カピバラの聖地「長崎バイオパーク」ワクワクの餌やり体験が楽しい!

カピバラの聖地「長崎バイオパーク」ワクワクの餌やり体験が楽しい!

更新日:2019/05/08 10:45

堀内 京子のプロフィール写真 堀内 京子 旅行ライター、温泉ソムリエ
長崎県西海市は西彼杵半島の北部に位置し、起伏に富んだ地形で眺めの良い風景が広がっています。美しい夕陽が見られるスポットや自然を楽しめる穴場スポットもたくさん点在。

観光地は七ツ釜鍾乳洞・西海橋公園・長崎バイオパークなどが有名。その中からご紹介する長崎バイオパークはカピバラを始め、たくさんの動物と直接触れ合えて、餌やり体験が楽しいですよ。これがカピバラ?と笑ってしまうユニークな姿にも癒されます。

動物たちがのびのびと暮らす生態展示

動物たちがのびのびと暮らす生態展示

写真:堀内 京子

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長崎バイオパークは、もともと1つの山だった場所に自然の地形を活かして造られ、総面積は約30万平方メートル。飼育動物数は約200種類、栽培植物数は約1,000種類に及びます。園内は12のゾーンに分かれており、それぞれが見所たっぷり。

動物たちがのびのびと暮らす生態展示

写真:堀内 京子

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ただ観察する動植物園ではなく、自然との共生をコンセプトに造られていて、オリや柵を極力設けない「生態展示」方式を採用。動物たちが自然に近い状態で自由に暮らし、ほのぼのとした姿は癒されます。多くの動物たちと直接触れ合えたり、餌やりが出来るのも貴重な体験!子どもはモチロン大喜びですが、大人も十分楽しめます。

動物たちがのびのびと暮らす生態展示

写真:堀内 京子

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「動物たちのごはんタイム」も開催されています。コツメカワウソの餌やりは飼育員さんのワンポイント解説もあり、楽しいイベントです。名前の通り爪がとても小さく、手がとてもキュート。長い尾を使ってバランスをとりながら立ちます。

人気者「カピバラ」と仲良くなろう!

人気者「カピバラ」と仲良くなろう!

写真:堀内 京子

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ゾーンの1つ「カピバラの池とオマキザルの島」には、ブラジルバク・カピバラ・オマキザルが暮らしています。カピバラは2016年4月に5頭が誕生して、全部で19頭(2016年5月現在)になりました。カピバラ愛好家にはカピバラの聖地として以前から有名で、全国からファンが訪れています。

人気者「カピバラ」と仲良くなろう!

写真:堀内 京子

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人気の秘密は、たくさんのカピバラと直接触れ合えること!餌くださ〜いと寄ってくる姿、美味しそうに食べる姿、体をなでてあげると横にごろ〜んと寝そべる姿にも癒されます。寛ぎすぎて仰向けになって寝ている姿は、これがカピバラ?と笑ってしまうかも。

人気者「カピバラ」と仲良くなろう!

写真:堀内 京子

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毎年、冬季限定でカピバラ専用の露天風呂が登場し、打たせ湯を気持ち良さそうに浴びる様子も可愛いですよ。露天風呂の時間は12時〜15時となっていますので、お見逃しなく。露天風呂と同じ時期にカピバラ用のストーブも登場!周りをぐるりと囲んで暖をとる姿は、ほのぼのとしています。

いつものんびりとしたカピバラですが、実は泳ぎが得意なのはご存じでしょうか。よく見ると指の間に水かきがあり、スピードを上げて泳ぐことが出来ます。池にざぶ〜んと飛び込み、オマキザルの島までスイスイ泳いでいく姿にも、ぜひご注目ください。

肩に飛び乗るリスザルとスキンシップ

肩に飛び乗るリスザルとスキンシップ

写真:堀内 京子

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リスザルの森では入口と出口が暗いトンネルになっています。これはサルたちが本能的に暗い場所を怖がることを利用して、外に出ないための工夫。これもオリや柵を極力使わない取り組みの一環です。トンネルを抜けると、たくさんのリスザルとキツネザルが暮らす森が広がっています。

