写真:吉田 彩緒莉
地図を見るウォーキングストリートはパタヤビーチで一番の歓楽街。男性はまずここを目指しますが、パタヤを知っている女性や家族連れは、あまり立ち寄りたくないエリアです。ところが、実際に行ってみると意外とあっけらかんとしていて、毎日お祭りのような騒ぎなので、思ったよりダークではないとすぐに気付く事でしょう。純粋にビーチリゾートを楽しみたい人は、明るい時間に訪れましょう。
特にパタヤは夕日の名所なので、海沿いのシーフードレストランから絶景を望むことができます。とはいえ、観光客向けお店は高い!そんな店より良い店がありまっせ!
パタヤの歓楽街の中でも、最も目立つ歓楽街、ウォーキングストリートの入り口という「ええっ?まさかこんな所に?」と思うような場所にあるのが「パタヤビアガーデン」です。
なんと入り口はタイではバービアと呼ばれる、夜の商売のおねえさんたちがいるバー!男性はウハウハ、女性はどきどき、カップルなら彼の視線が気になります。家族連れなら「パパ!ここは何?」と叫ぶ子供の口をふさいでしまいそう(笑)。勇気を出して、そんな彼女たちの間をすり抜けて進みます。
でも大丈夫!彼女たちはこのストリートの名物。まだ夕方なので、屋台で買ってきた食べ物をつまみつつお客さんを迎えるためのメイクに余念がありませんが、誰に対してもとってもフレンドリー。商売に無関係な女性にも挨拶してくれます。しかも子供のいる家族連れは驚いてしまうと思いますが、子供にはとっても優しい!
ちょっとディープなパタヤの裏側を覗きながら、店内を通り抜けると、海に面したテラスがあります。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る暑いタイではキンキンに冷えたビールがやはり一番。丁寧な店員さんに案内された席に座ってぐいっと飲み干せば、先ほどのディープな入口を忘れてしまいそうなリゾート感。夕日を見ながら穏やかな時間を過ごせます。また、これだけの歓楽街の中にありながら、テラス席はほとんどがタイ人の家族連れ!パタヤのビーチ沿いには、海を見ながら食べられる、観光客向けの高価なシーフードレストランが軒を連ねていますが、さすがタイ人は安い店をよく知っています。
飾り気のないテラス席ですが、清潔感があり、すっきりしていて居心地は抜群。屋内があれだけディープなのに、テラスに出た瞬間、一気にのどかなムードになるのがユニークです。遅い時間は即席のタイ人女性と外国人男性カップル率が急激に上がるので、そんな光景を見たくない人は、夕日を見に早目の夕食に出かけるのが丁度良いですよ!
とはいえ、そのおかげでこの店は欧米人が多いので、洋食もかなりのレベル。タイ料理に飽きていたら、ハンバーガーやステーキなどのグリル料理にかぶりついても良いかもしれません!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るパタヤの観光客向けオーシャンビューレストランでは、300バーツ以上(2016年5月のレートで900円以上)はするトムヤムクン。物価が急激に上がってきたタイでは、店によっては日本でタイ料理を食べたほうが安いかもしれませんね。でもこの店は150バーツ(2016年5月のレートで450円以上)!他店の半額程度です。なるほど…タイ人観光客が押し寄せる訳ですよね。
トムヤムクンは酸っぱいから苦手、と言う人もいますが、味噌汁と同じで店によって味が異なります。この店は濃厚で辛く、酸っぱさは控えめ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る夕日が丘に隠れると、今度はパタヤ名物の船上レストランや、歓楽街に煌々と明かりが灯ります。この店はフードメニューだけではなく、ドリンクも安めの設定なので、ゆったりと時間が過ごせます。瓶ビールが多い中、サーバーがあるのでタイガービールやハイネケンの生ビールも置いてあり、ガッツリ飲みたい人はボトルのワインも別メニューで用意しているそうなので、聞いてみてください。この景色なら、思わず長居しちゃいますよね?
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るゆっくりと食事を楽しんで「さて、出ようか」となると、再度、あのディープなバービアを通らなければなりません。ちょっと嫌だな、なんて思わないでください!食事が済んだ頃にはバービアはお客さんで一杯!なんと中央にはムエタイのリングまであるんです。他にもきれいなおねえさんたちとビリヤードを楽しむお客さんの姿も。みんなめちゃくちゃ楽しそう!
男性は夜のおねえさんにおごって駆け引きを楽しみますが、自分たちが飲む分には、ドリンク代も安いし、女性や家族連れがいても観光地なのでそんなに浮きません。下世話な雰囲気が嫌いな人には勧めませんが、意外と楽しいので、パタヤのディープな夜を楽しんでみてはいかが?
ちなみにムエタイ選手は、お腹がブヨブヨ。一線で活躍している選手ではない事だけは保障できます(笑)!
いかがでしたか?「パタヤビアガーデン」はパタヤ一番の歓楽街の入り口に佇む、いわば目印のような場所。こんなに目立つ場所にあるバービアの奥に、夕日がきれいでローカル色の強いレストランがあるとは驚きですよね。
タイが初めて、パタヤが初めて…という人や、健全な旅を求める人は「パタヤビアガーデン」のテラス席にたどりつく前に、入り口を見て、入る気がなくなってしまうかもしれません。でもわかりやすい入口、入りやすい場所なら、穴場とは言いませんよ!
不健全さもまたタイの一つの顔。日本では見ることができないドキドキする光景も、楽しみの一つです。
さあ、勇気を出して足を踏み入れましょう!絶景と、安くて美味しい料理が待っています!
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(2024/11/9更新)
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