写真:浅井 みら野
地図を見る“北のヴェネツィア”と賞されるほど、街の全域に水路が張り巡らされているアムステルダム。運河の総距離は100km以上にも及び、橋の数も1500以上。主要な運河は17世紀に整備され、オランダ経済を支えた功績から2010年に世界文化遺産として登録されました。
特にライツェ通りからファイゼル通り(Vijzelstraat)の区間は“ゴールデンカーブ”と呼ばれ、水路と昔ながらの家屋が綺麗に残された、美しいエリアなんですよ。ボートで運河を巡るカナルツアーのチケットもライツェ通りの“Tours&Tickets”で購入できます。ツアーは1時間ほどで、橋の高さスレスレにボートをくぐらせる運転技術は見事です。
写真:浅井 みら野
地図を見る“オランダといえばチーズ!”といわれるほど、街を歩けばチーズ専門店が目に入ります。ライツェ通りも同じく、複数のお店が並んでいます。特に種類が豊富なのがゴーダチーズ。カラフルな包装紙ごとに様々なフレーバーが。バニラやココナッツなどスイーツ系風味のものから、ニンニクやハーブが効いたおつまみにぴったりなものまで。
種類も多く、どれも美味しそうで思わず迷ってしまうことも。しかし、ご安心ください!嬉しいことに、ほとんどの種類が試食できます。人気商品はナチュラル風味とトリュフ味ですが、この機会に是非食べたことない味も試してみてはいかがでしょうか。常温保存で半年ほど日持ちするのでお土産として購入しやすいです。
写真:浅井 みら野
地図を見る青と白の2色が際立つ「デルフト焼き」。16世紀ごろからデルフトを中心にアムステルダムでも生産されていた陶器です。鮮やかな青色と、その青で描かれた美しい模様を持つ陶器は特別に“デルフトブルー”というブランド名で呼ばれています。大きい装飾品サイズのものから小物サイズのものまで豊富に取り揃えており、見ているだけでも楽しめますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見るライツェ通り最大の特徴が、「歩行者のすぐ隣を通るトラム」です。線路と歩道を区切るものはなく、トラムの両側を人が往来し、トラムも人の行列をかき分けて進みます。トラムのすぐ目の前を横切る歩行者がいれば、見ているこちらがひやひやドキドキ。特にクラクションを鳴らすこともなく、自然と両者がスムーズに行き来しています。
運河が目立つアムステルダムですが、トラムもオランダ国内、更にはヨーロッパ内でも有数の路線網を持っています。旧市街地の道路は幅がせまく、バスも運行できないことからトラムが大活躍。一日あたり4万人以上が利用します。日本と同じく電子マネー(OV-chipkaartというカード)もしくは紙の切符で乗車します。OV-chipkaartは中央駅の窓口で購入できますよ。トラムの停留所によっては券売機がなかったり、あってもクレジットカードのみ受付だったりするのでご注意くださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見るライツェ通りを南に進むと、最後に到着するのが「ライツェ広場(Leidsesplein)」です。写真はアムステルダム市立劇場。ネオルネッサンス建築の建物は、オランダ国立バレエ&オペラの劇場だった過去もあります。このエリアは劇場はじめ、バーやレストランも集まっており、夜になると更に華やかになるんですよ。
週末になると観光客に加え、地元の方も遊びに訪れる「ライツェ通り」。狭い道に人が所狭しと往来する様子は、まるで東京・原宿の竹下通りのようです。そこにトラムまで並行して進むから迫力が凄い。しかし、すぐ隣を歩く歩行者の自然さを見れば、アムステルダムで養われたトラムと人の繋がりが感じられます。まさにアムステルダムらしさが感じられる通りではないでしょうか。
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(2023/12/8更新)
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