ホテルオークラ東京「アートコレクション展」でラグジュアリーな美の体験を!

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ホテルオークラ東京「アートコレクション展」でラグジュアリーな美の体験を!

ホテルオークラ東京「アートコレクション展」でラグジュアリーな美の体験を!

更新日:2018/08/09 16:01

望月 彩史のプロフィール写真 望月 彩史 美術・西洋文化史ライター

ホテルオークラ東京では、毎年夏のチャリティーイベントとして「秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催しています。普段は目にする機会が少ない、企業が所蔵する作品を中心に貴重な名品の数々を展示。老舗の高級ホテルで観る美術品は、美術館とはまた違った感動を呼び起こすことでしょう。2018年で24回目を迎えるイベントが、8月23日まで開催中。来年以降暫く開催は未定なので、今年はぜひ行きたいところです。

ホテルオークラ東京の夏恒例チャリティーイベント。ラグジュアリーな空間で美の体験を

ホテルオークラ東京の夏恒例チャリティーイベント。ラグジュアリーな空間で美の体験を

写真:望月 彩史

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ホテルオークラ東京では、1994年以来「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」という発想のもとに、賛同する企業と共に、企業各社が所蔵する美術作品を展示するという活動を、毎年夏に行って来ました。展覧会の利益は、全て日本赤十字社等へ寄付してきたというチャリティーイベントです。24回目を迎える2018年の会期は7月30日〜8月23日。約3週間と期間が短いので、見逃さないようにしましょう。

ホテルオークラ東京の夏恒例チャリティーイベント。ラグジュアリーな空間で美の体験を

写真:望月 彩史

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このイベントでは、過去にも、横山大観、上村松園、ユトリロなどの作品が多数出展され、人気を博しました。チャリティー活動であること、そしてホテルオークラ東京の長年の文化・芸術活動への取り組みを評価、信頼して「オークラさんならうちの宝をお貸ししてもいいですよ」という企業もあるのだとか・・・。

ホテルでの展覧会なので、普通の美術館とはちょっと違ったリッチな雰囲気のもとで作品を楽しめるのも魅力の1つです。会場は地下2階の大宴会場アスコットホール。結婚式などに使われる豪華な会場です。

阪神大震災があった1995年を除き毎年開催されていたこの展覧会ですが、現在建て直し中の本館の新規オープンや東京オリンピックを控え、今後の予定は未定とのことなので、今年はぜひ行きたいところです。

「アートコレクション展」の2018年のテーマは「動物」

「アートコレクション展」の2018年のテーマは「動物」

写真:望月 彩史

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ホテルオークラ東京の「アートコレクション展」では、毎年テーマが決められますが、24回目の今年は「動物たちの息吹」。ホテルがある虎ノ門という土地の名前に因んで、トラをはじめとする動物を主題とした絵を集めたそうです。

最初の章は「田園の中の動物」。風景の中の動物たちの姿を見ることができます。

写真の作品
左)浅井忠《牛追い》
中央)ジャン・フェルディナン・モンシャブロン《牧場》
右)ジャック=レイモン・ブラカサ《牛のいる風景》

「アートコレクション展」の2018年のテーマは「動物」

写真:望月 彩史

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この展覧会の特徴は、その年のテーマに沿って日本の絵画も西洋の絵画も一堂に会すること。

右の絵の作者は、18世紀イギリスを代表する肖像画家のゲインズバラ。風景画は左の作品のような17世紀オランダ絵画などの影響を受けているので、よく見比べてみてくださいね。一見風景画に見えますが、よく見ると動物も小さく描かれています。

写真の作品
左)サロモン・ファン・ライスダール《二台の馬車と渡し船のある川辺の風景》
右)トーマス・ゲインズバラ《田園の求愛》

虎ノ門でトラの絵を見よう!

虎ノ門でトラの絵を見よう!

写真:望月 彩史

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2章と3章では、江戸時代から近代の日本で描かれた動物たちの絵が集められています。2章のテーマは「動物画の魅力 江戸から近代へ」。

写真の作品は、どれも江戸時代の画家、長澤芦雪の作品。江戸時代には、仔犬の絵は「子孫繁栄」を表す縁起のいいモチーフとして好まれたそうです。これらの絵の隣には、芦雪の師で愛らしい仔犬の絵がとりわけ人気の円山応挙の作品も並んでいます。

写真の作品
左と中央)長澤芦雪《一笑図》
右)同《洋風母子犬図》

虎ノ門でトラの絵を見よう!

