こんなに遊んでタダですか?愛知・トヨタ会館で未来を楽しく学ぼう!

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こんなに遊んでタダですか?愛知・トヨタ会館で未来を楽しく学ぼう!

こんなに遊んでタダですか?愛知・トヨタ会館で未来を楽しく学ぼう!

更新日:2016/05/31 21:19

風祭 哲哉のプロフィール写真 風祭 哲哉 B級スポットライター、東海道完歩ブロガー、青春18きっぷ伝道師

愛知県豊田市、トヨタ自動車の本社に隣接して建っているトヨタの企業ミュージアムが「トヨタ会館」。
ここは環境や安全など、クルマを通じた未来の豊かな社会に向けたトヨタの取り組みやビジョン、最新技術などをPRするための施設なのですが、難しい説明はなく、まるでアミューズメントパークかと思うようなゲーム性の高い体験がたくさん用意されているのです。
しかもこれがなんと入場も体験もぜんぶ無料で楽しめるのです!

最新のクルマづくりの技術と、クルマを通じた未来の豊かな社会がテーマ

最新のクルマづくりの技術と、クルマを通じた未来の豊かな社会がテーマ

写真:風祭 哲哉

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トヨタ会館は、トヨタ自動車がクルマを通じて創りだす豊かな社会と最新のクルマづくりの技術を展示物や映像で紹介しています。

トヨタ関連のミュージアムは、同じ愛知県の長久手市に約160台もの世界のクルマの展示が圧巻の「トヨタ博物館」が、名古屋市内には自動車だけでなく繊維機械の技術や歴史を伝える「トヨタ産業技術記念館」がありますが、この2つは有料のミュージアムとなっています。しかしこの「トヨタ会館」は純粋にトヨタの企業PRのための施設なので入場料は無料なのです。

館内に入ると正面で出迎えてくれるのは、トヨタが描くまさに未来の姿。混雑する都市の道や狭い場所でも取り回しのしやすい超コンパクトサイズの一人乗り電気自動車「i-ROAD」。自動車に「乗る」のではなく、自動車を「着る」という感覚で、乗ったまま人の集まる街中やオフィス、教室などに入っていける未来型ビークル「i-unit」。そして自動車とは一見関係なさそうな人型のロボット。
これはトヨタが開発を進めている「人との共生」を目指して、医療、介護、生活、仕事のシーンで、パートナーとして人間をサポートするパートナーロボットのひとつ。写真のロボットは上海万博の日本館で活躍したバイオリンロボットで、エントランスショーとして一日に数回、バイオリン演奏を聞かせてくれます。

最先端のエコカーから最新の安全技術まで

最先端のエコカーから最新の安全技術まで

写真:風祭 哲哉

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順路を進むと、最初は「環境と感動」のコーナー。ここに展示されているのは最先端の環境技術を装備したトヨタのエコカーの数々。
すでにエコカーのスタンダードとなっているプリウスから、水素をエネルギーとし、CO2を一切排出しないため、究極のエコカーと呼ばれる燃料電池自動車「MIRAI」(写真)まで。燃料電池自動車の分野では世界最先端を走るトヨタの、環境に対する取り組みの本気度を感じる展示が続いています。

その先の展示テーマは「安全と自由」。トヨタの安全に対する取り組みを知ることができるコーナーです。クルマがドライバーの安全運転をサポートする仕組みや、衝突時に乗員や歩行者を保護するための仕組みなどを紹介しているのですが、その中になにやら楽しそうなコーナーがあるのです。

アミューズメント感覚満載の「セーフティ・シュミレーター」

アミューズメント感覚満載の「セーフティ・シュミレーター」

写真:風祭 哲哉

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安全技術コーナーの一画にあるのが「セーフティー・シュミレーター」。
これは未来のクルマがドライバーの安全運転を自動でサポートする仕組みをドライビングシュミレーターを通じて体験できるコーナーなのですが、まるでアミューズメントパークのゲームのように楽しそう。しかもレースゲームと違って、座席も上下前後左右にけっこう激しく動きます。運転中にいろいろな危機が発生するのですが、未来の安全技術がこれをことごとく回避する、といったシーンを実際のクルマに乗っているかのごとく体験できるのです。
ちなみに、これも無料で体験できます。

