自転車シェアリングで駆け抜けろ!ロンドン格安観光ルート

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自転車シェアリングで駆け抜けろ!ロンドン格安観光ルート

自転車シェアリングで駆け抜けろ!ロンドン格安観光ルート

更新日:2016/08/04 17:40

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

2010年にロンドンに登場した「自転車シェアリング」。日本でも金沢や川越で定着しつつある、旅行者に人気の交通手段です。ロンドン市内では、自転車専用ロードを増やしたり、歩道と車道の間にあった鉄柵を撤去したりするなど配慮の甲斐も有り、観光客にも着実に根付いてきました。

今回は、その最新使用方法と、1日で巡ることができる、ロンドンの人気観光スポットをおさえた格安観光ルートをご紹介したいと思います。

経済的で行動範囲も広がる新交通手段「ボリス・バイク」

経済的で行動範囲も広がる新交通手段「ボリス・バイク」

写真:藤谷 愛

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自転車シェアリングがロンドンに登場した当時の市長の名をとって、「ボリス・バイク」と愛称で呼ばれる赤い自転車(正式名称は、スポンサーの銀行名で「サンタンデール・サイクルズ」)。現在は、通勤や観光に利用する多くの人を見かけます。1万台の自転車と、駐輪する為に300〜500メートルおきに設置されている、700か所の「ドッキング・ステーション」の規模は世界でも随一です。

まずは、写真にある角柱の「ターミナル」と呼ばれる自動貸し出し機で手続きを行います。

(1)クレジットカードで開始後、「Hire(借りる)」をタッチ
(2)貸し出し番号が印字された紙をゲット
(3)10分以内にそのコードを使って、自転車の使用を開始
(4)返却は、どのドッキング・ステーションでも可能

簡単に説明すると以上のような内容です。費用は、24時間のレンタル基本料が2ポンド(約300円)。ドッキング・ステーションから引き出して30分は無料ですが、以降、30分ごとに2ポンドが課金されます。ポイントは、30分以内にどこかのドッキング・ステーションに駐輪すること。そうすれば、1日どんなに乗り回しても、交通費は2ポンドということになります!現在、地下鉄やバスが乗り放題(平日9:30以降、土・日終日)の「1デイ・トラベルカード(オフ・ピーク)」が12.1ポンドなので、かなりお得ですよね。

まずは、人気No.1!入場無料の「大英博物館」から

まずは、人気No.1!入場無料の「大英博物館」から

写真:藤谷 愛

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滞在先の近所のターミナルから自転車を借りたら、まずは「大英博物館(The British Museum)」へ。
1753年に設立された大英博物館は、元々、71,000点に及ぶ個人所有のコレクションがベースとなっていました。1759年に一般公開が始まってから、250年以上が経っているわけですが、現在ではロンドン一の観光名所と言えます。

博物館内の人気エリアは、やはり教科書で見たとおりの「エジプトのミイラ」や「ロゼッタストーン」。巨大な博物館ですが、それでも全ての所蔵品を展示することができないため、展示を定期的に入れ替えています。数年後に再度訪れても、違った展示や特別展を見ることができるので飽きることはありません。

初めての訪問で、時間がたっぷりある方には、午前中いっぱいを利用して、オーディオガイド(5ポンド)でゆっくり見学するのがお勧めです。もちろん、ドッキング・ステーションも、大英博物館の中央入り口を正面に見て、左右に設置されています。

ランチはサンドイッチを買って「ケンジントン・ガーデンズ」へ

ランチはサンドイッチを買って「ケンジントン・ガーデンズ」へ

写真:藤谷 愛

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隣接する「ハイド・パーク(Hyde Park)」とともに、「ケンジントン・ガーデンズ(Kensington Gardens)」は、緑が豊かで見どころも多い公園です。前述した大英博物館からも、30分以内に到着できます。ドッキング・ステーションは各所にありますが、水辺のほとりにある「プリンセス・ダイアナ記念噴水」の脇が、後述するギャラリー見学には便利です。

公園内には「サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery)」があります。小ぢんまりしたギャラリーですが、毎年、芸術家を1名招待し(2016年は4名招待)、夏の期間に個展を開催。もちろん、入場は無料です。野外にも建築作品やオブジェなどを設置しているので、芸術作品を眺めながら、のんびりランチを楽しんでみてください。

なお、ロンドン内の公園の多くは、園内での自転車走行を禁止しています。禁止看板を見落とさないように注意してください。

午後は、カフェも楽しめる「ヴィクトリア&アルバート博物館」へ

午後は、カフェも楽しめる「ヴィクトリア&アルバート博物館」へ

写真:藤谷 愛

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ケンジントン・ガーデンズから5分以内で到着できるのが「ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム(V&A Museum)」。建築、ファッション、家具、陶器、舞台デザインなど、多彩なコレクションが集まる、入場無料の博物館です。アートに興味のある方なら、まずロンドンで一番満足できる博物館と言えるでしょう。

特筆すべきは、その中にあるカフェ。3つの部屋に分かれており、それぞれが有名なデザイナーの手によるものです。写真の「ギャンブル・ルーム」は、セラミックタイルに覆われた、何ともゴージャスな部屋。そして、その先にあるのが19世紀を代表するアーツ&クラフツの申し子、ウィリアム・モリスの会社が製作した部屋です。彼の代表的な植物模様は、緑の壁に施され、モリスを知らない人でも「この柄、どこかで見たなあ。」と思ってしまうほど、時代に影響を与えたデザインです。

ドッキング・ステーションは、中央入り口前や博物館横など各所に設置されています。

最後はやはりここ、「ビック・ベン」!

最後はやはりここ、「ビック・ベン」!

写真:藤谷 愛

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夕方にもなると、道路は混みあってきますが、それでも自転車は渋滞など関係なくスイスイ。押し合いへし合いの地下鉄やバスとは無縁の快適さです。

最後は、「これぞイギリス!」とも言える景観を持つ「ビッグ・ベン」。前述したV&A博物館からは20分程度の距離です。ここは、敢えてドッキング・ステーションを利用せずに、ビッグ・ベンの脇にある、ウェスタミンスター・ブリッジを行ったり来たりして、最高の写真撮影にトライしてみてはいかがでしょうか?橋を渡る前と、渡った後では、印象の異なる景色を撮影することができますよ。

道すがらのいろいろな発見が面白い

地下鉄の場合は風景が見えず、バスの場合は交通渋滞にハマることもありますが、自転車だと快適にロンドンの街を観光できます。そして、道すがら「あ、こんな所にこんなお店が!」なんて素敵な発見もありますよ。
今度のロンドン旅行、格安&発見の多いボリス・バイクで、貴方だけの観光ルートを楽しんでみてください。

*記事下「MEMO」には、V&Aミュージアムの見どころを紹介した記事のリンクがあります。併せて参考にどうぞ。

掲載内容は執筆時点のものです。

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