写真:橘 凛
地図を見る「ドゥエ・イタリアン」という店名を聞いて、ラーメン屋を思い浮かべる人はそういないでしょう。しかし、店内に入って「生ハムフロマージュ」「冷製イタリア麺 赤」といったメニューを見ると、どんなラーメンが出てくるのか?期待が高まります。
写真は「生ハムフロマージュ」。生ハムとチーズがトッピングというラーメンは、世界でも類に見ないはず。ゴルゴンゾーラ入りの濃厚なチーズは時間が経つほどに溶けてきますが、スープのベースは塩なので、意外にあっさりとしています。生ハムの塩味がアクセントとなって、この組み合わせは癖になるかも。
別売の十六穀米を頼めば、〆のリゾットに。「ドゥエ・イタリアン」のコンセプトは、「丼一杯のフルコース」。最後までイタリア料理のコースのように楽しめるという粋な計らいで、店主のこだわりが感じられます。
写真:橘 凛
地図を見るもちろん、一般的なラーメンメニューもあります。写真はしょうゆラーメン。コクのある香ばしいスープにチャーシューが絡み合い、イタリアンラーメンにも負けず劣らずの味で、しょうゆ目当てに食べに来ても良いのではないかと思わせるほど。また、こちらの塩は「黄金の塩らぁめん」とも呼ばれ、生ハムやチーズなしの単品でも美味しい自信作です。他にも夏期限定の「冷製イタリア麺 赤」など色目も美しい麺のラインナップです。
替玉にも、こだありあり。国産小麦とイタリアのデュラムセモリナ粉を使った「イタリア麺」とこんにゃくを使った低カロリーの「ヘルシー麺」。ドルチェとしてジェラートもあります。こだわり食材とおしゃれな雰囲気が受けて、お客さんの大半は女性客ということです。
写真:橘 凛
地図を見るお店の外観もちょっとしたイタリアンレストランやバールのようなので、おひとり様や女性にも入りやすいでしょう。食券制で、1階はカウンター席メインですが、大きな窓からイタリア街を見渡せる2階テーブル席もあります。店内は赤と白が基調で明るい雰囲気です。
「ドゥエ・イタリアン」は、2015年に続き、2016年も2年連続でミシュランを獲得したとのこと。東京では市ヶ谷、横浜の青葉台と合計3店舗展開なので、お近くのお店に立ち寄ってみては。イタリア街の店舗は、ランチのみの営業ですが、イタリア街を眺め、イタリアの風を感じながら食べるラーメンは格別です!
写真:橘 凛
地図を見るお店があるイタリア街は、再開発されたシオサイト5区とも呼ばれ、ドラマのロケ地にもなるあたり。日中はもちろん、暗くなってからのライトアップも美しく、雰囲気満点で、イタリアで石畳の路地を歩いているような気分になれるでしょう。新橋や汐留の駅からも歩いて来られるので、ファンも多いようです。食後はイタリア街やイタリア公園を散策しても良いですね。
いかがでしたか?
イタリア料理とラーメンという意外性のある組み合わせでも、これだけバランス良く融合されたラーメンは他にはないかも知れません。リピーターが多く、ミシュラン獲得というのも頷けます。
ぜひ「ドゥエ・イタリアン」で、「生ハムフロマージュ」をお試しあれ!
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この記事を書いたナビゲーター
橘 凛
イタリア在住ライターの橘 凛(たちばな りん)です。南欧をメインに、ヨーロッパ最新情報を現地の声たっぷりにお届けします。いつもよりちょっと贅沢したいセレブな旅、短時間でもフットワーク軽く効率的に楽しむ…
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(2025/2/7更新)
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