に散策を楽しむことができます。かぐわしい香りが漂い、どこまでも続く黄色い菜の花畑。忙しい日常から離れて、しばし癒しの時間を楽しみましょう。
滝川市の菜の花畑は「北海道感動の瞬間(とき)100選」にも選ばれています。形の良いお花を見つけて間近から撮影したり、丘の上や下から撮影したりと、それぞれに撮影スポットを探してみるのも楽しいものです。
写真:ミセス 和子
地図を見る菜の花は、「油菜(あぶらな)科」学名は西洋油菜です。本州では春2月〜3月に開花し、桃の節句では梅と一緒に飾られますが、北海道では5月中旬に開花する初夏のお花です。畑の雪を割って育つ様子から「雪割りばな」とも呼ばれます。
ビタミンCの含有量が他の野菜に比べて多く、カロテンやカルシウム、ミネラルが豊富でほとんど農薬を使わなくて済むので、花の後は緑肥として活用され大変有用な植物です。また、菜の花から採れるナタネ油は、食用や食品加工用に使われます。
写真:ミセス 和子
地図を見る菜の花まつりでは、街をあげて様々なイベントを開催。菜の花畑を背景に無料で写真撮影してくれるのもそのひとつで、フォトカードをその場でプレゼントしてくれます。家族揃っての写真撮影は思い出の一枚になりますよ。
会場の特設グルメ会場では、菜の花をはじめとした滝川産の食材を使った「地産地消グルメ」や、滝川の名物の松尾ジンギスカン等が楽しめる屋台が出店して多くの来場者で賑わいます。
写真:ミセス 和子
地図を見る菜の花観光の後は、菜の花やナタネ油で作ったお土産を購入しましょう。
1)自分の畑で栽培した菜種だけを使い、添加物を使わずに、手間暇かけて搾り上げた「食用油」
2)菜の花を生地に練り込み、香ばしく焼き上げた「菜の花せんべい」
3)北海道滝川産のたまねぎと菜の花で作った「菜の花オニオンソース」
4)お餅に菜の花が入っている「菜の花大福」
美味しいスイーツや安心して使える油やソース等、どれも北海道の思い出に残るイチ押しの品々ですよ。
住所:北海道滝川市江部乙町東11丁目13-3
開催場所:道の駅たきかわ
電話番号:0125-23-0031(たきかわ観光協会)
開催日時:2022年5月21日(土)〜29日(日) 10時〜16時
駐車場:あり
入場料:無料
2022年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/11/29更新)
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