写真:長坂 ヒロ
地図を見るロカ岬の最大の見所は、やはりその壮大な大海原の風景。ユーラシア大陸の最西端から眺める大海原の景色は圧巻です!
今から約500年以上も前、現代のような精巧な技術やテクノロジーもない中、勇気ひとつで海へ飛び出した冒険家達。そんな彼らも眺めたであろう見渡す限りの絶景が、目の前に広がります。海の向こうにはどんな景色が待っているのか。そんな期待に胸を膨らませた冒険家達を思うと、当時のロマンを肌に感じることが出来ます。
写真:長坂 ヒロ
地図を見る大海原の風景と同時に目に飛び込んでくるのが、大きな断崖絶壁の風景。ロカ岬自体も高い崖の上に立っている観光スポットですが、その高さはなんと140メートル!落ちたらひとたまりもありません!
耳を澄ませば、波が崖に打ち寄せる音色も聞こえてきます。安全のために張られた白いロープだけは絶対に超えないように注意しながら、こうした自然の音色にも耳を傾けてみてくださいね!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るロカ岬を訪れたら一緒に記念撮影したいのが、ユーラシア大陸最西端の記念モニュメント。「ユーラシア大陸最西端 北緯38度47分、西経9度30分」としっかり刻まれたモニュメントには、「ここに地終わり、海始まる」という、ポルトガルの有名な詩人であるカモンイスの言葉も刻まれています。
また、最後に思い出として手に入れたいのが最西端到達証明書。バス停のすぐ近くにある事務所に行けば、その場で名前を入力してすぐに発行してくれます。10ユーロほどで購入可能ですので、ぜひロカ岬訪問の思い出として持ち帰ってみましょう!
写真:長坂 ヒロ
地図を見るリスボンとロカ岬の経由地点となるのが、世界遺産のシントラという街。ロカ岬は西日にならないよう昼までに行くのがオススメですので、帰りにはぜひシントラの街も観光しましょう!
シントラは、かの有名なイギリスの詩人バイロンが「世界一美しい」と称えた街。王族や貴族の避暑地として栄えた街で、今でもそうした歴史的建造物が残っています。中でもポルトガル王宮であるシントラ宮殿や、山頂に聳え立つペーナ宮は必見!当時のままの建物が残り、世界遺産にも登録された歴史的な街並みをぜひ堪能しましょう。
いかがでしたでしょうか?ロカ岬はユーラシア大陸の最西端であるのはもちろんのこと、大航海時代のロマンが今なお残る、素敵な観光スポットです。
アジアの最東端にいる私達が、ユーラシア大陸の最西端を訪れる。ユーラシア大陸の最西端に立っているんだなと思うと、感慨はひとしおです。そんないかにも「冒険」といった感じを味わえる旅も素敵ではないでしょうか?
この記事を書いたナビゲーター
長坂 ヒロ
「旅は凝り固まった価値観のマッサージ」そんな合言葉を道連れに、世界中をさすらうアラサー。大好きなブラジルをはじめ、ぶら〜り渡り歩いてきた国は数知れず。これからもどんどん世界中をこの目で見ていきます!そ…
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