第一日曜日はフランス･パリ「シャンゼリゼ通り」のホコ天へ！

更新日：2018/07/24 15:41

フランス･パリの目抜き通りとして名高い「シャンゼリゼ通り」は、毎月第一日曜日に歩行者天国となって、多くの人で賑わいます。これは車両規制によるCO2排出削減を目標とした取り組みの一環で、2016年5月より開始されました。
パリで過ごす第一日曜日の新たな楽しみ方の一つとして、ご紹介したいと思います。

凱旋門を真正面に見て歩くシャンゼリゼ通り

写真：ShinYah シンヤ

地図を見る

昼夜を問わず車の通行が絶えないシャンゼリゼ通り。普段は決して歩く事の出来ない車道のど真ん中を、第一日曜日には歩く事が出来ます。
いつもは歩道から眺めていた凱旋門を真正面に見据えて、その偉大な佇まいを望みながら歩いてみましょう。

様々なイベントを巡る

写真：ShinYah シンヤ

地図を見る

歩行者天国の対象となる1.5kmの区間では、音楽やスポーツをはじめとする様々なイベントが催されています。音楽の分野ではロックやダンスミュージックの他、民族楽器を演奏する集団もいて、彼らのパフォーマンスに耳を傾けながら巡り歩くのも楽しいです。
またスポーツでは、道路に描かれた特設コートでボールを操るミニ･サッカーやバスケットボールを楽しむ人達がいる他、一定の区間をレンタサイクルで巡るイベントもあって、歩行者天国ならではの光景が広がっています。

屋台のグルメに舌鼓

写真：ShinYah シンヤ

地図を見る

歩行者天国には屋台が軒を連ねるエリアがあり、椅子とテーブルも置かれていて、様々なファスト･グルメを楽しむ事が出来ます。屋台と言えども、そこは美食の街パリ。魚介やパスタを使った、本格的な料理に引けを取らないメニューを提供している店もありますので、色々な店で様々な味を試してみるのも楽しいです。
尚、店舗によってはクレジットカードが使える店もあるので、希望する場合は尋ねてみると良いでしょう。

万全の警備体制

写真：ShinYah シンヤ

地図を見る

歩行者天国のシャンゼリゼ通りでは、至る所で警察官が巡回をしており、テロへの警戒を強化しています。特にイベントが催される会場周辺には自動操銃を構えた軍人もいて、常に市民や観光客の安全は守られています。
この様に万全の警備体制が敷かれている事を念頭に、思いっきり楽しみましょう。

最後は凱旋門の上から

写真：ShinYah シンヤ

地図を見る

シャンゼリゼ通りを巡り歩いた後は、エトワール凱旋門の展望台からその全貌を眺めてみましょう。歩行者天国のエリアには、思い思いに過ごす人々の姿が車道を埋め尽くす光景があって、第一日曜日にしか見られない景色を見る事が出来ます。また、その人数の多さや規模の大きさを改めて実感する事が出来るのも魅力の一つです。