写真:安藤 美紀
地図を見る羽田空港には朝食を食べられるお店がたくさんありますが、「ひとしなや あさごはん」は、その名前通り“ひとしな”にこだわった珍しいお店です。
お店の場所は、羽田空港 国内線第1旅客ターミナルの2F北ウイングフロア。国内線出発ロビーの近くにあるため、搭乗券をもらって出発まで少し時間がある…という時にも立ち寄りやすくて便利です。
「ひとしなや」の中には、どんぶり・あさごはん・らーめん、という一品にこだわった3つの専門店が入っていますが、各店舗の入口は別々。「ひとしなや あさごはん」は、真ん中の入口から入ります。
「ひとしなや あさごはん」は店内に入った瞬間から、フワッとした上品な出汁の香りが漂います。ガラス張りで店内を区切ったのは、あえてこの出汁の香りを楽しんでもらいたいからだとか。まずは優しい出汁の香りに、癒やされてみましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る「ひとしなや あさごはん」では、旅行者に合わせて荷物置き場を設計。下にはキャリーケース、上には上着やバッグなどが置けるようになっています。旅の出発前後に多めの荷物を持ち込んでも安心!旅行者にとって、便利で心地良い空間になっています。
写真:安藤 美紀
地図を見る「ひとしなや あさごはん」は、和食の基本となる出汁をとことん追求!
カウンターに腰掛けると、カツオ・アジ・マグロ・イワシの4種類をブレンドして作られた出汁が、お茶代わりに出されます。この出汁は、無料でおかわりが可能。気に入ったら、遠慮せずおかわりしてみましょう。
お茶代わりの出汁はシンプルで一見地味に見えますが、香りが良く体にしみじみ染みわたる味わい。「ひとしなや あさごはん」の実力が分かる一品なのです。
写真:安藤 美紀
地図を見るオープンキッチンで一際目を引くのが、2つの大きな羽釜鍋。「ひとしなや あさごはん」では、ボタン1つで簡単にご飯が炊ける機械を使うのではなく、鉄製の羽釜鍋を使用。
わざわざ重い羽釜鍋を使って米をといで炊く…。手間と労力がかかる分、香り高いご飯に仕上がるのだとか。釜の下の方になると、おこがげ付くので、それがご飯に入ることもありますよ。
お米の種類は、甘みが強い新潟産のコシヒカリを使用。なんと、ご飯もおかわり自由でテンション上がります!
写真:安藤 美紀
地図を見る「ひとしなや あさごはん」の朝食メニューはこちらの2品。
1つ目は白粥。メインは白粥(コシヒカリ)で、小付けと香の物のが付いたセットになっています。
お粥といえば塩で味付けするイメージがありますが、ここのお粥はべっこう飴に似た“べっこう餡”とよばれる醤油ベースの出汁餡をかけて食べるのが特徴です。最初は白粥をそのまま味わい、あとで“べっこう餡”をかけて味の変化を楽しみましょう。もう一つ、この朝食の嬉しいポイントはカロリーが低いこと。なんと全部食べても381kcalしかありません。
そして2つ目は鮭膳。こちらは宮城県産の鮭・小付け・サラダ・ご飯(コシヒカリ)・汁物・香の物がついたセット。皮までカリッと香ばしく焼かれた鮭が最高です。
さらに朝10時30分からは、メニューに肉膳・牛肉膳・魚膳が加わります。色々選べる楽しさも増えて、ランチやディナーでも大人気!
(※お米の銘柄、鮭の産地は変更される場合があります。)
「ひとしなや あさごはん」の総料理長は、日本料理界の「現代の名工」として知られる和食界の重鎮と言われる長島博氏。時間に忙しい旅行者の心が和む和出汁の香り、日本料理の原点である旬の素材としっかりと引いた出汁にこだわり、その味の確認を厳しく指導しているそう。
和食を極めた料理長が手掛ける料理は、単に朝食という枠ではくくれない、まさに究極の一品!旅行の前に足を運べば体を整えてくれて、旅行の後に足を運べば旅の疲れをしっかり癒やしてくれるでしょう。
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(2023/12/6更新)
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