写真:沢木 慎太郎
地図を見る古くから神(浅間大神)が宿る霊峰として、浮世絵などの芸術作品に描かれ、日本人の心だけでなく、世界中の人々を魅了し続ける世界文化遺産の「富士山」。強力な気のエネルギーの発生源(龍穴)でもあり、「ヴォルテックス」と呼ばれるエネルギーの渦巻きが大地から数多く噴出されています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る優美な姿の富士山ですが、たびたび噴火を繰り返し、神の怒りを鎮めるため、火山神(浅間神)として浅間神社が幾つも建てられました。美しい姿ながらも激しい火を噴く富士山は、美貌を持ちながらも火中出産を行った日本神話の女神「木花開耶姫(コノハナノサクヤビメ)」とのイメージが重なり、「日本古来の山岳信仰」→「浅間大神」→「木花開耶姫」の順番で日本の神々を祀っているのが「北口本宮冨士浅間神社」です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る日本全国に数多くある浅間神社の中でも、山梨県富士吉田市にある「北口本宮冨士浅間神社」は、日本古代史上の伝説的英雄である「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」のパワーが宿る聖地。富士山頂から噴出する強力な気の流れ(龍脈)に沿って雪解け水が湧き出る地でもあり、拝殿の左右にそびえる樹齢約1000年のご神木(冨士太郎杉、冨士夫婦檜)にも非常に強いパワーが秘められています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る富士山の麓、河口湖と山中湖の間にある「北口本宮冨士浅間神社」。中央自動車道「河口湖」出口、東富士五湖道路「山中湖」出口から近く、神社内には6カ所以上の無料駐車場があります。高速バスや電車で「富士山駅」、または「富士急ハイランド」に行き、バスやタクシー、徒歩(約20〜30分)でもアクセスすることが可能。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る参道は太い幹の杉に囲まれ、厳粛な気持ちになります。深い森の香りに心が潤い、敏感な方はここだけでビリビリとした気のエネルギーが感じられることでしょう。参道の両脇には、苔むした数多くの石灯ろう。風雪に削られ、ちょっと怖い気もします。「立行石(たちぎょういし)」と呼ばれる石もあり、ここもパワースポット。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る参道をずっと歩くと、神々しい光に包まれた「冨士山大鳥居」が見えてきます。広島の厳島神社にある海中の鳥居よりも大きく、木造では日本最大級。澄んだ空気が瑞々しく、明るい木漏れ日が降りそそぎ、ふっと優しい気持ちに。
北口本宮冨士浅間神社では毎年7月1日、鳥居に張られたしめ縄を切り落とし、「お山開き」が行われ、夏山シーズンが到来。そして、8月末に、たいまつが焚きあげられ、「お山じまい」と呼ばれる火祭りによって、夏山の終わりを告げます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る清らかな富士山の水流に浮かぶように建つ神社が「北口本宮冨士浅間神社」。拝殿(写真)は、どっしりした重厚な風格が感じられます。1900年以上の歴史の重みと、富士山に寄せる人々の信仰心。さまざまな想いが太い気の流れとなって、すっと素直に胸の奥に入り込んでくるようです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「北口本宮冨士浅間神社」は、富士山域の一部として世界文化遺産に登録されています。現在の拝殿は、18世紀の江戸時代に富士山を信仰する人々によって修復された建物で、細部にまで工夫を凝らした装飾が実に見事。武田信玄が建てた東宮本殿をはじめ、西宮本殿などは国の重要文化財に指定され、歴史ロマンが感じられます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真は、拝殿のようす。立派なしめ縄や鈴、天狗のお面などがあり、神仏混合だけでない数多くの信仰心が幾重にも重なり、独自のパワーが感じられます。ご祭神は木花咲耶姫(コノハナサクヤビメ)。夫の彦火瓊瓊杵命(ニニギノミコト)、父親の大山祇神(オオヤマツミ)も祀られています。
木花咲耶姫は、桜のような素晴らしい美貌の女神で、夫のニニギは一目惚れ。しかし、火中で出産した激しく情熱的なパワーと強い優しさを秘め、富士山の噴火を鎮める水の神としての信仰も集めます。
