きかんしゃトーマス?鉄道ファン必見!英国湖水地方の「SL」に乗ろう!

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きかんしゃトーマス?鉄道ファン必見!英国湖水地方の「SL」に乗ろう!

きかんしゃトーマス?鉄道ファン必見!英国湖水地方の「SL」に乗ろう!

更新日:2016/06/03 10:16

Mizuki Yoshiのプロフィール写真 Mizuki Yoshi 歴史街道トレッカー、伝統の「ワザ」案内人、日本クルーズ&フェリー学会員

英国湖水地方ウィンダミア湖畔から、レイクサイドへ向かうクルーズ船にのると、到着後岸壁直結駅からSLに乗車できます。1910年代〜1950年代製造のビンテージSLがピカピカに整備され、ハバースウェイト駅まで約18分の鉄道旅。列車は、ハバースウェイト駅からすぐに折返しますが、連結切り替え作業と、更に1〜2台のSLを見ることができます。ボウネスからSLに乗る旅を、とっておき情報を併せてご紹介します。

名称及び番号:3698、リパルス号 黒光りのSL

名称及び番号:3698、リパルス号 黒光りのSL

写真:Mizuki Yoshi

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蒸気機関発祥地英国には、鉄道ファンやボランティアが多く、今も現役のSLを見ることができます。ボウネス桟橋で「レイクサイド+トレイン往復」チケット大人15.8ポンドを購入すると、ボウネス〜レイクサイド間の船での往復(片道40分)と、レイクサイド駅〜ハバースウェイト駅間のSL往復ができます。ボートがレイクサイド岸壁に着岸すると、わずか5分〜10分の乗継でSLが出発します。SL運転手たちは、「LOCOドライバー」と呼ばれています。帽子とつなぎ服と誇らしい表情を是非見てください。

レイクサイド駅〜ハバースウェイト駅間は、片道18分の短い鉄道旅ですが、ゆっくり走るので、ウィンダミア湖から注ぎだすリーブン川沿いの美しい河畔風景と、なだらかな山の斜面に放牧場を眺めることができます。線路わきに清流が寄り添い、目を凝らすと、野生のシカが見えることもあります。客席上部の小窓がスライドして開くため、窓ガラスなしで撮影可能。但し、前方機関車から大粒の黒煙ススが飛び込み、撮影に夢中になると煙だらけになるので写真もほどほどに。

機関車(写真)は、「3698、リパルス」、1950年製造。レイクサイド&ハバースウェイト鉄道社資料によると、1975年に機関部品が完全に摩耗し退役状態となりましたが、1976年にスクラップ寸前のエンジンを購入し、大チャレンジとなった修理を経て、現役続行中です。顔が映るほどに磨かれた見事な整備状態を堪能しましょう。

名称及び番号:1245 アレッ!これって・・・?

名称及び番号:1245 アレッ!これって・・・?

写真:Mizuki Yoshi

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機関車(写真)は、1911年製「1245」。アレッ!どこかで見たような、でも何か足りないな・・・と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。レイクサイド&ハバースウェイト鉄道社資料によると、この「きかんしゃ」は、1972年に完全に使命を終え、スクラップ用としてその後30年間倉庫で完全に忘れ去られていました。これを2004年にレイクサイド&ハバースウェイト鉄道社が購入し、19カ月に及ぶ徹底的な修理を実施。カレドニアの海のようなブルーに塗り替え、レイクサイドへ初めて走ったのです。

機関車前面の煙室扉に「白いまん丸のおなじみの顔」が付きます。「きかんしゃトーマス」のイベントが11月に予定されています。

名称及び番号:2682、プリンセス号 その昔、シャベルでベーコンを焼いた!

名称及び番号:2682、プリンセス号 その昔、シャベルでベーコンを焼いた!

