写真:木村 優光
地図を見る袖ヶ浦海浜公園の北西側には、「東京湾の広場」と称する広場があり、その中央には高さ25mの細長い展望台があります。この展望台の最上部からは、東京湾や袖ヶ浦内陸部などの周辺の街並みを見ることができます。
特に目立つものとしては、袖ヶ浦近郊から千葉みなと周辺まで続く工場地帯!展望台から真北方面へ続く曲線状の海岸線沿いには、たくさんの工場が立ち並び、各工場に設けられた煙突から吹き出る水蒸気の様子が非常に美しいです。
特に風があるときは、水蒸気の煙がたなびかれ、風に沿って泳ぐ姿は芸術的!この様子は地平からはなかなか見ることができず、高さ25mの展望台に上がってからこそ見ることができる、貴重な光景です。
写真:木村 優光
地図を見る上にて展望台から見える夜の様子を紹介しましたが、夜以上に夕方や早朝時も非常に魅力的な風景を見せてくれます。これは展望台が東京湾に面していることと、周辺に高い建物がないことが挙げられます。
写真は展望台から見た、北東方面の早朝の様子ですが、時間にして朝の4時すぎ!5月の訪問でしたので、北東の方角の空でも赤く焼ける様子を見ることができましたが、これが冬場ですと、もう少し内陸側を見ると、空が赤く焼ける様子を見ることができるでしょう。
早朝訪問が難しい場合は、夕焼け時を狙って訪問してみるのもよいでしょう。その場合、空が焼ける方角は季節によって若干変わりますが、西の方角がベスト!つまり、アクアラインを隔てて、横浜方面になります。空気が澄んでいれば夕焼け空背景に富士山のシルエットを見ることも可能です。
写真:木村 優光
地図を見る今まで展望台から見える風景を紹介してきましたが、肝心の展望台の形状は非常にユニークな形をしていたりします。ぱっと見、こけしのような形状に思わずニッコリしてしまうでしょうか。公園内に設置された巨大なモニュメントのようです。
展望可能のフロアーは最上階のみで、あとは螺旋階段上の構造になっています。内部は要所に電灯がつけられていますが、暗い箇所もあるのでゆっくりと上がることをおすすめします。懐中電灯があれば持参しても良いかもしれません。
夜間は外観が落ち着いた明かりでライトアップされ、公園内のランドマーク的存在となります。このライトアップ源ともなる電力ですが、実は展望台に併設された風力発電施設から供給されています。展望台のライトアップだけでなく、園内の外灯などにも供給しているから驚きです!
写真:木村 優光
地図を見る最後は公園入口までのアクセスストリートのご紹介です。マップ上で見る限り、単に海岸線を走る道路のように見えますが、これが単なる海岸線ではない!道路沿いにはヤシの木が一定の間隔で植えられていて、まるで南国にいるかのような錯覚にとらわれます。
公園に目指して車で走っていると、進行方向左側は東京湾ですが、その眺めは開放感抜群!道路沿いにグリーンベルトが敷設され、その先は海!アクアラインをはじめとして、対岸の横浜や東京ベイエリア沿いも良く見え、最高のシチュエーションです。
これが夕刻時になるとさらなるムードがよくなり、横浜や横須賀方面へ沈む太陽が素晴らしい絶景と化します。日没後30分を経過した辺りに、空気が澄んでいれば富士山のシルエットも浮かび上がり、素晴らしい眺めになります。車を安全な場所に停めることができたら、しばしグルーンベルトに腰を下ろしてみるのもよいでしょう。
上で紹介した夜景や朝焼けなども非常に美しいですが、昼間も捨てたものではありません。園内には小さな子供が遊べるような遊具器具も豊富で、さらには広大な芝生広場、サイクリングロードも整備されています。ただ、日差しの強い夏場ですと、影になる場所が少ないため、真夏以外に訪問すると良いでしょう。
また初夏は公園沿いの砂浜で潮干狩りもすることが可能!公園自体は入園も駐車場も無料です。自動販売機はありますが、レストランやお弁当屋は付近に一切ありませんので、お弁当の持参をオススメします。
アクセスもアクアライン木更津金田ICから約10分!ただし、途中に広大なショッピングモールがあるため、日中は渋滞する場合があります。時間に余裕を持って訪問しましょう。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/18更新)
- 広告 -