神社の敷地内には桜が多く、全国に数ある浅間神社の中でも、「北口本宮冨士浅間神社」は女神のパワーが強く渦巻くスポット。ドラマティックな恋愛成就を祈願し、縁結びや良縁、安産、強い運気を呼び入れる最強のパワースポットとして婚活女子に人気があるのです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る拝殿の横にある手水舎(てみずしゃ)もパワースポット。龍の口から流れる水は、富士山の雪解け水です。富士信仰の霊場・富士八海のひとつ、「泉水」から引き込んだ霊水が絶え間なくあふれ、キラキラとした水の滴が美しい。富士山の尾根に沿って流れる龍脈とともに運ばれてきた神秘的な富士の水。冷たくておいしく、不思議なエネルギーが体内に流れ込んでくる気がします。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真は、拝殿に向かって左にそびえる「冨士太郎杉」で、ご神木のひとつ。樹齢は約1000年。長い風雪を耐え抜いてきた巨木は根張りも大きく、しっかり大地に根を下ろしています。強く太く、まっ直ぐな生命の波動。電気や磁気、粒子よりも微細な波のエネルギーが生命を震わせ、勇気や自信がわき起こり、新たな決意を胸に抱くことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る拝殿の右側にある巨木が写真のヒノキで、こちらもご神木。樹齢約1000年。根元から途中で2本に幹が別れますが、再び空中で1つにつながり、「夫婦ヒノキ」と呼ばれています。途中で別れることがあっても、1000年も続く恋。何も語らず、ただ空に向かって伸びる夫婦のヒノキは、ひと際大きな感動があります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る神社の裏手には、「登山門」と呼ばれる門があり、富士山を北側から登る起点。「北口(きたぐち)」「本宮(ほんぐう)」というのは、富士登山道の北口(吉田口)の「本(もと)」にあるお宮さん、という意味です。
登山門から200メートルほど登った先にある場所が、写真の「大塚丘(おおつかやま)」で、ここは最強のパワースポット。霊感の強い方はオーラが見えます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「大塚丘」は、北口本宮冨士浅間神社の背後にある小さな丘です。ここは、日本神話の英雄・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のゆかりの場所。日本武尊は西暦110年、東夷征討の途中で富士山を遥拝し、「富士の神山は北方から拝すべし」と語った地だと伝えられています。
この言葉に従い、大塚丘に浅間大神と日本武尊をお祀りしたことが、「北口本宮冨士浅間神社」の創建の始まり。「大塚丘」は山霊の降り立つ場所であり、富士山に渦巻く強力な気のエネルギーが、日本武尊の霊力と相まって最強のパワーを生み出し、悪運を浄化。心の迷いがすっと消え、自分の行くべき道が見えるようになることでしょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、北口本宮冨士浅間神社から近い山中湖。対岸からは富士山の雄大な姿を眺めることができます。平安時代の文人、都良香(みやこのよしか)は、富士山を登り、山頂で二人の美女が白衣姿で舞う姿を見たそうです。この女神こそが「浅間大神」。後に日本神話の女神、木花咲耶姫と同一視されるようになりました。
秋の終りの山中湖。湖面に浮かぶつがいの白鳥は、互いに顔を寄せあい、その姿はハート形に似ています。恋の成就を願う気持ちは、生きようとする願い。富士の高い峰から放たれた気のエネルギーが山肌を伝い、光を受けた清流のようにキラキラ流れています。
住所:山梨県富士吉田市上吉田5558番地
電話番号:0555-22-0221
アクセス:富士急行線「富士山駅」から徒歩約20分、中央道河口湖ICから車で10分、各種高速バスで「富士急ハイランド」下車し、タクシー・バス(浅間神社前)・徒歩(約40分)
駐車場(約100台):無料
参拝時間:自由
参拝料金:無料
2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/13更新)
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