天山山脈も見られる!カザフスタンの大都市「アルマトイ」で歴史と伝統を感じる

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天山山脈も見られる!カザフスタンの大都市「アルマトイ」で歴史と伝統を感じる

天山山脈も見られる!カザフスタンの大都市「アルマトイ」で歴史と伝統を感じる

更新日:2017/03/23 15:56

Kaycom Dのプロフィール写真 Kaycom D 旅行ライター

アルマトイ(アルマティ)は、中央アジアのカザフスタン東南に位置する大きな都市。市内には、「28人のパンフィロフ戦士公園」や「カザフ民族楽器博物館」、郊外には日本人抑留者が眠る「中央墓地」など、歴史と伝統を感じさせる見どころがあります。日本から訪れて初めて降り立つ玄関口のひとつでもある街なので、まずは軽く周ってカザフスタンの雰囲気を感じてみましょう。

林檎の里を意味する「アルマトイ」

林檎の里を意味する「アルマトイ」

写真:Kaycom D

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アルマトイは、かつてカザフスタンの首都であったため人も車もたくさん行きかう大きな街。中央バザール(グリーンバザール)や公園など市民が集う場所も充実している他、ビルの間からは天山山脈の雄姿が見えたり、郊外には大草原が広がっているなど自然も身近に感じられます。

アルマトイは、「林檎の里」という意味で、ソビエト時代には緑がとても多く街の廻りには林檎の木がたくさんありました。今は建築物も増えて昔ほどではありませんが、現在でもアルマトイ産のリンゴは中央アジアのバザールで誇りをもって売られています。

陸路でキルギスとの国境を越えてビシュケクに行く場合の拠点ともなるため、多くの観光客やビジネスマンがこの街を訪れています。
日本からキルギス※に行く場合も、他のルートよりアルマトイ経由で行くほうが今のところ一番便利。

※キルギスのガイドについては関連MEMOに記載の別記事「まるでおとぎの国!花が咲き乱れるキルギスのチョンケミン渓谷でフラワーハイキング」、「標高3000mのユルタに宿泊!キルギスのソン・クル湖畔で遊牧民の生活を体験」、「草原にニョキニョキ立つ石人!キルギスの世界遺産バラサグンとアクベシム遺跡」をご覧ください。

戦死者を弔う「28人のパンフィロフ戦士公園」

戦死者を弔う「28人のパンフィロフ戦士公園」

写真:Kaycom D

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「28人のパンフィロフ戦士公園」は、第二次世界大戦(大祖国戦争)中に、ドイツ軍がパンフィロフ将軍率いる28人で形成された第316ライフル師団の防衛線を突破した際、隊員たちが18台の戦車を破壊したという言い伝えがあり(誇張した内容らしい)、隊員の28人がアルマトイ出身だったためこのような公園がつくられました。

園内には、戦死者のための像やパンフィロフ将軍と一緒に第二次世界大戦で戦った戦士たちの像などが立てられていて、広場の中央では戦争で亡くなった人のために「永遠の火」が灯されています。

世界第二位の高さを誇る木造建築の「ゼンコフ正教会」

世界第二位の高さを誇る木造建築の「ゼンコフ正教会」

写真:Kaycom D

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パンフィロフ戦士公園内にある「ゼンコフ正教会」は、1904年から1906年に建てられた木造の教会で、ゼンコフというのはこれを建てたカザフスタンの有名な建築家の名前です。56mある高さは世界第二位となっていて、1911年にあった大地震で倒壊しなかったことでも有名。

まず目を引くのは、明るい黄色をメインにしたポップでかわいい色使いと、絵本に出てきそうなお城のようなデザイン。さらに木造ならでは温かみも加わって、他にはなかなかない建造物となっています。さらに、教会内もため息が出るほどの美しさで、圧倒されるような精巧な造りには信徒でなくても厳粛な気持ちにさせられます。

伝統的な楽器が見られる「カザフ民族楽器博物館」

伝統的な楽器が見られる「カザフ民族楽器博物館」

写真:Kaycom D

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パンフィロフ戦士公園の端に建つ「カザフ民族楽器博物館」は、1908年に建てられ1981年に現在の博物館となりました。一見、歴史のある駅舎のようなステキな建物で、建築的にも見る価値があるでしょう。

ここに展示されている楽器は基本的にカザフスタンのもので、代表的なものとしては三味線のような二弦のドンブラなどがあります。ドンブラは伝統的な祭りや結婚式などで今でも使われている楽器で、観光客用のレストランなどに行くとその楽器を使った演奏を聴くことができます。

館内では伝統音楽のCDも販売されているので、旋律に興味のある方はお土産に購入するのもいいでしょう。

日本人抑留者が眠る「中央墓地」

日本人抑留者が眠る「中央墓地」

写真:Kaycom D

アルマトイの郊外には、日本人抑留者が眠る「中央墓地」があります。
カザフスタンには約58000人の日本人が抑留され、その内の約6000人がアルマトイ州に配属されました。そして、アルマトイにある3か所の日本人墓地に合わせて201人の抑留者が埋葬されているそうです。

中央墓地の敷地はかなり広く、日本人墓地は入り口から20分ほど歩いた端っこのほうにあります。そこまでの道順がなかなか複雑なので、墓守の人に案内してもらうといいでしょう。

日本人墓地を含むあたり周辺は、訪れる人もあまりない寂しい場所で雑草が生い茂っていますが、日本語が彫られた立派な石碑がいくつか建っていて、その中には日系企業が有志で建てたものも見られます。訪れた際は、入り口でお花が売っているのでぜひ供えてあげてください。

最後に・・・

アルマトイは、ホテルやレストランなど観光に必要な施設が充実している他、美しく連なる天山山脈も見えるので、カザフスタンの最初の観光地としてはおすすめの街です。治安もよく、公園や市場などではたくさんの家族連れや観光客でにぎわっているので安心して散策できるでしょう。食事も日本人の口に合うものが多いので問題ありません。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/17 訪問

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