絶景の連続!英国湖水地方「10の湖巡り」は必見いいとこどりツアー

| イギリス

| 旅の専門家がお届けする観光情報

絶景の連続!英国湖水地方「10の湖巡り」は必見いいとこどりツアー

絶景の連続!英国湖水地方「10の湖巡り」は必見いいとこどりツアー

更新日:2017/05/06 20:09

Mizuki Yoshiのプロフィール写真 Mizuki Yoshi 歴史街道トレッカー、伝統の「ワザ」案内人、日本クルーズ&フェリー学会員

英国湖水地方は、絶景スポットの宝庫。大型観光バスが入れない細く曲がりくねった山道の先に、絶景スポットや知られざる景色があります。ハイヤーツアーや、レンタカーも便利ですが、現地マウンテンゴートツアー社が小型バスで行う「10の湖巡り」は、絶景をいいとこどりします。乗用車なみの機動性で、2〜3日分の行程を効率よく案内してくれます。その中から、湖水地方で必見絶景スポット5ヶ所をご紹介します。

湖水地方で最高標高の峠、カークストーン・パス

湖水地方で最高標高の峠、カークストーン・パス

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

ウィンダミアから午前9:45時(夏季)に出発する「10の湖巡り(マウンテンゴートツアー社)」は、ボウネス近隣のホテルで参加者をピックアップ後、ウィンダミア・ツーリストインフォメーションセンター前に集合した客を乗せ出発します。16人乗り小型バスでベテランドライバーがガイドを兼任。大人42ポンドでコストパフォーマンスは非常に高く、学生とシニア(60歳以上)は40ポンドに割引となります。マウンテンゴートツアー社は25台の小型バス、中型バンを保有し、湖水地方で毎日人気のツアーを行っています。

本ツアーは16人乗り小型バスが狭い道路をくまなく走り回ることで驚きの景色を見ることが出来るのです。

ウィンダミアを出発後、ルートA592を北上し、カークストーン・パス(写真)で撮影停車します。湖水地方で最も標高が高い(454m)峠。この辺りで採石加工されるスレートの石垣がはるか視線の先へ伸び、はげ山の色と溶け合います。原始の光景です。

湖水地方で最高標高の峠、カークストーン・パス

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

カーク(Kirk)などKで始まる単語はバイキングの名残。ローマ帝国の衰退崩壊後、イギリスには、アングロサクソン、ノルマン、バイキングなどが侵入を繰り返し、ヘプターキーと呼ばれる7つの国が栄枯盛衰を繰り返しました。カークには教会の意味があり、カークストーン・パス駐車場から後方山上に立つとがった石(写真稜線上左寄り)を教会に見立てています。

キャッスルリッグ・ストーンサークル

キャッスルリッグ・ストーンサークル

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

湖水地方の人気スポットの一つが、キャッスルリッグ・ストーンサークル。大型観光バスも立ち寄れるため、観光客であふれます。先史時代の新石器時代に形成されたと推定され、BC3000年、今から5000年前に出来たと考えられています。その目的や用途はナゾですが、「マーケットが開かれた場所」や「酋長たちが手勢を引き連れて集合した場所」など諸説があります。入り口に岩のレイアウトを示す金属板があります。

キャッスルリッグ・ストーンサークル

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

巨石は放牧場の台地上に円形に並び、その一角に四角く囲った場所があります。並び方は規則性があるような無いような、微妙な配置が楽しめます。

キャッスルリッグ・ストーンサークル

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

ストーンサークルのある台地周囲は小山に囲まれ、広々とした風景が広がっています。

サプライズ・ビューでは3度の驚き!

サプライズ・ビューでは3度の驚き!

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

サプライズ・ビューへ出かける前に、ケズウィックの街でフリーランチです。おススメは何といってもケズウィック御用達のフィッシュ&チップス。お店の名前は、オールド・ケズウィッキアン(写真正面)。40〜50分の短い休憩時間なので、左手のレストランでゆっくり食べるものいいですが、右手のテイク・アウトで購入すると、時間がセーブできます。レモンと塩だけのシンプルでアツアツ!是非お試しください。

サプライズ・ビューでは3度の驚き!

