写真:池田 みる
地図を見る京都の東山区にある豊国神社へは、市バスを利用して行くことができます。「博物館三十三間堂前」というバス停から歩いて5分程のところの場所に豊国神社はあります。バスを降りると矢印看板がありますし、その矢印通り直進して行けば到着しますので、迷うこともないでしょう。そして歩いていると大きな鳥居をすぐに発見することができます。
ちなみに京都観光には市バスの1日乗車券が便利です。500円で1日市バスが乗り放題!通常運賃が230円なので、3回乗る予定があるのなら、1日乗車券の方が断然お得です。京都は見どころがたくさんありますので、市バスを使って効率よく回ることをオススメしますよ。
写真:池田 みる
地図を見る豊臣秀吉を祀っている神社が、この豊国神社です。人を神様として祀っている数少ない神社のひとつ。豊国神社は、徳川家康により1度取り壊されてしまったのですが、明治になり明治天皇のご沙汰により再建されました。
そしてこの写真の唐門は、国宝に指定されています。豊国神社を訪れるとまずこの唐門が目に飛び込んできますよ。安土桃山を代表する建築物のひとつです。ですがここで、明治に再建されたのに安土桃山時代?と思った方も多いはず。この唐門は「金地院」から移築されたそう。その前は、もともとが豊国神社にあったもの、さらには二条城、伏見城の城門であった等の様々な説があるんですよ。
謎が多い豪華な唐門に圧倒されること間違いなしです。
写真:池田 みる
地図を見る豊国神社に訪れたなら必ず行ってほしいのが、宝物館。一般300円、高・大学生200円、小・中学生100円の拝観料が必要となりますが、一見の価値ありです。
この宝物館には、豊臣秀吉のゆかりの物が数多く展示されています。重要文化財に指定されている「豊国祭礼図屏風」や「蒔絵唐櫃」「鉄灯龍」、秀吉が戦場で使ったとされる武具等、歴史的にも貴重な品々が多数展示。ですのでここではたっぷりの時間をかけて見学することをおすすめしますよ。
さらにびっくりする展示物も!なんと豊臣秀吉の歯が展示されているのです。古くから秀吉に仕えた子飼衆で、賤ヶ岳の七本槍・七将の一人である加藤嘉明に秀吉本人が送ったものだそう。さらにこの歯から豊臣秀吉の血液型はO型だったことがわかったんだとか。
歴史がよくわからないって方でも、あの豊臣秀吉の歯は見てみたくなりますね。
豊国神社には「出世ぞうり」というお守りがあります。豊臣秀吉は、織田信長の草履を懐で温めていたことで、気に入られたという話はとても有名。その話をモチーフにしたお守りなんです。なんだか本当に出世できちゃいそうですね。
この他にも様々なお守りや絵馬、御朱印帳もありますので、是非ご覧になってください。
豊臣秀吉が祀られている豊国神社、いかがでしたでしょうか。ご紹介した通り、見応えたっぶりの神社です。
さらに、京都には豊国神社の他にも豊臣秀吉ゆかりの地が多くあります。豊国神社と合わせて回ってみるのもいいかもしれませんね。
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(2024/10/13更新)
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