老舗から人気レストランまで!京都駅のオススメ駅弁5選

老舗から人気レストランまで!京都駅のオススメ駅弁5選

更新日:2016/05/28 17:54

けいたろうのプロフィール写真 けいたろう 旅するグルメライター
旅の楽しみといえば、何といってもグルメ。そして旅グルメに欠かせないのが、駅弁です。世界屈指の観光地であり、国内外から多くの観光客が訪れる京都。新幹線、JR線、近鉄、地下鉄と多くの鉄道が乗り入れ、多くのバスが発着する京都駅で、人気店が提供するオススメの駅弁を厳選。京都でも指折りの老舗から店からオシャレなレストランまで、幅広いラインナップになっているので、京都旅行での駅弁選びの参考にしてみてください。

六盛の手まり寿司弁当

六盛の手まり寿司弁当

写真:けいたろう

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最初に紹介するのが、六盛(ろくせい)の手まり寿司弁当。六盛は、平安神宮の西隣、疎水の川沿いにあり、小さな木桶に季節の京料理を盛りつけた「手をけ弁当」で有名な老舗料亭。

手まり寿司弁当は一折二段となっていて、1段目は、タイ、アナゴ、エビなどの手まり寿司、2段目は、ひと口サイズの季節の京料理という、ちょっぴり贅沢な構成。パッケージもカワイイ2段重ねのお弁当は、素材の味を生かした京風の味付けで、コロコロと可愛らしく、女性でも食べやすくなっています。

京都でも屈指の有名老舗が手掛ける京料理お弁当は、京都駅併設の伊勢丹の地下2階で販売しており、いわゆるデパ地下グルメとしても有名な一品。

侘家古暦堂のふわふわ卵の鶏カツ弁当

侘家古暦堂のふわふわ卵の鶏カツ弁当

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次に紹介するのは、侘家古暦堂(わびやこれきどう)のふわふわ卵の鶏カツ弁当。京都祇園の花見小路にお店を構え、石焼親子丼で注目を集める鶏料理のお店の弁当は、チキンカツ重。

鶏料理屋さんが手掛けるジューシーなチキンカツとお米の間には、カレー風味のキャベツと玉ねぎのソテーと、ふわふわのいり卵。カレー味のキャベツとチキンカツという、京風とは程遠い組み合わせですが、全体の印象としては、やはり京都料理という感じのする不思議で美味しいお弁当。こちらのふわふわ卵の鶏カツ弁当は、新幹線改札内の売店で販売されています。駅弁でもガッツリとボリュームを楽しみたい方にもオススメ!

伽芽論の季節のロール弁当

伽芽論の季節のロール弁当

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次に紹介するのは、伽芽論(キャメロン)の季節のロール弁当。こちらの画像は、35品目春のごほうびロール弁当。御幸町の洋食レストランさんのお弁当は、思わずピクニックに出かけたくなるようなカラフル幕の内。

何から食べていいか思わず迷ってしまいそうになる、彩り鮮やかなお弁当は、和と洋の料理のバランスが絶妙なヘルシーアンドボリューミー。老若男女すべての方にオススメの季節のお弁当で、しかもお値段も864円と大変リーズナブル。

こちらのお弁当を販売しているSUVACO(スバコ)は、京都駅改札外2階、時の灯(ときのあかり)のモニュメントを囲むように営業するお店なので、新幹線を利用しない京都観光でも便利。

花梓侘の京のおたぬきさん

花梓侘の京のおたぬきさん

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次の駅弁は、ちょっと変わった一品。花梓侘(かしわい)の京のおたぬきさん。京都北山に店を構え、一口サイズの『つまみ寿司』で有名な、花梓侘が京都駅で販売。おたぬきさんという聞きなれない名前は、湯葉を甘辛く煮て酢飯を包んだオリジナル商品で、おいなりさんの油揚げの湯葉バージョンとなっています。

小さな黄色く包まれたお寿司が、お行儀よくキッチリと並んでいる姿は、愛らしいの一言。湯葉に包まれた酢飯には、しぐれ煮にした牛肉や、しば漬けなど、それぞれ別の具材がふんだんに入っていて飽きが来ない工夫がなされていて、甘めの酢飯を包む湯葉の、つるりとした不思議な食感で、どんどん食べてしまいます。

5個入りで540円という、量と値段なので、一人一つずつ駅弁を買って、もう少し追加でシェアしたいという時にもオススメ。先ほどの伽芽論の季節のロール弁当と同様にJR京都伊勢丹SUVACO(スバコ)で販売されています。

穂久彩の太秦ロケ弁当

穂久彩の太秦ロケ弁当

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最後に紹介するのは、東映太秦映画村の近くに、本店を構える宅配弁当屋さん穂久彩(ほくさい)からの一品。その名も、太秦ロケ弁当。駅弁でありながらロケ弁という変わったお弁当は、京都の撮影所でロケをしていた、必殺シリーズの中村主水役でお馴染みの、故・藤田まこと氏の要望を反映して作った特注弁当がモデルとなっています。

フタを開けると、大物俳優のわがままを老舗のお弁当屋さんが実現した、こだわりのおかずがたっぷり。脂がのった大振りの塩鯖、山椒の効いた唐揚げ、ウナギのかば焼き、煮汁をたっぷり含んだ飛竜頭の炊き合せ、だし巻き玉子というラインナップ。

定番いいとこ取りに混じって、いかにも後乗せ的な、小さめのウナギのかば焼きが、ちょこんと乗っているのが特徴的。「一口だけでもいいからウナギも入れて欲しい」というわがままを言ったのでしょうか?他にも、「塩鯖、良いヤツ入れといて」、「唐揚げもピリッと味のキツいの1個」、「煮汁たっぷりの飛竜頭も入れといて」と声が聞こえてきそうです。

ご飯には、定番の梅干しではなく、シソふりかけが、一つまみだけ掛かっているのも、怪しいです(笑)実際に食べると、どれも美味しくて「よくぞわがままを言ってくれた」という気持ちになります。

列車の旅にも京都観光のお供にも

京都駅では、京都市内に散らばる有名店が手掛けるお弁当が多数販売されています。1回の旅行では、味わえないような複数のお店の味を手軽に堪能できるので、うれしい限り。

旅行や出張の帰りの新幹線のお供もいいですが、駅弁を買って、あえて京都観光に出掛けるのもオススメ。行楽シーズンの鴨川でお弁当を広げれば、お店では体験できない解放感のあるグルメが味わえます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/12−2016/05/19 訪問

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