写真:藤田 聡
地図を見る杉戸天然温泉雅楽(うた)の湯(埼玉県杉戸町)は、比較的新しい施設。さいたま清河寺温泉の姉妹館で、そこで得たノウハウを注入して設計・建築された施設は、高級感、充実度、快適性が格段にアップ。名実ともに、埼玉県を代表する日帰り温泉施設です。
写真:藤田 聡
地図を見る杉戸天然温泉雅楽の湯で、温泉好きにおすすめなのが内湯。「内湯生源泉湯」と名付けられ、源泉を加温・加水無しでかけ流し。夏場も加水せずに、わざわざ熱交換器で温度を下げています。
他の浴槽よりも明らかに泉質が良く、湯の肌触りも、湯の香りも一味違います。天井には梁のオブジェもあり、風情も抜群。公式ホームページの温泉紹介でも、「内湯生源泉湯」を冒頭で紹介。露天風呂より先に内湯を紹介するとは、本当に良い温泉とは何かを「雅楽の湯」自身が理解している証拠で、安心して愛用出来る施設です。
写真:藤田 聡
地図を見る見沼天然温泉「小春日和」(埼玉県さいたま市見沼区)は、緑区に近い場所にあり、緑豊かな公園も周辺に多数あります。施設自体も緑に囲まれ、駐車場に到着しても場所が分からない程。さいたま市とは思えない、自然環境が最大の魅力です!
温泉も素晴らしく、褐色の濁り湯が源泉かけ流し。露天風呂には多数の浴槽があり、好みの湯加減を選べます。緑豊かな自然環境を感じながら、のんびりしたい施設です。
写真:藤田 聡
地図を見るさいたま清河寺温泉(埼玉県さいたま市西区)は、冒頭で紹介した「雅楽の湯」の姉妹館です。最大の特徴は、38.3度の源泉をかけ流しで楽める「生源泉湯」の浴槽がある事。写真手前の円形浴槽が「生源泉湯」で、隣接する竹林を眺めながら、ぬる湯の名湯を存分に満喫出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る小江戸はつかり温泉(埼玉県川越市)は、川越市南端のふじみ野市に近い場所にあります。温泉好きがモール泉と呼ぶ、貴重な植物性の温泉泉質も良好です。
最大の特徴が、巨大なバケツが約5分毎にひっくり返る「ざぶーんの湯」。つい気になって、入浴中にも凝視してしまう程です。バケツの中身は水で入浴には関係無く、眺める為ダケの贅沢な施設。バケツの下には「滝見小屋」と名付けられた休憩所があり、滝のような流れを裏側から見る事も出来ます。「ざぶーんの湯」は男女交代制で、偶数日は女湯、奇数日は男湯です。
埼玉県には、本当に素晴らしい日帰り温泉・スーパー銭湯が多数あるので、今回紹介出来たのは、ほんの一部です。他に、どうしても紹介しておきたいのが、泉質が素晴らしい「春日部温泉 湯楽の里」(埼玉県春日部市)と、ぬる湯の名湯「ゆの駅 行田天然温泉 古代蓮物語」(埼玉県行田市)。今回紹介した4軒と併せて、この6軒なら何処へ行っても満足間違いありません!
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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