世界遺産・ポーランドの京都「クラクフ」を満喫!必見の聖マリア教会から、ヴァヴェル城、ショパンまで

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世界遺産・ポーランドの京都「クラクフ」を満喫!必見の聖マリア教会から、ヴァヴェル城、ショパンまで

世界遺産・ポーランドの京都「クラクフ」を満喫!必見の聖マリア教会から、ヴァヴェル城、ショパンまで

更新日:2016/09/23 16:17

たぐち ひろみのプロフィール写真 たぐち ひろみ エアライン勤務

ポーランド南部にあるクラクフは、11世紀半ばから550年の長きにわたりポーランドの首都だった歴史の街。歴代ポーランド王の居住地であるとともに、交通の要所であることから東西の物資の行き交う交易地としても栄えてきました。幸い第二次世界大戦の戦火も逃れることができ、今でも中世そのままの街並みが息づく、古都クラクフ。「ポーランドの京都」とも呼ばれる、この趣きたっぷりな街の見どころをご紹介しましょう。

ユネスコの世界遺産に登録された、古色豊かな旧市街

ユネスコの世界遺産に登録された、古色豊かな旧市街

写真:たぐち ひろみ

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クラクフの中心部をなす旧市街は、1978年に「クラクフ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されて以来、世界的に有名になりました。このため、中央広場周辺は連日国内や海外からの観光客で溢れて大変な混雑ぶり。クラクフの見どころ、レストラン、ホテルのほとんどが、この南北1.4km、東西1kmほどしかない旧市街地区に集中しているのだから、それも納得です。おおむね徒歩で観光できるクラクフは、日本人にとっても訪れやすい街といえます。

クラクフめぐりは、この中央広場から始めましょう。広場の中心にあるのは織物会館。東西から届く織物や衣服の交易所として14世紀に建てられた秀麗なルネサンス様式の建物で、1階は土産物ショップやカフェ、地階は考古学と歴史の博物館「地下博物館」となっていて、どちらも毎日大変な賑わいです。

中央広場では常時マーケットも開かれていて、さまざまな食べ物やお土産品が売られています。焼きチーズ、肉類や野菜のグリル、ハンガリーのバウムクーヘン「Kurtosz Kolacz」、日本でも人気の陶器ボレスワヴィエツなどが、特におすすめです。

こんな教会見たことない!必見の聖マリア教会

こんな教会見たことない!必見の聖マリア教会

写真:たぐち ひろみ

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中央広場にはまた、2つの高い塔が目を引く聖マリア教会が建っています。13世紀に建てられたゴシック様式のこの建物に一歩足を踏み入れたら、とにかくその壮麗さに目を奪われるはずです!

ステンドグラスや壁画に彩られ、鮮やか、豪華、きらびやか、といった修飾語がまさにぴったりなその内装。特に正面に飾られている国宝のヴィット・スウォシ主祭壇は見逃せません。聖母マリアの被昇天を描いたレリーフを中央に、聖母マリアににまつわる様々な場面が描かれていて、キリスト教徒でなくてもその荘厳さにしばし言葉を失います。

この教会を訪れたからには、併せて塔にも登ってみましょう。旧市街で一番高いこの塔からは、歴史深いこの街の全景を一望できます。入り口は教会とは別になっているので気を付けて。

クラクフ観光の目玉、ヴァヴェル城ではたっぷり時間を費やしたい!

クラクフ観光の目玉、ヴァヴェル城ではたっぷり時間を費やしたい!

