落ちたら死ぬ!岐阜・国道157号線は日本最強クラスの酷道だ!

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落ちたら死ぬ!岐阜・国道157号線は日本最強クラスの酷道だ!

落ちたら死ぬ!岐阜・国道157号線は日本最強クラスの酷道だ!

更新日:2017/04/14 12:27

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター

国道であるにもかかわらず、走行に困難を極める道たちに愛着を込めて与えられた称号である「酷道」。そんな酷道の中でも全国的にも有名なのが、岐阜県と福井県を結ぶ国道157号線。「落ちたら死ぬ」という看板が立つ程の難所が続く超過酷な国道はマニアたちの挑戦心を掻き立てる、まさに酷道中の酷道なのです!

酷道すぎる!北陸と東海地方を最短距離で結ぶ国道157号線

酷道すぎる!北陸と東海地方を最短距離で結ぶ国道157号線

写真:bow

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国道157号線は石川県金沢市と岐阜県岐阜市を結ぶ、総延長約200kmに及ぶ国道。北陸と東海を最短距離で結ぶという非常に重要な役割を占める位置づけにある国道なのですが、冬季閉鎖期間が長く、かつ道幅も狭く道路状況も悪いため、重要な役割をまっとうできない「酷道」として知られている道です。

酷道すぎる!北陸と東海地方を最短距離で結ぶ国道157号線

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また、国道157号線が「酷道」と評される一つの理由に難所である「温見峠(ぬくみとうげ)」の存在があります。福井・岐阜県境に位置する温見峠は標高約1000mの豪雪地帯にあるため、年間の半分くらいは冬季閉鎖の期間となるとんでもない道路なのです。油断をすると道路にはトラップが仕掛けられています。運転中は集中力を切らさないようにしましょう。

酷道すぎる!北陸と東海地方を最短距離で結ぶ国道157号線

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とても100番台の国道とは思えないような路面状況が続く温見峠付近の国道157号線。とにかく、整備がされていないというか追いついていないというか、走っている内にちょっと怖くなってくるような峠越えルートです。

豪雪地帯であることを訴えているかのように、雪の重みで曲がってしまった標識や、崩壊してしまったガードレール。さらには雪崩の直撃でも受けたのかと思える法面の落石防止フェンスなど、随所にここが凄まじい場所であるという証拠を脳裏につきつけられ、酷道気分を存分に味わえる区間なのです。もちろん、激しい道路のアップダウンや狭路であることは言うまでもありません。

国道157号線名物「洗い越し」

国道157号線名物「洗い越し」

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福井・岐阜県境「温見峠」を越えて岐阜県側へと入れば、国道157号線の名物の一つである「洗い越し」をいくつか見ることができます。

「洗い越し」とは川に橋を架けずに道路と川が平面交差する部分を言います。言い換えれば、川が道路をそのまんま横断して流れているということ。林道ならばまだしも、100番台の国道を川が横断しているなんて・・・!しかも「洗い越し」は1ヶ所だけではなく連続して数ヵ所あります。しかも結構な水量が流れている川ばかり。

国道157号線名物「洗い越し」

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この「洗い越し」の存在で大雨の降った後は通行が困難になるため、国道157号線は避けられるという運命に。しかし、そんな「洗い越し」は年々姿を消しつつあります。国道157号線が「酷道」と呼ばれる一つの要因「洗い越し」を体験するなら今のうちなのかもしれません。

酷道は野生の来襲にも注意!

酷道は野生の来襲にも注意!

写真:bow

山岳道路といえば野生動物の出現というのも珍しくありません。この国道157号も福井・岐阜県などをまたがる両白山地を貫いて走っています。「クマ出没!入山注意」などと書かれた看板も、山深い部分にいることを知らされます。

酷道は野生の来襲にも注意!

写真:bow

「まぁさすがにクマは出ないだろう」などとタカをくくっていると、本当にクマに遭遇することもあるので運転には注意してください。

超絶危険予告「危険 落ちたら死ぬ!!」

超絶危険予告「危険 落ちたら死ぬ!!」

写真:bow

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さて、国道157号線が酷道として全国に知られるようになった一番の要因。それは「危険 落ちたら死ぬ!!」の看板でしょう。

国道157号線の中でも、特に激しい酷道となる岐阜県本巣市能郷〜黒津間の約5km。その手前に設置されているこの看板は、おおよそ国道に似つかわしくない文言が書かれています。しかし、これは単なる脅しではなく過去に車が崖下へと転落する死亡事故が多発した経緯から設置されているもの。

超絶危険予告「危険 落ちたら死ぬ!!」

提供元:よごれん/TEAM酷道

http://www.geocities.jp/teamkokudo/地図を見る

全国の酷道マニアが羨望の眼差し(?)で見つめる「落ちたら死ぬ」区間が実際にどういう道かというと、狭路、ノーガードレール、カーブ連続、見通し悪し、離合困難、断崖絶壁、落石注意という「酷道」に必要な要素をこれでもか!と盛り込んだような道。それがれっきとした国道なのです。

超絶危険予告「危険 落ちたら死ぬ!!」

提供元:よごれん/TEAM酷道

http://www.geocities.jp/teamkokudo/地図を見る

地元民ですら嫌がるというこの区間を走っている時は常に緊張感を持った運転が必要で、対向車が来ないように祈りながら走るしかありません!まさに魂をすり減らす覚悟で臨む酷道といえましょう。

幻の酷道でもある国道157号

幻の酷道でもある国道157号

写真:bow

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また、「落ちたら死ぬ」区間は災害で通行止めになってしまうことがしばしば。直近では2014年まで、なんと8年近くもの間も通行不能だった区間。それほどまでにこの区間はガチで危険なため、気象条件によっては通行止の措置を取るための強固なゲートが設置されている程なのです。ある意味、走りたくても走れない「幻の酷道」ともなりえる稀有な存在でもあるのです。

国道157号線で知れ!酷道の神髄

全国の酷道マニア憧れの地でもある、国道157号線。その過酷さは折り紙つきですので、車両感覚に優れた人にしかおすすめできない道路です。事故多発につき、生半可な気持ちでは危険が伴いますので十分にご注意を。

もし国道157号線にアタックするならば出発前には必ず道路状況をチェック!冬季通行止めが長いだけでなく、災害に伴う通行止めが頻繁に起こる路線です。関連MEMO欄からJARTIC(日本道路交通情報センター)のサイトで、県域図>中部>岐阜>規制一覧を確認してからお出かけください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/08/04 訪問

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