ヨーロッパには他にもミラノ風カツレツも有名です。ご存じの方も少なくはないのではないでしょうか。ミラノ風もウィーン風もどちらも基本のレシピでは仔牛肉を薄く叩き伸ばして細かいパン粉をつけて揚げ焼きし、レモンを絞って食べます。
では一体この二つの違いは何なのか? 作り方も食べ方も同じです。・・・・それもそのはず、19世紀、ミラノに行っていたとある将校がカツレツをミラノよりウィーンに持ち帰ったからです。そのままレシピに変化がもたらされることなく、ウィーンの名物料理として堂々と君臨しています。
このウィーン風カツレツをウィーンで食するならば、旧市街地のど真ん中になるウィーンのランドマーク「ステファン大聖堂」にほど近い老舗がおすすめ。シュニッツェル専門レストラン『フィグルミュラー』で是非食べてみてください!
出てきてびっくり、ここの名物は、人の顔よりも大きなお皿からはみ出すカツレツです。(ハーフサイズもあるのでご安心を!)グリーンサラダについてくるポテトサラダも日本のものとは全く異なりとても美味。
フィグルミュラーは店舗は二つありますが、創業以来のヴォルツァイレ店(Wollzeile)がお勧めです!店内は狭いですが当時のままの雰囲気があります。タキシードを身に纏ったプロのウェイターさんが、フレンドリーに手慣れた手つきで対応してくれます。
余談ですが、ウェイターさんに鍵を借りていかなければならない離れにあるお手洗いも当時のままでとても可愛らしく、お手洗いにもかかわらず珍しいので思わず写真撮影をしたくなリます。
この老舗のフィグルミュラーのカツレツは、美味しくておなかも満足以上に満足、そして帰国した後にも話のネタになり皆を楽しませることができるでしょう。こんなに大きなカツレツを食べるのは後にも先にもきっとこのウィーンでの経験だけになるでしょうから。
人気店なので、二人以上の場合は予約していくことをお勧めします。オンライン予約ができるのでとても便利ですよ!下記のフグルミュラーの予約サイトを訪問してください。*ランチなら予約なしでも問題なく座れることも多く、14時以降に行くと比較的空いています。
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(2024/10/13更新)
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