写真:泉 よしか
地図を見る北海道の旭山動物園で一躍有名になった動物園の行動展示。できるだけ近くから、できるだけ自然のままに、動物が観察できる日本一の行動展示を目指して平成25年にリニューアルオープンした静岡市の日本平動物園。ここはレッサーパンダ、フンボルトペンギンといった「カワイイ」動物から、ホッキョクグマ、ライオン、アムールトラといった「カッコイイ」動物まで接近して様々な角度から観察することができるんです!
中でも8匹のおちゃめなレッサーパンダはこの動物園の人気者。日本平動物園は日本全国の動物園のレッサーパンダの血統管理を行っているだけあって、展示にはとても力が入っています。立つレッサーパンダとして一世を風靡した風太くんも元々はこの動物園の出身なんですよ!
写真:泉 よしか
地図を見る可愛いレッサーパンダを見られるレッサーパンダ館は立体構造!上から見下ろしたり、横から観察したり、屋内外で自然な姿を楽しめます。
おやつタイムなら飼育員さんに餌をねだる姿や、懐いてよじ登る姿、両手で餌を受け取り立って食べる姿などキュートな動きが見られてハートもキュンキュンです!
ただしレッサーパンダの爪はとても鋭いので、毎日懐かれる飼育員さんのユニフォームは既に穴だらけとか。
写真:泉 よしか
地図を見る日本平動物園の見どころはレッサーパンダだけではありません。かっこいい猛獣も充実。ライオンやアムールトラもガラス越しに大接近!「猛獣館299(にゅっ・きゅっ・きゅう〜)」で人気を集めているのは地上最大の肉食獣、ホッキョクグマのロッシー(オス)とバニラ(メス)の二匹です。
ロッシーは豪快な水中バック転が大得意!迫力ある姿でぐるぐる回ってガラスに大きな肉球が迫ってきます。一方バニラはおもちゃで遊ぶのが大好き。工事現場の三角コーンなどを使っていろいろな動きを見せてくれますよ。
写真:泉 よしか
地図を見る最近全国の動物園でホッキョクグマが道具を使ったりポーズをとったりすることが話題となっていますが、日本平動物園のバニラちゃんもこの通り、コーンを頭からかぶってご満悦!前が見えなくなってこのまま後ろに倒れるユーモラスな姿も見られるかもしれません。
この他に猛獣館299では円筒形の水槽を行ったり来たりするゴマフアザラシも楽しめます。水槽の前に立っていると、まるで自分も海の中にいるみたい!
写真:泉 よしか
地図を見るアジアゾウのコーナーでは迫力満点のゾウのトレーニングを見学することもできます。二頭の巨大なゾウが飼育員さんの号令に従い、水の中に入ったり潜ったり!ザバンザバンとあふれ出る水の飛沫が掛かるほど近くで見ることができます。
ただし、ゾウはスーツ姿、特にネクタイがあまり好きではないようで、男性はかっちりした格好で行くと、ゾウに水や泥を掛けられてしまうこともあるとか!ぜひカジュアルスタイルでお出かけくださいね。
大人も子供も楽しめる、行動展示が楽しい、動物に近づけすぎる「静岡市立 日本平動物園」、いかがでしたでしょうか。
ご紹介した動物の他にも、ペンギン館や鳥類の飛び交うフライングメガドームが充実。小さいお子さん連れなら小動物と触れ合える「ふれあい動物園」がオススメ。日本最大の長さを誇るローラースライダーのある小さな遊園地もありますよ。猛烈な食欲を見せる鯉の池の餌やりも隠れた人気です。
動物の餌やり時間、トレーニング時間等は文末の関連MEMOの日本平動物園公式サイトのイベント情報をご確認ください。ペンギンのごはんタイムに合わせれば、餌やりのお手伝いもさせてもらえるかもしれません。
東名高速道路・静岡ICから、あるいは新東名高速道路・新静岡ICからそれぞれたったの20分。園内は小さなお子さん連れでも半日程度で疲れず回れる適度な規模。富士山の絶景が楽しめる日本平観光や、名物の新鮮な桜えびを味わう静岡市の旅とぜひ併せてお楽しみくださいね!
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(2024/3/19更新)
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