写真:瀧澤 信秋
地図を見る宇都宮駅西口に立地するホテルですが、駅から各種飲食店が建ち並ぶアーケードをすすみ、エントランスへ向かうエレベーターまでなら、徒歩1分もあれば到達できる立地。何より、雨に濡れずにアクセスできます。
ホテルのあるビル1階のスーパーマーケットをはじめ、アーケードの飲食店、ホテル内の店舗も含めると食事に困ることはありません。ホテルフロントのある3階には、有名な「餃子 宇都宮みんみん」ホテルアールメッツ店をはじめ、「すしざんまい」宇都宮駅店など注目の飲食店もあります。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る駅前好立地の秘密は、JR東日本系列のホテルということです。全国各地にJRや私鉄などが母体となる鉄道会社系列のホテルは大変多くあります。JR東日本ホテルズは、都市部でシティホテルカテゴリーとなる「ホテルメトロポリタン」、ビジネスホテルカテゴリーとして「ホテルメッツ」をブランド展開しています。
同じくJR東日本ホテルズの系列であるホテル アール・メッツ宇都宮ですが、既存のブランドカテゴリーには属さない新たなコンセプトホテルです。とはいえ、既存ブランドと同様、駅直結(至近)という立地は強みです。元々はJRの駅ビル「パセオ」3〜9階のショッピングフロアだったスペースが、ホテルへコンバージョンされたものです。ホテルフロント前には、路線図と上野−宇都宮のサボが置かれています。やはり鉄道が意識されています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテル業界の変化はスピーディー。気付かないうちに新たなコンセプトのホテルが現れるのは日常茶飯事です。そのような中で、ホテル アール・メッツ宇都宮の多様なコンセプトは注目に値するでしょう。
デザイン性の高さはエレベーターから客室フロアに降り立った瞬間に実感します。突然目に入るキューブは「R-CUBE」。大谷石地下採掘場の荘厳で神秘的な空間をイメージしています。また、各階の展示スペースでは、地域文化や自然なども紹介されています。
アール・メッツの「R」は3つのコンセプトを基軸にしています。Region(地域の魅力再編集)、Recycle(既存建物の利活用)、Revival(地域活性化)と、地元と環境をテーマにコミュニティ機能も有しつつ、地域の活性化に貢献していくことを目指しています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る進化系のホテルにふさわしい客室のクオリティです。全客室19平方m以上を有し、ツインならば28平方m〜を確保。コンセプトルームや洗濯機が配された長期ステイ向けの客室もあります。
備品、アメニティも揃っています。加湿機能付の空気清浄機やデジタルオーディオプレイヤーをはじめ、アロマ機器やマイナスイオンドライヤーなどを見るに、女性の快適滞在への気遣いも感じられます。また、ベッドの質感も高く、非日常空間のホテルながら快適な客室滞在が期待できます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るルームキーで入室できる5階の「ゲストラウンジ」には驚きです。見上げるような天井高や広々したスペースは開放感も抜群。上質なソファが余裕を持って配され、雑誌はもとより書籍、大型テレビやパソコン、ホットコーヒーなどなど至れり尽くせり。利用時間が6時から23時までと長時間開放されています。ビジネスセンターとしての機能も高いでしょう。
また、宿泊者が利用出来るフィットネスルームもあります。客室が主体となりがちなビジネスホテルとは異なり、使いやすい様々なパブリックスペースを利用して、ホテル全体を楽しめることにも注目です。
時にホテルの打ち出す刺激的なコンセプトは、快適な宿泊や寛ぎとは相容れない場合もありますが、ホテル アール・メッツ宇都宮の多様なコンセプトの軸にあるのは「地域」。栃木、そして宇都宮を感じることが出来る快適ホテルです。
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(2024/12/2更新)
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