標高1,250mに源泉!? 山形一高所の「姥湯温泉 桝形屋」ダイナミックな混浴露天風呂に仰天

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標高1,250mに源泉!? 山形一高所の「姥湯温泉 桝形屋」ダイナミックな混浴露天風呂に仰天

標高1,250mに源泉!? 山形一高所の「姥湯温泉 桝形屋」ダイナミックな混浴露天風呂に仰天

更新日:2016/06/22 15:57

小西 ひろ子のプロフィール写真 小西 ひろ子 編集・ライター

山形県米沢市の市街地からずっと離れた山の奥。そこに秘湯と呼ぶにふさわしい温泉宿「姥湯温泉 桝形屋」があります。奇岩が織りなす大日岳に佇む宿の起源は室町時代。480年以上も湧き続けているという歴史に加え、さらにすごいのが、源泉かけ流しの温泉と露天風呂のロケーションです。どんな場所で、どのように温泉を満喫できるか? 詳しくご紹介していきます。

青白い湯は、肌がサラサラになるpH2.5の単純酸性硫黄泉

青白い湯は、肌がサラサラになるpH2.5の単純酸性硫黄泉

写真:小西 ひろ子

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姥湯温泉の源泉は標高1,250mの断崖に! それは山形県で一番高い場所に位置し、今も自然湧出しています。湯の花がどんどん出てくる白濁した湯はきれいな青白い色をしていて、柔らかな肌触り。そして硫黄の香りがとても強い。泉質はpH2.5の酸性の単純酸性硫黄泉。少し飲泉してみると、レモン水のように酸っぱくて苦いので、その酸性度合いが分かるはず。殺菌効果も高く、肌表面の角質も柔らかくしてくれるので、温泉から出ると肌は驚くほどサラサラになっています。

V字谷から湧く源泉を、ダイナミックすぎる混浴露天風呂で!

V字谷から湧く源泉を、ダイナミックすぎる混浴露天風呂で!

写真:小西 ひろ子

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露天風呂は、女性専用が1か所と混浴露天風呂が2か所。その中でも、一番奥にある混浴露天風呂「薬師の湯」は遮るものがなく、奇岩がそびえる大日岳を仰ぎ見ながら温泉に浸かることができます。泉質抜群の姥湯温泉ですが、このダイナミックな露天風呂に、初めて訪れる人は誰もが仰天するのではないでしょうか? 大日岳のV字谷になった所から源泉が自然湧出していて、露天風呂にこんこんと青白い湯をたたえている様子も分かります。自然と融合したその光景は、忘れられないものになることでしょう。

ただ、「薬師の湯」は混浴露天風呂のため、女性には少々ハードルが高いかもしれません。とはいえ脱衣所は男女別になっており、バスタオルを巻いて入浴することも可能。さらに宿泊客であれば、男女入れ替えの時間が設けられており、夜間に「薬師の湯」が女性専用となる時間帯があるのです。

また、露天風呂は日帰り利用も可能(9:30〜15:30、大人600円)。この時間帯は「薬師の湯」は混浴なので、タオルやバスタオルなどはお忘れなく。

夜闇の露天風呂では、瞬く満天の星空を!

夜闇の露天風呂では、瞬く満天の星空を!

写真:小西 ひろ子

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ただ、夜間の露天風呂は周囲の景色も見えず、脱衣所に電球が灯るのみ。「それでは何も見えないじゃないか!」という方もいらっしゃると思いますが、ちょっと待ってください。真っ暗だからこその楽しみがあるのです。

脱衣所の灯りをたよりに温泉に浸かったら、ほんのひと時、目を閉じてみてください。そして、目が暗闇に慣れた頃に上を見上げると……満天の星空が瞬いている様子に、感動すること間違いないでしょう。周囲に何もないからこそのこの光景、普段はなかなか見られるものではありません。夜の露天風呂は怖いくらいに真っ暗ですが、宿泊された方にはぜひ、この星空を体験してほしいと思います。

宿泊者専用の内湯は、木の香り漂う風情ある造り

宿泊者専用の内湯は、木の香り漂う風情ある造り

写真:小西 ひろ子

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ここまで紹介してきた露天風呂ですが、実は体を洗う場所がないので石鹸やシャンプーは使えません。しかし、宿泊した場合は内湯利用も可能ですので、必要な方はこちらで体を洗いましょう。風情ある木の湯船にたたえた湯は、もちろん源泉かけ流しの温泉です。

姥湯温泉ロスになっても大丈夫! 効能をお持ち帰りできるグッズ

姥湯温泉ロスになっても大丈夫! 効能をお持ち帰りできるグッズ

写真:小西 ひろ子

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泉質があまりにもいいため、滞在中は何度も浸かって堪能したくなる姥湯温泉。旅が終わると姥湯温泉ロスにしまうほどです。そんな方は、その泉質を自宅でも楽しめるグッズを土産にしてはいかがでしょうか?

●姥湯「湯華」
源泉から採取した、乳白色のヨーグルト状の湯の花を乾燥。これを袋詰めにして販売しています。入浴する際は、まずは湯桶で4粒ほどの湯の花を溶かしておいてから、湯船に入れて使います。100g540円(税別)〜。

●姥湯温泉せっけん「うばゆ」
姥湯源泉を石鹸素地にブレンドして練り上げた天然素材の石鹸。ハーブオイルや天然蜂蜜を加え保湿効果を高め、天日干しで仕上げられています。優しい使い心地なので、洗顔用石鹸としてもぴったり。500円(税別)。

※価格は2016年6月時点

春も秋も、何度でも訪れたくなる温泉宿

山岳地帯にあるため、冬季は閉鎖されてしまうという「姥湯温泉 桝形屋」ですが、それ以外は宿泊でも日帰りでも、気軽に利用できる温泉宿です。特に新緑の頃や、紅葉の時期は筆舌しがたい光景に! いつ訪れても様々な表情を見せてくれる温泉宿は、何度訪れても飽きません。混浴露天風呂に躊躇されている方もいらっしゃるかもしれませんが、男女別になっているエリアもあるので、思い切って今度の週末に訪れてみませんか!?

※宿の営業は、4月下旬〜11月上旬まで。

※宿のロケーションや料理については別記事で紹介しています。
 詳細は下記の関連メモよりご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/26−2016/05/27 訪問

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