写真:藤谷 愛
地図を見るワインやチーズが好きな方には宝の山のように見える「中央市場(Mercato Centrale)」。チーズ屋さんが並べる、チーズの種類の豊富さと安さは半端ありません!日本人に馴染み深いパルミジャーノ・チーズはとても安く、ついつい買いたくなるのですが、ここでは日本で希少なペコリーノ・チーズにチャレンジしてみましょう。
羊の乳を原料として作られるペコリーノ。「羊」と聞くと香りが強いのではないか?と心配になる方も多いと思います。しかし、味は意外にも軽く、日本人にも食べやすい風味です。お勧めの食べ方は、市場でも売っている「トリュフはちみつ」をかけてワインと一緒に食すこと。今までに味わったことのないマリアージュに感動必至です。もちろん、どこのお店でも味見をさせてくれるので、購入前に一度試してみてくださいね。
写真:藤谷 愛
地図を見る日本では高価なトリュフですが、フィレンツェでは比較的お手頃価格で購入ができます。日本人が持って帰りやすいのは、やはり瓶詰。トリュフペーストは全てがトリュフなのではなく、別のキノコと混ぜているものが多いので、何パーセントくらいがトリュフなのか、購入前に確認しておくとよいでしょう。もちろん、割合の高さで風味も値段も変わってきます。
こちらの商品も、多くのお店で試食を提供しているので、購入前に試食をしてみることをお勧めします。
写真:藤谷 愛
地図を見るペコリーノ・チーズ、ハム、トリュフペースト、パスタソースにもなるハーブセットなど、一通りのお土産品が揃う「クリスティーナ・マネッティ(Cristina Manetti)」。オーナー、クリスティーナさんの家族は、中央市場にお肉屋さんなど数軒を持つ、生粋の市場ファミリーで、こちらの店舗に置いてあるサラミやハムは、そのお肉屋さんから入荷しているもの。大変人気のある商品です。
店舗には、旅行者にとって頼りになる日本人スタッフがいます。商品知識も豊富で、いろいろな質問や要望に丁寧に答えてくれます。例えば、「ペコリーノ・チーズが1個丸々では大きすぎるなあ・・」と悩んでいると、「お好きなサイズに切って、量り売りも可能ですよ。」との提案や、ハーブセットの使い方も丁寧に教えてくれます。イタリア語や英語が難しい方には、外せないお土産店です。
なお、乾燥トマトやチーズなども、無料で真空パックにしてくれますよ。
写真:藤谷 愛
地図を見るテレビなどでも頻繁に紹介される、ランプレドットの名店「ネルボーネ(NERBONE)」が市場内にあります。ランプレドットとは、野菜と一緒に茹でた牛の第4の胃で、フィレンツェの郷土料理の一つです。市場の周辺には屋台もありますが、落ち着いて食べたい場合は、このお店がお勧めです。お店の前には長椅子とテーブルを並べたスペースがあるので、相席にはなりますが、座って食事をとることができます。
市場のお店は概ね朝8時くらいには全体的にオープンします。8時からお土産の買い物をして、混みあう11時半までにネルボーネで食事をするのがお勧めです。お店は大体2時前には終わってしまい、日曜日は市場全体がお休みになるので、ご注意ください。
写真:藤谷 愛
地図を見るネルボーネのランプレドットはとにかくサッパリ。臭みなどは全くありませんし、ピリ辛のサルサソースのようなものがどっさりかかっているので、最後の一口までもたれずに食べることができます。ボリュームもかなりのもので、写真のようにパンに挟めば、女性なら間違いなく一つでお腹いっぱい。1個3.5ユーロという安さも魅力ですよね。
こちらのお店では、写真と同じようなスタイルで、牛の2番目の胃である「トリッパ」のパニーノもあります。2回目の訪問時には、こちらをぜひ試してみてください。
地元の人に利用される名店がたくさんある中央市場。ぜひこちらでフィレンツェの食を堪能してみてください。
*フィレンツェ観光スポットや映画『インフェルノ』のロケ地、その他グルメを紹介した記事を、関連MEMOから読むことができます。参考にどうぞ。
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(2024/3/29更新)
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