自動車の方は、阿寺の七滝入り口手前と奥に有料駐車場を利用しましょう。駐車場には管理人がおらず、駐車料金300円(普通自動車)を、散策路入り口にある支払箱に入れます。駐車場前に清潔なトイレもあります。散策路は、はじめは道幅は少し広く、巨岩がころがる渓流づたいに歩きます。
200mほど緩やかに上りますが、すぐにのぼりは終わり平坦に。散策路は深い緑におおわれ冷涼な空気が包みます。そして橋が一つ。橋周辺では渓流の落差が大きく、渓流が小滝となっています。巨石が苔におおわれ、さらに覆いかぶさるようなもみじを楽しむことができます。
マイナスイオンが溢れ、苔むした橋の周辺は撮影お勧めスポットです。
散策路に沿って流れる小川が滝へ案内してくれます。森は深く、濃い酸素とマイナスイオン漂う空気を思う存分楽しめます。ところどころ太陽が射す場所があるくらい、深い緑の中を歩きます。
小川が散策路に沿っているため開放感があり、前後の視界もよいので、安心して歩ける小径です。休憩用ベンチが適度に配置されており、飲み物やスナック類でリフレッシュしてはいかがでしょう。小川には時折、淵があり幼魚を見ることができます。
散策路沿いに巨木の根が地面を盛り上げるほど生えている場所があります。足元に注意しましょう。
冷涼な空気と森におおわれ、散策路のあちこちに直射日光が当たらない苔むした場所があります。
こうした場所では、巨石ばかりでなく、巨木にも苔が一面に繁茂し、その根元には小動物や妖精が今にも顔をのぞかせそうな穴が神秘的な気配を漂わせています。
散策路も中ほどを過ぎた頃、右手側に「巣山礫岩(すやまれきがん)」と名付けられた漬物石ほどの一抱えほどの大きさの石があります。通称「くいちがい石」又は「子抱石」と呼ばれ、隣に説明の看板と賽銭箱。約2500年万年前に堆積した地層がズレたために、石の表面に地層のズレを見ることができます。珍しいので是非ご覧になって下さい。
水が7段に流れ落ちる美しい滝で、天然記念物にも指定されています。水が激しく流れ落ちるために、甌穴(おうけつ)とよばれる穴(ポットホール)が形成されています。簡単に深さを見る事はできませんが、第2と第5の滝つぼが数メートルの深さに及びます。滝は全長62mあり、容易に全体を見ることができない絶妙な配置。角度を変えて絶景を楽しんでください。七番めの滝は礫岩上をすべるように流れ、歩いてきた疲れを癒してくれる絶景です。
東海自然歩道は滝の左手に分かれて行きます。東海自然歩道を見送り、そこから右手に滝に沿って30段ほど階段を登ります。先端は滝を間近み見下ろす展望デッキ!ここからの滝の眺めを楽しんでください。礫岩の中にできたポットホールの滝壺も見ることができます。より激しく水が流れる展望デッキ周辺は、マイナスイオンを多く感じられる場所です。
阿寺の七滝への冷涼な空気の下での森林浴と散策はいかがですか。阿寺の七滝へは、新東名新城ICから車で約30分、15kmでとても便利です。近辺には四谷の千枚田、鳳来山、湯谷温泉、百闡黷ネど観光スポットが多くあり、組み合わせて観光が楽しめます。
散策路沿いと滝周辺はもみじが多く、新緑から紅葉まで楽しめます。冷涼な空気、森林浴、マイナスイオン溢れる阿寺の七滝の散策に出かけてみてはいかがでしょう。駐車場には自動販売機がありますが、五平餅などの売店は開いていない日もあります。関連情報をMEMO欄に入れておきます。
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