写真:瀧澤 信秋
地図を見る新幹線で東京駅から約90分。城下町信州上田の玄関口は北陸新幹線上田駅。城下町とはいえ、新幹線の停車駅らしく駅周辺はビルに囲まれた近代的な街並み。そんな上田市の主要なホテルは上田駅の周辺に多く立地します。
一方、上田市の歓楽街は、駅から少し離れた「袋町」という場所です。上田駅からは徒歩で10分弱。蕎麦をはじめ今や全国区の「美味だれやきとり」といった上田グルメを満喫するのにも袋町とその周辺には注目です。ところが袋町周辺でホテルはほとんど見かけません。そのような袋町周辺の宿泊施設環境の中、貴重なホテルが上田第一ホテルです。
上田市は映画の舞台としても知られています。たとえば、劇団ひとりが監督を務め、大泉洋や柴咲コウなどが出演しヒットした「青天の霹靂」は、市の全面協力のもと撮影されました。特に上田第一ホテルの面する「花やしき通り」は、浅草の花やしき通りを再現したスポットとして有名です。撮影ではセットとして造られましたが、今でも同スペースへは同映画のファンなどが訪れます。イベントや上映などでも使用されている上田の名物スポットです。
そんな上田市の中心街と注目スポットに囲まれたホテルが上田第一ホテルなのです。中心街とはいえ、駐車場は40台分あり宿泊者無料なので、車でのアクセスにも優れたホテルといえます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る今年上田がにわかに注目を集めているのは、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」が大きく影響しています。署名運動をはじめとした市民の夢と努力が結実したといえるでしょう。真田幸村ゆかりの地、上田がいま熱いのです。
市内至る所で「真田丸」と書かれた朱色の幟が迎えてくれます。もちろん上田第一ホテルのエントランスにも! 大河ドラマをきっかけにホテルを訪れた観光客には嬉しい幟。自ずと真田丸気分が盛り上がります。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る真田丸気分で盛り上がりつつ、ホテルへ到着すると広々した明るいロビーが迎えてくれます。更なる注目はロビーに鎮座する真田幸村彫刻像「義の人」(三輪途道作)の展示。ドラマも放映されるそうです。
ロビーや館内はオシャレなアンティーク家具や絵画に囲まれ、明るく近代的な雰囲気の中良いアクセントになっています。コーヒー、アルカリイオン水も宿泊者へ無料提供。
挨拶を欠かさない好意的なスタッフの親切さは旅人に安心感をもたらします。ビジネスホテルですので、高級ホテルのようなフルサービスではありませんが、スタッフと心通い合うのは嬉しい瞬間です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る客室はシングルルーム、ダブルルーム、ツインルームの構成で、シングルにはアップグレ
ード版の「シングルプラス アルファ」という客室もあります。客室入り口にユニットバス、ベッドの向かいにデスクという一般的なビジネスホテルのフロアプランですが、機能的で利用しやすい客室ともいえます。
パブリックスペースには、電子レンジ、コインランドリー、自動販売機などビジネスホテルの定番アイテムが揃っています。豪華さや華美な雰囲気はありませんが、泊まるということだけを考えれば充分に“揃っている”ホテルです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテルの1階には「写楽」というダイニングがあります。高級居酒屋という表現がマッチするモダンなインテリアでオシャレな雰囲気です。カウンター席もあるのでひとりでもゆっくりできます。
朝食はもちろん、地元で人気のランチや、グルメも納得のディナー気兼ねなくゆっくり過ごせます。朝食は午前7時〜午前9時30分、800円で提供されています(利用の際は前日までにフロントで要朝食券購入)。
旅先のホテルといえば、駅周辺の利便性が注目されがちです。一方、地方都市では駅と繁華街が離れているケースも多く、繁華街に立地するホテルで“街”を実感するのも旅のスタイルのひとつと言えるでしょう。信州上田への旅に、上田の街を満喫できる立地の上田第一ホテルはおすすめのホテルです。
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(2024/10/6更新)
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