安い!早い!チョーうまい!「王記府城肉粽」のちまきは台北の必食メニュー!

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安い!早い!チョーうまい!「王記府城肉粽」のちまきは台北の必食メニュー!

安い!早い!チョーうまい!「王記府城肉粽」のちまきは台北の必食メニュー!

更新日:2018/07/23 15:10

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア

ちまきと言えば、日本では端午の節句の5月5日に食べるものとして定着していますが、その風習は実は中国から伝わったもの。同じく中華圏の台湾では旧暦の5月5日(端午節)にやはりちまきを食べます。

しかしそのちまきは、日本とは見た目も味も大違い!台北でちまきと言ったら必ず名前が挙がる「王記府城肉粽」では安くて手早く、おいしいちまきが1年中食べられます♪

台南発祥の南部ちまきの人気店

台南発祥の南部ちまきの人気店

写真:吉川 なお

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「王記府城肉粽(ワンジーフーチェンロウゾン)」は台北でダントツの人気を誇るちまきの専門店です。店名の府城とはオーナー王さんの出身地、台湾南部の台南のことで、最初小さな屋台からスタートした店は今では台北市内に4店舗を構えるまでに成長し、日々自慢の故郷の味を提供しています。

ちまきはもともと中国から伝わったもので、日本ではお餅を包んだものがほとんどですが、台湾のちまきはもち米に味付けされた具を加えたものが主流です。北部のちまきは蒸し、南部のちまきは煮るという風に、南北で作り方が違うため、食感、味も異なります。

北部ちまきは、水に浸したもち米に5種類のスパイスをブレンドした五香粉や塩胡椒、醤油などの調味料を加えて炒め、その中に味付けした具を混ぜ、竹の皮で包んで蒸します。調理後の米を蒸すので味が濃いのが特徴で、米粒の形もしっかり残っています。

これに対して南部ちまきは、生のもち米に味付けした具を竹の皮に包んで、これを丸ごと熱湯の中で煮ます。長時間煮込むため、米粒はやわらかくて粘っこく、やや薄味なので、お好みでピーナッツの粉やパクチー、ペースト状の醤油を足していただきます。

具はともに味付けされた豚肉やアヒルの塩漬け卵黄、しいたけ、栗などで、それぞれの店が独自のオリジナリティを出しています。

すべてがリーズナブル!

すべてがリーズナブル!

写真:吉川 なお

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王記府城肉粽のメニューはいたってシンプル。看板のちまきは肉粽(ロウゾン:肉入りちまき)、豆沙粽(ドウシャーゾン:あんこ入りちまき)、菜粽(ツァイゾン:ピーナッツちまき)の3種類、他に魚丸湯(ユィワンタン)と麺線(ミェンシェン)、碗クー(ワンクー)の6種類だけです。そして嬉しいことにそのすべてがとってもリーズナブル!ちまきの肉粽だけが1個60元(約200円)で、他はみんな45元(約150円)です。

ちまきの1番人気は具だくさんの「肉粽」。こぶし1個分はある大きさであっつあつ、ご飯はもちもち。中には味がよく染みた豚肉、椎茸、卵の黄身、干しエビ、栗、ピーナッツなどがごろごろ入っていて、かなりボリュームがあります。これぞ王道の南部ちまきで、特製たれともよくマッチしています。お好みでパクチーやピーナツの粉をかけて召し上がれ。

「豆沙粽」と「菜粽」はまるでデザートのようなちまきです。豆沙粽はもち米とこしあんを蒸したもので、ここ王記府城肉粽だけのオリジナル。おはぎのような味で、甘いけれど食感はやっぱりちまきです。

菜粽は素食(ベジタリアン)ちまきで、もち米の中に大きなピーナッツが入っています。素朴なピーナッツの味が薄味のあんとなじんで、食べやすい味に仕上がっています。これにたっぷりピーナッツの粉をかけるのが台湾流です。

絶品の魚丸湯スープ

絶品の魚丸湯スープ

写真:吉川 なお

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ちまきと一緒に是非とも食べてほしいのは、魚丸湯というカジキのすり身団子と大根のスープ。ほどんどの人が注文する人気のメニューで、ちまきとの相性もバッチリです。

豚骨を6時間煮込んで作られるスープは、あっさりしていますがこくもあり、万人が好きそうなやさしい味です。中に入っているのは、魚の旨みが凝縮した大きな団子とこれまたびっくりするくらい大きい大根。臭みのない弾力ある団子はかじるほどに旨みが感じられ、大きくざく切りされた大根にはスープの味がよく染み込んでいて、そのやわらかさと素朴な風味に思わずほっこりしてしまいます。細かく刻んだ大根の葉もいいアクセントになっていて、老若男女誰からも愛される絶品スープです。

こだわりの麺線

こだわりの麺線

写真:吉川 なお

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台湾の人気小吃、麺線もあります。そうめんのような極細麺を鰹だしで煮込んだとろみのある麺で、具はモツや牡蠣が一般的ですが、ここの具は豚の大腸と肉つみれ。オーナーのこだわりが見えます。

スープは豚骨を8時間ほど煮込んだもので、しこしこした大腸と手作りつみれの旨味が絡みついた麺は柔らかくて喉越しも良く、とても食べやすい味です。お好みで、ウスターソースやパクチー、にんにくペーストや辣椒醤をどうぞ。

日本にはない碗クー

日本にはない碗クー

写真:吉川 なお

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碗クーというのは台南を代表する小吃のひとつで、赤身の豚肉、椎茸、卵の黄身、干しエビの具を入れ、お米をすりつぶして蒸し上げた茶碗蒸しのようなものです。メニューの日本語訳にはライスプリンと書かれているように、見た目は固めのプリン。その上にとろみのある甘辛なたれがかかっています。

意外と弾力があり、ケーキをカットするように中心から十字に4等分、または米字に8等分し、お椀に沿うようにフォークを入れて食べます。独特な食感とコクは日本では味わえないもの。余力があれば是非ご賞味を。

気軽に本格的な中華ちまきを

お店はセルフサービスで、入口のカウンターで注文するとすぐアツアツの商品が受け取れます。待ち時間ゼロで安くておいしく、おまけに午前10時から深夜1時までというロング営業。ちょっと遅めの朝食から、昼食、夕食、小腹がすいた時や深夜食までいつでも食べたいときに食べられるなんて、忙しい観光客にはうってつけですね。お持ち帰りもできるので、ホテルの部屋でビール片手にっていうのもありです♪

日本では食べる機会が少ない本格的な中華ちまき。おススメです!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/08 訪問

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