体験といえばもう一つ、トヨタ会館ではWinglet(ウィングレット)と呼ばれるパーソナルモビリティの試乗体験も行っています。
これは人の足に翼を付けたように、子供からお年寄りまで、自由に安心して移動を楽しんでもらうための電動立ち乗り二輪車。セグウェイに似た形をしていますが、操作方法はより直感的で、誰にでもすぐにマスターしやすいのが特徴です。現在はまだ市販されていませんが、免許不要の未来のパーソナルモビリティとして実用化が期待されています。この体験ももちろんタダ!

ホンモノのトヨタ工場見学ツアーも

ホンモノのトヨタ工場見学ツアーも

写真:風祭 哲哉

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「品質と効率」のコーナーでは、トヨタ生産方式による高品質なクルマづくりを紹介しています。トヨタの工場といえば「カイゼン」という独自の管理手法で高い生産性を誇ることで有名。ここではその工場がミニチュア化され、その工夫に工夫が重ねられた仕組みについて知ることができます。

でも実際にトヨタの工場を生で見てみたい、という方には、このトヨタ会館から発着する工場見学バスツアーがおすすめです。事前予約制で先着順となりますが、トヨタ会館自由見学+組立工場・溶接工場を回る150分のバスツアーが、工場稼働日の平日を中心に設定されています。言うまでもないことですが、これももちろんタダです。

「企業と社会」のコーナーで、トヨタの歴史や社会貢献活動などの紹介があり、その先に進むと数多くのクルマが展示された広いスペースとなります。

モータースポーツやショールームコーナーも

モータースポーツやショールームコーナーも

写真:風祭 哲哉

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「モータースポーツ」のコーナーには世界最大規模の耐久レース、ニュルブルクリンク24時間耐久レースにトヨタが参戦した時のクルマの展示やレースへの挑戦ヒストリーの紹介があります。
このレースには『モリゾウ』というドライバー名で、現トヨタ自動車社長の豊田章男さんも参戦していた、というニュースを覚えている方も多いのではないでしょうか。

1階の最後はレクサスやトヨタの最新モデルを中心とした広いショールーム。もちろんここは販売が目的の場所ではないため、自由にゆっくりと見ることができます。普段あまり座る機会もないレクサスの運転席に深く体を沈めて「いつかはレクサス」なんていう妄想も、もちろんタダ・・・。

またこのショールームではその時々のテーマに応じたコンセプトカーが展示されています。例えば愛犬と飼い主が快適なカーライフを送るための「トヨタドックサークル」というプロジェクトから生まれた「ふわもふ可愛いドッグカー」や、洋服をコーディネートするようなこだわりのインテリアを装備したクルマ。販売店ではなかなか見ることのできない展示も数多くされています。

トヨタ会館の2階にはキッズ向けの「クルマ教室」コーナーがありますので、小さなお子さんを連れたファミリーでも楽しめます。また同じく2階のミュージアムショップでは、トヨタブランドのレアなおみやげがたくさん!トヨタの新旧の人気車種をモチーフにした食品やミニカー、文具、小物など、他では買えないグッズばかりです。

無料で、楽しく、未来が学べるテーマパーク

トヨタ会館は、トヨタ自動車の企業ミュージアムではありますが、そこは単なる企業のPRの場という概念を越え、無料で、楽しく、未来が学べるテーマパークのよう。顧客目線で徹底的に面白さやわかりやすさを追求する姿は「さすが世界のトヨタ」という感じです。

トヨタが描く未来のクルマ、それは環境にやさしく、事故を起こさないクルマ。
トヨタが描く未来の暮らし、それはもっと自由な移動と、パートナーロボットのサポートによるもっと便利な暮らし。

これもタダ、あれもタダ、とそんなところばかり目が行ってしまいますが、帰り際には、豊かな未来社会に向けたトヨタのそんな取り組みが早く実現するといい、といつの間にか思えてくる、不思議なミュージアムです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/22 訪問

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