日本最古の創建!奈良県屈指のパワースポット石上神宮

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日本最古の創建!奈良県屈指のパワースポット石上神宮

日本最古の創建!奈良県屈指のパワースポット石上神宮

更新日:2016/06/14 17:50

Masahiro Tokitoのプロフィール写真 Masahiro Tokito 旅好きブロガー

奈良時代に成立した日本の歴史書「日本書紀」。その「日本書紀」に記された「神宮」は「伊勢神宮」と「石上神宮」だけです。創建は4世紀ごろとされており、豪族の物部氏の総氏神として繁栄し現在も健康長寿・除災招福・百事成就の守護神として信仰されています。今回は奈良県天理市にある古社・石上神宮をご紹介します。

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石上神宮の御祭神について

石上神宮の御祭神について

写真:Masahiro Tokito

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石上神宮の御祭神は、布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)、布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)、布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)で皆「神剣」に関連する神様です。

主祭神・布都御魂大神は、御神体として神武天皇が国土平定に使用された平国之剣を「韴霊(ふつのみたま)」として祭っています。布留御魂大神は鎮魂にかかわる神宝「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」 、布都斯魂大神は素戔嗚尊が八岐大蛇を退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」の霊威を祀ったものとされています。

鳥居をくぐるとそこから先は神域です。緑豊かな境内は清々しい空気に溢れています。

美しい楼門

美しい楼門

写真:Masahiro Tokito

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こちらの楼門は鎌倉時代末期(1318年)の建立で、重要文化財に指定されてます。
もともとは鐘の付いていた鐘楼門だったそうです。残念ながら明治初年「神仏分離令」により取り外され売却されてしまい現在は鐘がない状態です。

そして二重の正面に掲げてある木額の「萬古猶新」の字は、明治・大正の元老山縣有朋の筆によるもの。ちなみに、「萬古猶新」とは、「萬古ものでありながら、時を越えて新鮮さを失わないこと。時の移ろいと供に消えてゆくものではなく、本当に大切なものは不変であること」という意味です。

「萬古猶新」の言葉そのままに重厚にかつ精密に作られている楼門はただくぐるだけではもったいないくらいの存在感です。是非ともよくご覧になられてから拝殿へ向かわれることをおすすめします。

昔は存在しなかった本殿

昔は存在しなかった本殿

写真:Masahiro Tokito

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基本的な神社の構成として拝殿と本殿があります。本殿はご神体を祀る場所。拝殿は、本殿の手前にあり、参拝する人々は拝殿から本殿内部に祀られるご本尊を拝むわけです。本殿は大正時代に建てられたもので、それ以前は、本殿がありませんでした。

というのも、御神体である神剣「韴霊(ふつのみたま)」が禁足地の土中深くに祀られているという伝承があったため本殿や拝殿もなかったそうです。しかし明治7年8月に当時の大宮司 が官許を得て調査したところ、多くの玉類・剣・矛などが出土すると共に神剣「韴霊」が顕現され、伝承が正しかったことが証明されました。
その後、明治43年から大正2年にかけて神剣「韴霊」を奉安するために本殿を建立したとのことです。

発掘されたものの中に、国宝の「七支刀」という刀があります。これは4世紀に、朝鮮半島の百済の王族から贈られたもので、特別に鍛えた鉄を使っていたので、敵を打ち破る霊力が備わっているとされています。

たとえ歴史的背景を知らずとも、言葉を使わずにその神聖さや歴史の重厚感を静かに肌で感じさせてくれる存在感。パワースポットと言われる由縁がそこにはあります。
参拝客が後を絶たないのもそれゆえかもしれません。

ピンチを救う「起死回生」のお守りさん

ピンチを救う「起死回生」のお守りさん

写真:Masahiro Tokito

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石上神宮において忘れてはいけないものがこちら。
社務所では六月に執り行われている晦日斎行渡御祭の際にご神剣を覆う錦剣袋の形をした、表に七支刀が描かれている「御神剣守」というお守りがいただけます。
日本神話における「神武天皇が邪心の毒気により、仮死状態になったのをご心霊により救われた話」にちなんだ起死回生守りとしてお力を戴けるということです。
現在の逆境をはねのけたいと考えている方は是非とも手にしていただきたいお守りです。

おわりに

伊勢神宮と並ぶ古社・石上神宮。他の神社に負けない濃厚な歴史を持っています。しかし、それを知らずに参拝しても境内の清々しい雰囲気は最上級の癒しの場と言っても過言ではないです。今回お話しさせていただいた背景を頭の片隅において参拝されれば、さらに石上神宮を楽しめると思います。是非一度、言葉を使わずに語りかけてくるような石上神宮のパワーを肌で感じてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/16 訪問

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