写真:古都の U助
地図を見る高台寺門前には高台寺創建の際に鎮守社として勧請された高台寺天満宮があります。現在の社殿は2006年に高台寺創建400年を記念し修営されたもので、この天満宮の周辺一帯に七夕笹飾りが施された光景は風情があり、季節感もたっぷりです。
また社殿の前には可愛らしいデザインの秀吉夫婦の石像があります。秀吉は天下統一を成し遂げ、当時としては決して短命であったというわけではなく、またその正室の北政所も長寿であったため、こちらの天満宮では出世と長寿のご利益が得られるとされています。
写真:古都の U助
地図を見る高台寺の門前には比較的広い駐車場があり、その西側からは市内を一望することができます。少しわかりにくいのですが、駐車場の端まできていただくと京都タワーや八坂の塔も見え、昼間ももちろん良い眺めですし、夕焼けや夜景も美しいです。できれば日没前に高台寺門前まで来て、市内の景色を見てからライトアップを見るのがオススメです。
(車や足元には気を付けて下さいね。)
また、その一画には京都2号店として2016年3月オープンした「SLOW JET COFFEE」が入店している「高台寺御茶所」や、お土産などが揃う「高台寺賑店」があり、夜間拝観時は営業時間が延長されるので休憩やお買い物をすることも可能です。
写真:古都の U助
地図を見る日没以降は笹飾りも幻想的にライトアップされ、昼間の爽やかな雰囲気とはまた一味違ったものになります。
高台寺の拝観入り口となる方丈には、「夢」と大きく書かれた衝立があり、夜間拝観時にはこちらもライトアップされます。
秀吉の辞世の句「露と落ち露と消えにし我が身かな浪花の事は夢のまた夢」にちなみ、高台寺では御朱印帳や、高台寺天満宮の御朱印などにも夢の文字があしらわれています。
高台寺の七夕飾りは参道周辺に施されるので開催日は多くの方が訪れますが、この拝観入り口から一歩お寺の中へ入っていただくと、紅葉や桜のシーズンの夜間拝観よりは人が少なくて比較的ゆっくりと見てまわることができます。
2016年の高台寺七夕会・夜間拝観は7月2日(土)、3日(日)開催です。当日は夜間拝観(大人500円)のほか、七夕茶会も開催されます。(要予約、拝観付き3000円)。
7月に開催される京都の七夕行事としては、他にも地主神社の七夕祭や北野天満宮の七夕祭(それぞれ7月7日開催)や、貴船神社の七夕笹飾りライトアップ(2016年は7月1日〜8月15日)などもありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
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この記事を書いたナビゲーター
古都の U助
旅とお出かけ、グルメとにゃんこが大好物です!目下の悩みは愛猫の出かけないでアピールと、食べ歩きでいつも嫁が勝手に好きなものを注文してしまうこと。。京都を中心に、様々な情報を発信できたら良いなと思ってお…
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