聳え立つ山肌は圧巻!日本三大霊山の一つ 栃木市「岩船山」

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聳え立つ山肌は圧巻!日本三大霊山の一つ 栃木市「岩船山」

聳え立つ山肌は圧巻!日本三大霊山の一つ 栃木市「岩船山」

更新日:2018/01/24 10:01

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

栃木県栃木市に位置する「岩船山」は標高172.7mの山で、銅山で有名な足尾系列の最南端に位置します。江戸時代から土木用の切り石が発掘されており、掘り起こされた石は、付近を流れる渡良瀬川によって江戸まで運ばれ、城石として使用されました。現在は山肌が岩舟の街を見守るかのように聳え立つ姿は圧巻!そして霊場としての信仰も深く、山頂付近には「高勝寺」があります。歴史ある「岩船山」の魅力に迫ります。

迫力満点!ローカル度満載の岩舟駅とその背後に聳える「岩船山」の山肌

迫力満点!ローカル度満載の岩舟駅とその背後に聳える「岩船山」の山肌

写真:木村 優光

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「岩船山」は、群馬県の高崎駅と栃木県の小山駅を結ぶJR両毛線の岩舟駅が最寄り駅となります。ローカル線の雰囲気が非常に良く出た駅舎で、レトロなドラマ撮影ができてしまうほど風情があります。駅の南側は水田地帯となっていて、そこから岩舟駅越しに「岩船山」が聳え立つ様子は圧巻!

迫力満点!ローカル度満載の岩舟駅とその背後に聳える「岩船山」の山肌

写真:木村 優光

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ズームで捉えてみると分かる通り、「岩船山」の山肌は削られたような部分があります。この部分こそが江戸時代に掘り起こされた部分の名残で、真正面から見ても分かる通り、掘削角度は約直角!迫力満点の岩肌に、いずれ崩れ落ちないものかちょっと不安になってしまいます。

迫力満点!ローカル度満載の岩舟駅とその背後に聳える「岩船山」の山肌

写真:木村 優光

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駅の北側の集落には非常にレトロな建物が多く、平成の時代にいながら昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚にとらわれます。そのため、時折、ドラマや映画のロケ撮影が行われることも!したがって、撮影現場に出くわすことができればラッキーです。

ここで面白いことがひとつ!町名は「岩舟町」ですが、山の名称は「岩船山」。「ふね」の漢字が町名と山名では異なります。なお現在は栃木市の領域ですが、2014年の栃木市に合併される前は、「下都賀郡岩舟町大字」として行政が機能していました。

「岩船山」へは車でのアクセスも可能だが徒歩で上ってみよう!

「岩船山」へは車でのアクセスも可能だが徒歩で上ってみよう!

写真:木村 優光

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「岩船山」の登山口はJR両毛線岩舟駅から北西へ徒歩4分の位置にあります。山頂へは東側を迂回する形で車道も整備されているため、車でのアクセスも可能ですが、参道階段経由でアクセスして、日頃訛った体力を思う存分使ってみるのもよし!参道のスタートには「岩船山」と刻まれた石碑があり、一見、それほどきつい階段などありそうに思えませんが、その真相は?!

「岩船山」へは車でのアクセスも可能だが徒歩で上ってみよう!

写真:木村 優光

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参道を徐々に進むに連れて見えてくる階段。遠近法では普通の階段のように見えますが、階段を目の前にするとそこそこの角度があります。しかも階段は要所要所で曲がりくねっているため、どの辺に頂上があるのか全く見当つかず。しかし、脅しはここまでとして、こんな急な階段をゆっくり進んでも15分ほどで頂上まで行けるわけですから、それほど怯むことはないですよ。

ちなみに、参道階段は石段がきれいに積まれたやや急な階段ですが、標高差は200m以下。段数で言うと600段ほどです。登山レベルというよりは、長い寺院の参道階段をイメージしたほうがわかりやすいでしょう。したがって、本格的なトレッキングスタイルで望む必要はありません。

「岩船山」へは車でのアクセスも可能だが徒歩で上ってみよう!

写真:木村 優光

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参道階段の途中には地蔵尊や休憩ポイントがあるため、一休みしながら上っても良いでしょう。写真は坂中地蔵と呼ばれる地蔵が置かれた場所で、お参りすれば縁が結ばれることで有名。ちょうど参道の中腹に位置するため、休憩がてらのお参りにピッタリ!

参道階段を上り切った場所からは岩舟の街を一望!

参道階段を上り切った場所からは岩舟の街を一望!

写真:木村 優光

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600段の参道階段を上り切ると、右手に視界が開けるポイントがあります。ここからは眼下の岩舟町や大平町の街並み、渡良瀬川方面を一望!数字で表すとたかが標高172.7mですが、かなり高いところまで自分の脚で上って来たことに感服!

参道階段を上り切った場所からは岩舟の街を一望!

写真:木村 優光

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展望ポイントには目の前に広がる岩舟町や大平町などを含めた大海原を説明した案内板があり、空気が澄んだ日にはスカイツリーや富士山を見ることも可能!ベンチも設置されていますので、参道階段を登った疲れをここで癒すも良し。背後にはトイレもあるため、もしもの時でも一安心です。

なお、岩舟町は小さな町ですが、見所はこの「岩舟山」以外にもたくさんあります。展望ポイントのちょうど裏手になりますが、「岩船山」中腹の採石所跡地を利用しての特撮ドラマ撮影や、時代劇などを撮影するエリアなども!

さらに少し足を伸ばして大平山や、栃木県の初詣スポットとして外すことができない大平山神社、栃木県内で最大の都市公園のみかも山公園などがあります。そして、それらのスポットは「岩船山」を中心とした半径5km圏内ですので、「岩船山」を訪問した際に立ち寄っても良し!

霊場大本山とも言える「高勝寺」境内へアクセス!

霊場大本山とも言える「高勝寺」境内へアクセス!

写真:木村 優光

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展望ポイントから先は「高勝寺」の境内となり、少し進むと左手に真っ赤な三重塔が見えてきます。木々に囲まれた三重塔はまさしく霊場の入口とも言えるべき姿!木々の間から時折差し込む陽の光がさらに神々しい雰囲気を一層強めてくれます。

霊場大本山とも言える「高勝寺」境内へアクセス!

写真:木村 優光

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三重塔を横目に、さらに進めば真っ赤な仁王門が現れます。こちらも木々によって囲まれていますので、さらなる神々しい雰囲気を醸し出しています。仁王門をくぐって階段を上がると本堂ですが、その前に手前の手水鉢にて手を清めて参拝するようにしましょう。

霊場大本山とも言える「高勝寺」境内へアクセス!

写真:木村 優光

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本堂も山の上のお寺さんらしく、木々によって囲まれていて、隙間から差し込む陽の光が神々しさを強めるとともに、どことなく心地よい雰囲気が漂っています。そして、本堂の背後は霊場となっていてたくさんの石仏が並んでいます。石仏には服を着たものもあり、大切にされていることがよくわかります。

それもそのはず、「岩船山高勝寺」は関東周辺の死者の霊魂が集まる地として信仰され、山全体を関東の恐山と呼ばれています。非常に怖い話ですが、見所は多種多様で飽き知らず!岩舟の街を訪問したら「高勝寺」を訪問して、手を合わせるようにしましょう。決して恐れ多きお寺さんではありませんのでご安心を。

「岩船山高勝寺」の基本情報

住所:栃木県栃木市岩舟町静3
電話番号:0282-55-2014
アクセス:JR両毛線岩舟駅より徒歩約20分

2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/29 訪問

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