写真:Mizuki Yoshi

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写真は、「2682、プリンセス」。この愛らしい小型機関車が作られたのは1942年。ここへ来る前は、西インド諸島からの輸入バナナ保温用に蒸気機関が使用されていました。現在、鉄道繁忙期には5輌か6輌の客車を引っ張ります。小型軽量機関車の為、車輌が重いと、油が滴るレール上では「スベって」しまいます。そんなプリンセスは乗員たちに大人気です。

SL全盛期だったその昔、運転手など乗務員は多忙で、停車中に運転室で料理し、食事しました。フライパン代わりにシャベルをSLの燃焼室に差し込み、ベーコンやソーセージなどを焼きました。これをパンにはさみ食べたのです。料理専用のシャベルで調理しました。

ハバースウェイト駅で連結切り替え中のリパルス号

ハバースウェイト駅で連結切り替え中のリパルス号

写真:Mizuki Yoshi

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レイクサイド駅とハバースウェイト駅には機関車のターンテーブルが無いため、双方の駅で、スイッチバックによる機関車連結切り替えを楽しめます。ハバースウェイト駅には、列車後方位置に線路をまたぐ橋があり、鉄道ファンには絶好の撮影スポットです。

ハバースウェイト駅到着後、直ちに機関車の連結替えです。写真は先頭機関車がはずれたところ。鉄道ファンは世界共通、機関車や客車にぎりぎりまで寄り、出発間際まで撮影です。列車は、作業が終了すると、到着からわずか12〜15分程でレイクサイドに向け出発します。乗客は、ハバースウェイト駅に残り次の列車を待つこともできます。駅には軽食や飲み物、土産店などがあります。殆どの乗客は折り返しの列車に乗っていきます。3台の機関車の撮影とスイッチバックの様子などを堪能し楽しんでください。

SLの広々とした客車

SLの広々とした客車

写真:Mizuki Yoshi

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英国では線路の軌間が標準軌、車内はゆったりと広く、木調のレトロな車内は趣のあるソファとともに、くつろげます。英国の一般の鉄道同様、走行中に検札があります。レイクサイド駅に着くと、機関車の連結切り替えが始まりますが、ボウネスへ戻る船が到着するまで20分前後待ち時間があるので、往路より切り替えの様子をすこしだけゆっくり楽しめます。

おわりに、

以下はSLファンへ、とっておき情報!

レイクサイド&ハバースウェイト鉄道社では、「THE ULTIMATE STEAM EXPERIENCE(=究極のSL体験!)」と称して、1日運転手を2016年11月の6日間(15日〜17日、22日〜24日)に限り有料で募集中です。1人参加(850ポンド支払い)から、チーム4人(4人で1250ポンド支払い)参加まで可能。運転手、燃焼手、見張手、信号手などの役割を経験できます。

参加者は、当日朝7:30から説明を受け、キット(安全ゴーグル、手袋、運転手の帽子、土産、参加者記念写真、ガイドブック、証明書)を受けとります。個人で準備するものは、つなぎ服、頑丈な靴、防水用具など。9:30からレストランで朝食ですが、希望がある場合は、昔の鉄道マンがやったように、汽車の中でシャベルを使ったワイルドな調理も可能!朝食後、昼食後にそれぞれハバースウェイト駅〜レイクサイド駅間を2往復ずつします。

レイクサイド&ハバースウェイト鉄道社に問い合わせのところ、日本からの参加もOK。但し、本SL運転体験には事前予約が必要です。料金は当日の支払になるようです。ご興味のあるかたは、詳細をMEMO欄に入れた情報を確認の上、問い合わせてみてはいかがでしょう。

我こそはの鉄道ファンは2016年11月1日、夢のSL運転に挑戦し、シャベルのベーコン焼きに舌鼓してみてはいかがでしょう。きっと一生の思い出になるのでは。トーマスのイベントは、11月5日&6日、大人も子供も1人13ポンドですが、家族(大人2人+子ども2人)では、47ポンドです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/16−2016/05/22 訪問

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