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

ダーウェント湖観光の街ケズウィックの南にサプライズ・ビューと呼ばれる絶景ポイントがあります。左手足下は断崖絶壁、手すりもなく足がすくむ高さです。下に見える建物の大きさや、写真少し上方のカヌー、小型ボートの大きさがサプライズ・ビューの高さを示しています。ダーウェント湖の色のグラデーション、注ぎ込む川の流れ、山並みの美しさに驚かされる二重のサプライズがあります。

サプライズ・ビューでは3度の驚き!

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

左手奥の山の岩肌が羊の親子に見えるのが三つ目のサプライズです。

ダーウェント湖のはるか後方に、バッセンスウェイト湖を同時に見ることができます。湖水地方には約20の「湖」がありますが、正式に湖と呼ばれるのは、バッセンスウェイト湖のみ。その他の「湖」は、lakeではなく、-mere(湖、池)やwaterと呼ばれています。ウィンダミア湖やグラスミア湖は、WindermereやGrasmereで、ダーウェント湖はDerwent Waterです。

英国で2番目に多く写真を撮られる橋

英国で2番目に多く写真を撮られる橋

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

英国で最もよく写真を撮られる橋は、ロンドン・テムズ川にかかる、タワーブリッジ。2番目に多く写真を撮られる橋が、ダーウェント湖を遠くに望む、アシュネス・ブリッジ(写真)です。素朴な石組の風合いは、湖水地方の土産物店のチョコレート、ミント菓子、ショートブレッドなどのパッケージに使われています。アシュネス・ブリッジは、サプライズ・ビューからわずかに降りてきた場所にあります。サプライズ・ビューでの圧倒的パノラマを見た後では、アシュネス・ブリッジの小粋な魅力が更に際立ちます。二つの絶景の対照を是非味わって下さい。

サプライズ・ビューやアシュネス・ブリッジは、16人乗り小型バスが何とか入れる道路です。フットワークの良さが際立ちます。

世界でここだけ! サラ・ネルソンのジンジャーブレッド

世界でここだけ! サラ・ネルソンのジンジャーブレッド

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

ウィンダミアへ帰る前に立ち寄るのが、ワーズワースが愛した街、グラスミア。世界中で、ここにしかないサラ・ネルソンのジンジャーブレッドの店に立ち寄ります。シンプルに包装されたジンジャーブレッドはレシピ完成から160年以上の歴史があり、6個入り3.5ポンド、12個入り5.95ポンド。小さな店には絶えず客が並びますが、店は売れ筋商品を積み上げ段取りよく客をさばきます。

世界でここだけ! サラ・ネルソンのジンジャーブレッド

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

店によると、ジンジャーブレッドは「大体一週間をめどに食べてほしい」そうで、長期保存ができません。茶色のそぼろのような外観、ジンジャーの素朴な味。ビスケットほど硬くなく、ケーキほどやわらかくありません。絶妙な歯応え。是非、味わってみてください。

世界でここだけ! サラ・ネルソンのジンジャーブレッド

写真:Mizuki Yoshi

地図を見る

尚、サラ・ネルソンの店の右手に墓地入り口があり、湖水地方を愛し、その詩を書いたワーズワースや彼の家族が入り口から15mほどの墓地(写真)で静かに眠っています。寄ってみてはいかがでしょう。

おわりに、

小型バスによる「10の湖巡り」を利用すれば、大型観光バスや、個人ではなかなか行けない場所にも効率よく訪問できます。気に入った場所があれば、今度は時間をかけて訪れてみてはいかがでしょう。日本の旅行社からの予約も可能(MEMO欄)なので、数日間の滞在スケジュールをお考えの方は、こうしたツアーの使い方も検討してみてはいかがでしょう。

ご紹介したツアーでは、ダーウェント湖の50分クルーズ(夏季のみ)が昼食前に含まれ、クルーズ後、ケズウィックで各自自由昼食休憩があります。名物の揚げたてアツアツのフィッシュ&チップスを是非味わってみてください(MEMO欄)、そのボリュームはサプライズです。この他、ホニスター・パス(ホニスター峠)の絶景や、バターミアでの地産アイスクリーム農場立ち寄りなど盛りだくさんの訪問の後、17:30頃ウィンダミアに戻ります(夏季)。ドライバー兼ガイドさんは、乗客のリクエストやトイレ休憩など、こまめに対応してくれます。その他関連情報をMEMO欄に入れておきます。

尚、ツアー中はドライバーさんが無料トイレに案内してくれますが、グラスミアのみ有料トイレを使用します。20ペンスコインが必要です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/16−2016/05/22 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルジェイピーでまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -