写真:鮎川 キオラ
地図を見る美ら海水族館のある本部(もとぶ)半島の沖合に浮かぶ古宇利島は、1周8kmほどの小さな小さな島です。沖縄屈指の美しい海に囲まれながらも、大型リゾートホテルなど目立った建物などな〜んにもない島。あるのは、サトウキビ畑や紅イモ畑、真っ青な空と美しいビーチ。
それもそのはず、2005年に全長2kmにおよぶ古宇利大橋が架けられ陸続きになるまでは、名護市からフェリーでしか行けなかった離島だったのです。その為、陸続きになった今でものんびりした島時間が流れています。古宇利大橋に続いて、2010年には隣に位置する屋我地島(やがぢしま)と今帰仁村(なきじんそん)の間にワルミ大橋が開通。人気の美ら海水族館から、車で片道20分ほどで古宇利島までアクセスできるようになりました。ワルミ大橋の展望台からは、真っ青な海に架けられた古宇利大橋を一望できます。
【ドライバーさんへご案内】
ワルミ大橋は、比較的新しい橋の為、レンタカー搭載のほとんどのカーナビは、名護市から遠回りを指定してきます。ナビ通りに車を走らせると1時間以上多く時間がかかりますのでご注意を。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る青い海に向かって延びる古宇利大橋は、CMのワンシーンのような絶景ドライブコース。しかも通行無料なんです。目の前にこの絶景が現れると、車内には歓声があがること間違いなし!! 特に晴れた日の海のコントラストは大変素晴らしいので、ぜひ晴れた日に訪れることをお勧めします。
橋の手前に駐車場がありますので、記念撮影などはそちらをご利用下さい。橋の上で駐車することは大変危険です。だって、この橋を渡るドライバーはみ〜んな目の前の海に夢中だから、目の前にある停車中の車に、気づくのが遅れる可能性大。もっと海の上を体感したい方は、橋の上を歩いて渡ることもできます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る古宇利島の人気のビーチと言えば、古宇利大橋を渡ってすぐの古宇利ビーチ。人気があるだけに更衣室やシャワー室、飲食店も充実していて週末ともなると駐車場は満車。でも、せっかく沖縄に来たなら静かな場所で美しいビーチを楽しみたいもの。
沖縄本島から大橋を渡り、車をほんの5分ほど走らせれば、プライベート感たっぷりの静かで美しいビーチがあります。今回ご紹介するハートロックのあるテーヌ浜もそんな穴場の美しいビーチのひとつ。真っ青な大海原へと続く浜辺までの小道の美しさは息をのむほど。沖縄版アダムとイブの伝説から、人類の先祖が住んでいた神聖な島とされているのも、納得してしまうほど美しい風景に出会えます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るハートロックのあるテーヌ浜は、島の北側に位置しています。つい見落としてしまいそうなA3サイズくらいの白地にピンクのハートが描かれた看板が目印です。駐車場(1時間300円、1日500円)には4月から12月くらいまでオープンしている海の家がポツンと1軒だけ建っています。
ガイドブックには同じく北側に位置する渡慶浜(とけいはま)が取り上げられることが多いのですが、テーヌ浜の方が海の透明度は高いと思います。「あのビーチで泳ぎたかった〜」ってことにならないようにハートロック見学だけでなくこちらで泳ぐ用意を持ってお出かけください。砂浜には木陰も多いので、海風を全身に浴びながらのんびりするのもお勧めです。駐車場の海の家には、シャワー(有料)もあります。
※こちらの浜には監視員などいないので、あまり沖まで出ないようにご注意ください。
ところで、今まで紹介してきた写真をご覧になって、「なんとなくハート形だけど、ちょっとおしい。。。」と思われるかもしれません。実は、あるポイントから見るとハート形に見えるんです。
ひとつひとつの岩は、ちょっぴりハート形ですが、2つの岩が重なり合って見える場所へ移動してみると、きれいなハート形に見えるんです。ひとつではなく2つの岩が寄り添ってハート形に見えるなんてなんともロマンティック。このビーチの沖に夕日が沈みますので、夕焼けとハートのシルエットもそれはそれは美しいそうですよ。恋人同士で出かけるなら、夕暮れ時がロマンチックかもしれませんね。
青く輝く海に囲まれた古宇利島は、車で10分ほどで回れてしまうほど小さな島ですが、この島から見る風景は、自然のスケールの大きさを感じることのできる島です。美ら海水族館からも便利にアクセスできますので、ぜひ沖縄旅行の予定に入れてみませんか。
写真:鮎川 キオラ
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(2025/1/20更新)
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