写真:東郷 カオル
地図を見る下鴨神社は古くより導きの神、勝利の神としての信仰があり、事始めの神社としても知られています。正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といい、境内には縁結びにご利益がある相生社や、葵祭で斎王代が手をつけて清める御手洗池があるのもここ下鴨神社。
京都の町は鴨川を中心に作られています。「鴨川」は賀茂川と高野川が交わったもので、鴨川と賀茂川、発音は同じですが明確な違いがあります。下鴨神社は賀茂川と高野川がちょうど交わるデルタ付近にあり、ご本殿までは糺の森(ただすのもり)が広がり、京都随一のパワースポットと言われる土地。
女性の美にまつわる鏡絵馬で有名な河合神社も、この下鴨神社の摂社です。2019年の入場場所はこちらの河合神社になります。
写真:東郷 カオル
地図を見る古都京都の文化財として世界遺産の構成の一部でもある下鴨神社。そのような由緒正しい歴史ある神社の森で、森の参道を光のアート空間にする作品「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」と、下鴨神社の楼門の中の空間に「浮遊する、呼応する球体 - 下鴨神社」が展示され、参道沿いの木々と楼門内が幻想的にライトアップされます。
提供元:チームラボ
地図を見る会期中は森の参道が光のアート空間「呼応する森と自立しつつも呼応する生命 - 下鴨神社 糺の森」となります。
このアートでは下鴨神社の糺の森の中の参道沿いの木々がライトアップされ光り輝きます。木々の光は、それぞれ自律していて、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたり。この光は人や動物が近くを通ると、光の色を変化させ音色を響かせます。
長い参道の向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人や動物がいることを意味し、人々は同じ空間にいる他者の存在を普段より意識するという、メッセージ性の高いものになっています。
提供元:チームラボ
地図を見る糺の森を進むと楼門に辿り着きます。楼門の中の空間にただよう光の球体は自律し、強く輝いたり消えたりして、まるでゆっくりと呼吸しているかのよう。この光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると光の色を変化させ、色特有の音色が鳴り響きます。まわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせて、次々にまわりの球体も連続的に呼応。
参道の木々と同じように、同じ空間にいる他の人々や動物達の存在を普段より意識することになるでしょう。
「下鴨神社 糺の森の光の祭」の二つの展示「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」と、下鴨神社の楼門の中の空間に「浮遊する、呼応する球体 - 下鴨神社」は、そこにいるだけで自分が主人公として空間に溶け込み、また、他社の存在を強く意識することのできるプログラム。現代的なプログラムでありながらも、人にとって大切なことを体感できる空間の提供として、下鴨神社での開催に違和感を感じないものとなっています。
是非いつもとは違った下鴨神社をお楽しみください。
場所:下鴨神社(賀茂御祖神社)
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
入口:糺の森南側、河合神社から入場
日時:2019年8月17日〜9月2日、18:30〜22:00(最終入場21:30)
料金:平日1,300円、土日1,500円
アクセス:京阪:出町柳駅より徒歩12分
チケット:ローソン・ミニストップ各店舗で6月29日から販売予定
※開催中は、会場でも販売
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/9更新)
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