写真:浅井 みら野
地図を見る5月中旬から6月上旬、10月下旬から11月下旬に見ごろを迎える「ローズガーデン」。植えられたバラの数は170品種1000株ほどで、とても見応えのあるエリアです。エリアを一望できる場所に設けられた木製ベンチ。ベンチの周りも季節の花々が植えられ、ひとやすみしながらじっくり観察することができます。
ベンチの他にもエリア中央には噴水が設けられ、英国式庭園の趣きが感じられますよ。春になるとピンク、白、黄色のツルバラによる色鮮やかなトンネルが訪れた人を迎え入れます。色鮮やかな花園は目で見ていても十分楽しめますが、訪れた際はぜひ濃厚なバラの香りもお楽しみくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見るフラワーパーク中央に位置する大温室クリスタルパレス。自動扉が開いた瞬間に見事な球根ベゴニアとゼラニウムが出迎えてくれます。最初の部屋は「パティオ」と呼ばれ、スペインの中庭という意味。陽光がたっぷり注がれる室内に、壁掛けの植木鉢が並べられ、窓にも可愛い模様があしらわれるなど素敵な空間になっています。
球根ベゴニアとゼラニウムの前にはベンチが設けられており、絶好の記念撮影スポットとなっていますよ。日本で撮ったとは思えない素敵な写真に仕上がりますね。他にも壁際にはスペインらしい水場があり、水に浮かぶ花々が涼し気です。訪れた際はぜひ部屋を一周されることをお勧めします。
写真:浅井 みら野
地図を見るパティオを抜ければ「クリスタルパレス」のメインフロアへ。季節ごとの花が随時植え替えられ、秋はハロウィン、冬はイルミネーションなど常に変化し続ける空間です。毎時設けられる展示テーマにもぜひご注目ください。ステンドグラスやテラコッタ(焼き物)など、ガーデニング用品以外も意欲的に取り入れたこともあり、ひとつのアート作品のようです。
奥にはステージも設けられており、メインフロアを見渡すこともできますよ。フロア内にある温室カフェでは、ソフトクリームなどの軽食が頂けます。自慢のローズをゼリー状にしローズ風味のソフトクリームにかけたものや、ローズジャムをトッピングしたものなど、ローズ尽くしのスイーツを楽しめます。
写真:浅井 みら野
地図を見る日本で初めてモザイカルチャーの世界大会を催した浜松市は、「日本のモザイカルチャー発祥の地」といわれています。モザイカルチャー、聞きなれない言葉ですよね。“モザイク”と“カルチャー”の造語で、動物や風景などを植物で表現したものをいいます。2009年に行われた世界大会の会場がここ、はままつフラワーパークでした。
当時の雰囲気を残そうと、“モザイカルチャーメモリアルガーデン”には巨大な作品がずらり。ナスカの地上絵を果敢に植物で表現したものや、今でも踊りだしそうな躍動感たっぷりの楽器オーケストラなど、見ていると胸が弾んできますよ。不思議の国のアリスのような雰囲気が感じられるエリアです。
写真:浅井 みら野
地図を見る30万平方メートルという広大な敷地内を巡る“フラワートレイン”。2016年3月19日に新しく仲間入りしたマーミー号は、青に金色が光るクラシカルな外観が特徴です。まるでおもちゃの機関車のように可愛らしいですよね。約15分かけてパーク内を一周します。園内に設けられた複数の停留所から乗り降りできるので、途中で歩き疲れても安心ですね。
はままつフラワーパークの料金システムが面白いです。春から初夏(3-6月)にかけて、花が一番の見ごろを迎える時期は600〜1000円と一番高額に設定され、気温が暑く花の種類も限られる夏(7-9月)は無料となっています。花がいかに季節の授かりものか分かりますね。
花を主役に置きつつ、ベンチや噴水、レンガ造りなどガーデニングファーニチャーまで徹底的にこだわっているからこそ、心ときめくメルヘンワールドが完成されています。可愛いに囲まれた夢のような世界、思いっきり浸ってみませんか。
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(2024/10/13更新)
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