写真:やま かづ
地図を見る「いずみさの観光周遊バス」は日曜・祝日のみに運行しているループ(一方向循環)方式のバスで、大観覧車や飛行機がデザインされた黄色い車体に泉佐野市のイメージキャラクター「イヌナキン」の顔が描かれた赤いプレートが目印です。
運行ルートは東回りのAルートと西回りのBルートがありますが、関西空港の対岸りんくうタウンから観光をスタートするならAルートがお勧めです。
Aルートは「プレミアムアウトレット」「シークル」などのショッピングエリアを擁するりんくうタウンを出発した後、泉佐野漁港に併設された青空市場を経由して、起点となる南海泉佐野駅へ向かいます。バスはその後、内陸部を循環するわけですが、時間のない場合、泉佐野駅で逆向きのBルートのバスに乗ったり、電車に乗ったりすることで、簡単にりんくうタウンや関西空港に戻ることができます。
ここでは、そんなAルートでめぐることができる観光スポットの中でも、特にお勧めの見どころ・グルメどころをご紹介します。
写真:やま かづ
地図を見る関西空港の対岸には巨大な埋め立て地りんくうタウンがあります。
ここには、海外の観光客にも人気の「りんくうプレミアムアウトレット」や大観覧車がランドマークの「シークル」などのショッピング施設があります。さらにスターゲイトホテルが入っている54階建てのりんくうゲートタワービル、帆船をイメージした外観が目を引くワシントンホテルなどもあり、世界のゲートウェイにふさわしい魅力的なエリアとなっています。
「いずみさの観光周遊バス」はワシントンホテルのエントランスにバス停があります。「リんくうプレミアムアウトレット」まではワシントンホテルの2階から連絡橋でつながっていますので、移動には大変便利です。
写真:やま かづ
地図を見る関西空港の近海は絶好の魚のすみかになっており、その主な水揚げ先は泉佐野漁港です。
泉佐野漁協直営「青空市場」の1階ではシャコ、シラス、タコなど、泉佐野近海でとれた新鮮な魚介類を販売しています。また、本格的なお寿司屋さん「祐太朗寿し」も営業していますので、季節ごとの海の幸をその場で味わえます。
さらに、2階にはカフェや定食メニューがある「イルカ」「まいど」があり、テラス席からは関西空港を離着陸する飛行機を眺めることができます。
また、屋外には「海鮮焼市場」がオープン、青空市場で買った魚介類を使ってバーベキューができます。入場料には焼肉と炭がセットになっていますから、手ぶらで気軽に楽しめますね。
写真:やま かづ
地図を見る大阪泉州(泉佐野市などの大阪南西部)のJAが経営しているのが道の駅的存在の「こーたり〜な」です。
近隣の農家さんが丹精込めてつくった季節の野菜や果物など、とれたての山の幸がところ狭しと並べられています。
同じ野菜でも、出品している農家さんによって、その大きさ、形、味はいろいろ。お気に入りの野菜があれば、みんなまとめて「こーたり〜な」!
ちなみに、地元の野菜としては、水なす、ふき、タマネギ、果物としては、桃、みかん、イチジクなどが有名です。
写真:やま かづ
地図を見るもともと熊野古道沿いにあった「蟻通(ありとおし)神社」は、紀貫之の和歌や世阿弥の謡曲「蟻通」などに登場することで知られています。
また、清少納言の「枕草子」には、ぐるぐると巻いた玉に赤い糸を通せという無理難題に対して、蟻に糸を引かせて解決し、国を唐(もろこし)から守ったと記されています。
この知恵は父から授かったもので、それ以降、知恵と親孝行の神社として知られるようになりました。
境内には「頭痛癒しの石の祠(ほこら)さま」があり、大人用・子供用として頭を入れるための穴をあけた2つの石が置かれています。
あなたは物理的な頭痛から解放されて癒されたいですか?それとも日々抱える頭痛の種から解放されて癒されたいですか?
「いずみさの観光周遊バス」は日曜・祝日限定の無料バスですが、平日も「いずみさのコミュニティバス」として地域に根差した3ルートを無料で運行し、泉佐野市民の生活の足として活躍しています。
いずれのルートもりんくうタウン(りんくう総合医療センター)、南海泉佐野駅を経由しますので、平日に関西空港・りんくうタウンを訪れる方にも使っていただけます。
なお、バスは後方扉から乗って前方扉から降りるシステムです。また、乗降客がいないとバス停にとまりませんので、降りる際には「降車ボタン」を押す必要があります。
「いずみさの観光周遊バス」、「いずみさのコミュニティバス」ともに詳しいルート・時刻表は下記「メモ」でご確認ください。
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(2024/9/18更新)
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