写真:Miyuki Sakai
地図を見るこのルクセンブルクの旧市街「その古い街並みと要塞群」は、1994年に世界文化遺産に登録されています。豊かな森に囲まれたルクセンブルクの自然の高低差と、10世紀から何百年にもよって築かれた城壁とのバランスは素晴らしく、ルクセンブルクを訪れた人が必ずと言っていいほど立寄る代表的な観光名所です。
特に絵になるのはこの「ボック(Bock)」からの景色。ここから広がる景色は、まさに絶景ポイント!眼下に広がる渓谷の街(グルント地区)にも興味をそそられますが、同時に気になるのが急な高低差の細道や石畳の階段。「行ってはみたいけどどうしようかな?」とここで迷われる人も多いかも知れません。
写真:Miyuki Sakai
地図を見る「グルント(Grund)」とは渓谷の低地のことを意味します。下から見上げる景色や街並みはまた一味違い、趣が感じられます。ここはとても静かで可愛らしく、まるで中世の街並みにタイムスリップしたかの様!ツアー団体観光客よりも個人旅行者や地元の人々を多く目にし、ルクセンブルクの人達の素の生活ぶりも見ながらゆっくり観光できますので、上からの景色と併せて是非訪れてもらいたい場所です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見る実は「グルント地区」へはエレベーターで移動する方法があるんです!人も自転車もこのエレベーターを使えば楽々移動が可能。一見何なのか分からず見落としがちな建物ですが、知っておくとかなり便利。徒歩だとけっこう急な斜面ですので、体力や時間に余裕がない人観光客は諦めてしまいがちですが、あっという間に移動できますのでこれは利用価値大です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るでも「片道はゆっくり景色を楽しみながら歩きたい!」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。そういう方へは上りのエレベーターの紹介です。こちらの場合も場所がちょっと分かりにくいのですが、ムンステ通りとサン・テュルリック通りの交わった場所にある「UPDOWN」というバーを目印にされて下さい。その左手にあるトンネルがエレベーターへ繋がる入口です。
ルクセンブルクの市内観光は街がコンパクトで、隣国からの日帰りでも充分楽しめます。しかし、やはり世界遺産となっているこの風景は、上からだけでなくグルント地区からも両方楽しんでもらいたいものです。今回はそんな短時間で観光される方の為に、限られた時間内でも慌てず、疲れず、効率良く、余裕で楽しんでいただける裏技も併せてご紹介しました。
この他にも、郊外の古城巡りなどご興味ある方は、ゆっくり滞在して自然を楽しみながら観光されるのも面白いと思います。ご自身のペースでの旅を楽しまれてください。
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(2024/10/12更新)
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