写真:bow
地図を見る滋賀県大津市にある「伊豆神社」で今話題となっているのが、ハート型をした「幸福を呼ぶ石」と呼ばれる石です。
「伊豆の霊石」とも呼ばれていたこの石は、確かにハートのような形状をしています。元々は境内の森の中に祀られていたとされていますが、今は社務所横に鎮座。その上部を撫でると幸せを呼んだり、愛しい人に思いが叶うと言い伝えられているのだそうです。
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地図を見る「幸福を呼ぶ石」が徐々に口コミで広がり、縁結びのパワースポットとして話題を集めつつある「伊豆神社」は、恋愛に効くパワースポットとして若い人たちの参拝が増えてきているのだとか。
ちなみに神社には「幸せを呼ぶ石」を形どったハート型の絵馬が用意されています。絵馬にはこれまた「幸せを呼ぶ石」をモチーフにしたキャラクターもデザインされていて、縁結びにご利益がありそうな雰囲気!良い出会いを求めて祈願される女性が後を絶ちません。ここまで来たら、奉納あるのみッ!
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地図を見る「伊豆神社」の創建は古く、平安時代中期の寛平4年(892年)という歴史のある神社。室町時代には「堅田大宮」ともいわれ、堅田全域の総鎮守として信仰を集めていたそうです。また湖上水運に特権を持ち、大きな力を持った神社だったそうです。
主祭神は大山祇神(オオヤマツミ)で、そのご神徳は農林・鉱業・海運・漁業・酒造など多方面にわたっています。
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地図を見るこの辺りの地名は「堅田(かたた)」であり、特に「伊豆」という地名ではありません。なのに何故「伊豆」の名を冠しているのかというと、創建に関わったのが平安時代中期の天台宗の僧、尊意の存在が鍵となっています。
尊意が諸国修行から帰った際、堅田の地を訪れたところこの辺りの風景が三嶋の地に良く似ているとしたことから、はるばると伊豆は三嶋明神のご祭神を分祀しこの地に勧請したのが「伊豆神社」の始まりなのだとか。滋賀で「伊豆」の名がついていたのは偶然ではなく、ちゃんとルーツがあったのです。しかも個人の感想から神社が作られ、名が付いたなんてちょっと面白いですよね!
伊豆神社へのアクセスですが、電車であればJR堅田駅で下車。そこから徒歩なら約20分。バスに乗り換えるなら江若交通バスに乗り「堅田出町」バス停で下車してください。そこから徒歩約5分程です。また、土・休日のみ「浮御堂前」までバスが運行しますので、「浮御堂前」まで乗って下車すれば歩く距離が短くなります。
バス停が示す通り、目と鼻の先には近江八景の一つとして名高い「浮御堂」もありますので、あわせて訪れてみてください!
この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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(2025/2/7更新)
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