写真:たぐち ひろみ

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クラクフの一番人気の観光地といえば、なんといっても歴代王の居城「ヴァヴェル城」です。旧市街の南はずれの丘に14世紀からそびえ続けるその威風堂々とした姿は、まさに王城。旧市街から歩いて徐々に近づいてくるにつれ、期待に胸も膨らんできます。

最大の見どころは旧王宮とヴァヴェル大聖堂。旧王宮はさらに、公的エリアのステート アパートメント、私的エリアのプライベートアパートメント、宝物館、オリエンタルアート館、庭園など、さまざまな見学エリアがあり、チケット売り場では、見たい箇所を指定して、まとめて入場料を支払うシステムになっています。ヴァヴェル大聖堂だけは管轄が別なため、チケット売り場も王宮とは別、聖堂付近にあります。

連日旅行者で混雑する観光スポットなうえ、とにかく見どころ盛りだくさんなので、朝一での訪問がおすすめです。チケット売り場オープンと同時に入場券を購入して早め早めに見学をすれば、混雑もかなり避けられます。それでも見学箇所によっては時間指定があったりするので、見学には半日以上が必要です。

必見は、ステート アパートメント、プライベート アパートメント、現在特別公開中のレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「白貂を抱く貴婦人」、そしてヴァヴェル大聖堂。大聖堂では、塔に登るのもお忘れなく。聖マリア教会とはまた違ったアングルからの旧市街を眺めることができます。

独特の文化が残る、古くて新しいガジミエシュ地区

独特の文化が残る、古くて新しいガジミエシュ地区

写真:たぐち ひろみ

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最近の話題スポットといえば、旧市街を出て南東に下ったところにあるガジミエシュ地区でしょう。14世紀にユダヤ人を保護する目的でガジミエシュ大王が建設した町で、当時迫害を受けていた多くのユダヤ人が移り住み、第二次世界大戦までユダヤ人街として栄えていました。今でもユダヤ教の神殿、シナゴークが数多く残っていたり、毎年開催されるユダヤ文化フェスティバルなどに、その名残りを残しています。

近年になって、そのガジミエシュ地区におしゃれなカフェや個性派ショップが続々とオープン。若者を中心に注目のスポットとなっています。古い街の新しい文化に触れてみるのも旅の楽しみ方のひとつ。観光三昧のあと、この地区まで足を伸ばして、しばしティータイムまたはビアタイムとしゃれてみませんか? ちなみに、写真はムタルニア(Mleczarnia)のオープンカフェです。

ポーランドだからこそ、ショパンに浸りたい!

ポーランドだからこそ、ショパンに浸りたい!

写真:たぐち ひろみ

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クラクフでのちょっと違った過ごし方をもうひとつご紹介します。ポーランドの音楽家といえば、ショパン。ショパンの母国を訪れたからには、少しでもその音楽に触れてみたいと思いませんか? 日頃クラシックとは無縁でも、なぜか音楽に浸りたくなるのがヨーロッパの不思議さです。

クラクフの旧市街には、旅行者でも気軽にショパンの音楽を楽しめるサロンがあります。毎日夜7時〜8時の1時間、手頃な価格でショパンのピアノコンサートが開催されているのは、旧市街のスラコヴスカ通り14番地のショパンギャラリー。スパークリングワイン1杯付きで60ズウォチ(約1700円)と割安にも関わらず、その演奏はなかなかの高レベルです。演奏者と曲目は日替わりですが、有名なショパンのこと、聞いたこのある作品も必ず演奏されるので、クラシック初心者でも十分楽しめます。

優雅なサロンで、ワイングラスを傾けながらのクラシックコンサート。ヨーロッパの国ポーランドならではの上質なひとときを過ごしてみては? なお、8時からは同じ場所でもう1つのコンサートが開催され、ショパンに限らない名曲の数々を管弦四重奏で楽しむことができます。いずれも大抵当日券があるので予約は不要です。

ポーランド観光で外せない街、クラクフ

世界遺産アウシュビッツへの通過点でもある歴史の街クラクフは、押しも押されぬポーランドの一大観光地。ポーランドを訪れるなら、絶対行ってほしい街です。

ヨーロッパの主要都市から直行便が運航するクラクフへのアクセスは意外とよく、うまく乗り継げば日本からも同日中に到着できます。ワルシャワなどポーランド主要都市からは特急列車が日に何本も運行してるので、国内の移動も快適です。

治安も比較的よく、物価も安いポーランドへ旅する際は、ぜひクラクフを旅程に入れることをお忘れなく!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/05−2016/05/07 訪問

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