晴明神社や二条城からアクセスしやすい場所にある「古書と茶房 ことばのはおと」。築150年の町家を改装したお店には、美術雑誌や小説、絵本、猫にまつわる冊子などがたくさん置かれています。店内の本は自由に読むことができ、ゆっくりと読書しやすい雰囲気なので、本好きにはたまらない空間です(注:「ことばのはおと」は静けさをたのしむカフェとなっています。大声でおしゃべりしたい方や、あまりにも小さいお子様連れの方には向かないかもしれません)。
こちらでのおすすめは、一日数量限定の「にゃんこパフェ」。人気メニューのため売り切れてしまうこともありますが、ひと目みればとりこになってしまう可愛さです。手足の肉球やそうめんで出来たおひげなど、猫好きにはたまらないにゃんこスイーツ、京都に来たらぜひ味わってみてください。
今年の春、西陣にオープンしたばかりの「うめぞの茶房」。こちらのお店では、見た目におしゃれな「飾り羹」と、一緒にいただけるこだわりのお茶(ほうじ茶・煎茶・季節のお茶)が人気を集めています。「飾り羹」とはふつうの羊羹ではなく、わらび粉とレンコン粉、寒天をあんこで固めたもの。舌ざわりは羊羹と少しだけ異なり、味もココアやラズベリー、紅茶、抹茶など様々で、和洋折衷をたのしめる創作和菓子です。
お土産として買ってかえるのも良いですが、2階が天窓のある屋根裏風のイートインスペースになっているので、お茶とあわせてほっこりなごむのがおすすめです。
元々は銭湯だった建物を、カフェとして再利用している「さらさ西陣」。内装には異国情緒あふれる緑と白のマジョリカタイルがふんだんに使われて、元お風呂屋だった室内は奥へと広く、趣があります。ランチ・スイーツも人気ですが、こちらのお店で注目したいのはなんといっても建物そのもの。唐破風の入り口を一見すると、まるで「千と千尋」に出てくるお風呂屋さんに似た重厚さがあって、訪れた人はたいていお店を外から写真におさめています。銭湯カフェでお腹を満たしたら、歴史味あふれる建物の造りにも着目してみると面白いです。
京都河原町駅から歩いて5分、賑やかな寺町通にある可愛らしいお店「SHIN-SETSU(シンセツ)」。こちらは全国的にも珍しい「クリームソーダ専門店」で、いま京都の学生たちの間で人気沸騰中のお店です。
「SHIN−SETSU」の魅力はなんといってもクリームソーダの種類の多さにあります。定番緑のメロンソーダだけでなく、ブルー、オレンジ、ピンクなど、宝石のようにカラフルな色合いをたのしむことができます。またメニューが非常に多く、ストロベリーやピーチ、モヒートミントにマンゴーなど、選べるソーダの味はなんと24種類も。夏場の観光の合間に、水分補給もかねて足を運ぶのがおすすめです。
個性的なカフェといえば、京都河原町にある書店「丸善」内の、「マルゼンカフェ」もおすすめです。京都の丸善は、かの有名な梶井基次郎が小説「檸檬」でレモン爆弾を投下した場所です。実は丸善・京都本店には、本当にレモンを置いて帰ることのできる、遊び心あふれる「レモンを置きたい人用のカゴ」もあったりします。そんな梶井基次郎の聖地ともいうべき場所でぜひ味わってもらいたいのが、「丸善京都本店 マルゼンカフェ限定スイーツ 檸檬」。ふわふわのムースと、その下にあるゼリーは本格的なレモン味で、夏のスイーツとしてぴったりの酸っぱさです。小説「檸檬」を片手にこちらのレモンを味わってみる、なんてオツな楽しみ方も素敵です。
京都へ来られる際には、寺社仏閣のみならずカフェめぐり観光もおすすめです。個性的でおしゃれなカフェをはしごする自分への「ご褒美旅」、ぜひ試してみてくださいね。
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(2024/10/14更新)
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