慶良間諸島は、沖縄本島の40KMの距離に浮かぶ大小20あまりの島々です。周囲を囲む一帯の美しい海は、近年日本国内のみならず世界中のダイバーが憧れるダイビングスポットとなっています。なんといってもその魅力は海の透明度の高さと手つかずの大自然。珊瑚や熱帯魚をはじめ、ウミガメに出会えるチャンスが多いのも魅力です。
また南国特有の光が作り出す海の青さは「ケラマブルー」とも称され、例えば宮古島の海が緑がかった青だとすると、慶良間の海は群青色に近いような青みの強い青色と言われています。
そんな楽園、慶良間諸島へは沖縄本島から高速船でたったの1時間。案外手軽に行けてしまうんです!慶良間諸島へは那覇から各島へフェリーや高速船が運行されていますが、繁忙期には希望の便の予約確保も一苦労です。また島内の宿泊施設は多いとはいえず、やむなく日帰りの日程で行くことになった場合、ビーチで遊ぶ時間がたったの3時間なんてこともありえます。
そこでお勧めしたいのが、那覇発の日帰りボートツアーです!ダイビング・シュノーケリングメインのツアーなら、朝からたっぷり海を楽しむ時間が確保できます。
ボートダイビング・シュノーケリングの良さは、短時間で魅力的なスポットを複数廻れることです。案内されるポイントはツアー会社によって違うと思いますが、珊瑚の多いポイントやウミガメに会えるポイント、無人の浜に上陸できるポイントなど1日で3か所程度廻る事が多いので、それぞれ違った楽しみ方ができるはずです。
また透明度の高い慶良間の海であれば、水深10m以上の海底にある珊瑚もシュノーケリングで海面に浮かんだ状態から十分見ることができます。
そして、運が良ければウミガメに出会えることが多いのも、慶良間諸島でのダイビング・シュノーケリングの大きな魅力。自然に生息するウミガメと一緒に泳げるなんて、まさに夢のような経験ですよね!
沖縄・慶良間諸島周辺の海で見られるウミガメは、アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイの3種類です。貝や海藻・カイメンなど種類によりそれぞれエサとするものが違うのですが、どれも海底近くの物を食べているということです。そのため、ウミガメは基本海底の近くにいます。
ですが肺呼吸するウミガメは、定期的に海面へ息継ぎをしに浮上してきます。それはつまり、シュノーケラーに近づいてくるタイミングもあるということなんです。
ウミガメが近づいてきたら、興奮を抑えてそっと観察しましょう。決して触りに行ったり、追いかけたりするのはやめましょうね。自然に親しむ際は、ちょっとお邪魔させてもらうぐらいの謙虚な姿勢を心がけたいものです。
慶良間諸島への日帰りボートツアーは、各島への定期船が満席の場合でも空きがある可能性が高いです。慶良間諸島へ行ってみたい、でも船便に空きがない!という時も諦めず、ボートツアーを検討されてはいかがでしょう。
ボートツアーの良さは、海を知り尽くしたプロがその日の状況に合わせて、良いポイントに連れて行ってくれるという点。特に慶良間諸島に初めて行く方には大変オススメです!
沖縄旅行を計画されている方、1日予定が空いていれば慶良間諸島へは訪問可能です。ぜひ美しい「ケラマブルー」を体感しに行ってみて下さいね。
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(2024/9/10更新)
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