肩に飛び乗るリスザルとスキンシップ

写真:堀内 京子

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餌の自動販売機があり、購入したカプセルを見たとたん、リスザルが一目散に近寄ってきます。木の枝からぴゅーんと身軽に肩や腕へ飛び乗ってきて、餌くださ〜いと猛アピール!餌をあげると、小さな手でつかんで口にパクリ。すばしっこいリスザルですが、餌を食べる時は大人しくしていますので、シャッターチャンスですよ。大好きなエサはワームですが、苦手な方にはレーズンが用意されています。

肩に飛び乗るリスザルとスキンシップ

写真:堀内 京子

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他のゾーンにも餌やりを楽しめるスポットが点在していますので、ゆっくりと楽しまれてください。泳げなかったカバで有名な「モモ」を始め、モモ家族の「スイカまるごとタイム」(夏季)やキャベツの餌やり(土日などに開催)も人気。美味しそうにスイカやキャベツをかみ砕くシーンは迫力があります。

ペットアニマルワールド「PAW」

ペットアニマルワールド「PAW」

写真:堀内 京子

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犬や猫を始め、身近な動物たちと触れ合える施設「ペットアニマルワールド PAW(ぱう)」もあります。場外施設になり、バイオバーク入場券とは別料金が必要ですが、バイオパークとのセット券がお得でオススメ。タイハクオウム(写真)はスキンシップが大好き!手を伸ばすと、ぴょんと肩に飛び移り、声に合わせて楽しいパフォーマンスを見せてくれます。

ペットアニマルワールド「PAW」

写真:堀内 京子

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犬の部屋では約10種類の犬たちが出迎えてくれて、猫の部屋にはキャットタワーやソファでゆったりと寛ぐ猫たちが。他にも、うさぎ・パンダマウス・チンチラ・ワシミミズク・グリーンイグアナなどがいて、楽しく触れ合えます。

ペットアニマルワールド「PAW」

写真:堀内 京子

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ご当地グルメ「トルコライス」も味わえる

ご当地グルメ「トルコライス」も味わえる

写真:堀内 京子

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動物園の食事は期待できない所が多いのですが、こちらのレストランは違います。入園ゲート前にハンバーガーと麺ショップ、アンデス広場にレストラン、リスザル森の前に喫茶コーナーがありますので、昼食やおやつ休憩に利用しましょう。

ご当地グルメ「トルコライス」も味わえる

写真:堀内 京子

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レストランのメニューは種類が多く、トルコライス(写真手前)・蜂の家の長崎カリー(写真奥)・皿うどん・島原手延べうどんなど、長崎のご当地グルメが味わえる点も魅力です。

トルコライスは1つの皿に、ドライカレー・とんかつ・スパゲティを盛り付けた料理。ボリュームが多く、大人のお子様ランチという感じで楽しい盛付けです。食後のデザートには、バイオパークで採れたみかんを使った「みかんソフト」をどうぞ。

ご当地グルメ「トルコライス」も味わえる

写真:堀内 京子

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売店には長崎バイオパークのマスコットキャラクター「カピタン」のオリジナルグッズを始め、お土産品がたくさん揃っています。カビパラの焼きドーナツ、カバやペンギンなど動物の形をした手作りクッキーも可愛いお土産です。

観光スポットが満載の長崎旅へ

長崎バイオパークをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自然の地形を活かした順路は坂道もありますので、歩きやすい服装と靴でお出かけください。

周辺の観光はハウステンボスがとくに人気。宿泊はハウステンボス入場口そばに建つ「ホテルオークラJRハウステンボス」や駅チカの「ホテルローレライ」が快適に過ごせます。ホテルローレライからは長崎バイオパーク行きのシャトルバスが出ていますので、ぜひご利用ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/21 訪問

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