写真:望月 彩史

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こちらは、可愛らしい黒猫の絵でも有名な近代の日本画家、菱田春草の作品。ネコ好きには堪らないキュートなこちらの黒猫は、展覧会のマスコットとして、作品の傍にあるキャプションにも登場しています。

写真の作品
菱田春草《黒猫》

虎ノ門でトラの絵を見よう!

写真:望月 彩史

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そして、虎ノ門ですから、勿論、トラをモチーフとした作品も沢山展示してあります!写真の右側にある迫力のあるこちらの大きな屏風は、虎の絵を得意とした近代の画家、岸竹堂の作品。写真には写っていませんが、近くには近代日本画を代表する画家の一人、竹内栖鳳による大きな虎の絵もあるので、大迫力の作品の共演をお楽しみください。

他にもこのコーナーには、ヒョウや猫など、ネコ科の動物たちの絵が集まっているので、それぞれの作家の描き方やモチーフの捉え方の違いにも注目です。

写真の作品
右)岸竹堂《猛虎図屏風》
左)石ア光瑤《孔雀図》

ホテルを彩る華麗な鳥たちの姿も必見!

ホテルを彩る華麗な鳥たちの姿も必見!

写真:望月 彩史

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岸竹堂《猛虎図屏風》の隣の孔雀を描いた作品から、最後の章「花鳥繚乱 美しき鳥たち」が始まります。色とりどりの鳥の絵が並んだ様子は、豪華なホテルのこの部屋に相応しい華やかさです!


写真の作品
右の屏風)岸竹堂《猛虎図屏風》
左の屏風)石崎光瑤《孔雀図》

ホテルを彩る華麗な鳥たちの姿も必見!

写真:望月 彩史

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写真の手前の絵は、上村松園の息子で花鳥画家の上村松篁による、タイの国鳥シマハッカンを描いた作品。松篁は、先ほどの孔雀の絵の作者、石崎光瑤の作品を見て、絢爛豪華な熱帯の鳥や花に憧れたそうです。

同じ部屋の反対側の壁には、松篁の息子である上村敦之の作品もあるので、親子の作品を併せて見ることができます。

写真の作品
手前)上村松篁《樹下幽禽》

展覧会グッズも充実。名画を前にしたコンサートも!

展覧会グッズも充実。名画を前にしたコンサートも!

写真:望月 彩史

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展覧会を見終わったら、もう一つの楽しみであるお土産も充実しています。ポストカードやクリアファイルから、ホテルのショップの商品まで、展覧会の思い出を持ち帰りましょう!

また、本展では、展覧会開催中に一夜だけ、会場で名画を前にコンサートを楽しめる機会があります。奏でられるのは、ホテルオークラの創業者大倉喜七郎が考案した「オークラウロ」という、フルートと尺八のハイブリッドという特殊な楽器。ここでしか聴くことができない幻の音色をお楽しみください。

※写真の黒猫の手ぬぐいですが、大人気のために品薄状態とのことです! 記事執筆時点で入荷待ち中で、8月11日以降に再入荷を予定しているそうですが、再度売り切れになる可能性もありますのでご注意ください。

展覧会グッズも充実。名画を前にしたコンサートも!

写真:望月 彩史

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いかがでしたか? 毎年夏に3週間だけ開かれる特別な展覧会、それがホテルオークラ東京の「秘蔵の名品 アートコレクション展」です。来年以降は暫くお休みなので、今年の夏の思い出の一つとして、ぜひ足を運んでみることをお勧めします!

ホテルオークラ東京「秘蔵の名品 アートコレクション展」の基本情報

開催期間:2018年7月30日 (月) 〜 8月23日 (木)
時間:10:00 〜 17:30 (最終入場は17:00まで)
会場:ホテルオークラ東京 アスコットホール (地下2階)

住所: 東京都港区虎ノ門2-10-4
電話番号:03-3582-0111
交通アクセス:東京メトロ<日比谷線> 神谷町駅 出口4bより10分
<南北線> 六本木一丁目駅 改札口 出口より10分
<銀座線> 虎ノ門駅 出口3より15分

入場券:一般 ¥1,300 / 大学・高校生 ¥1,000 / 中学生以下無料

※お持ちのOne Harmonyポイントもご利用いただけます。(ポイントの付与はございません。)
一般:800ポイント / 大学・高校生:600ポイント
※One Harmony会員様、ご宿泊のお客様、障害者手帳をお持ちの方は¥100割引。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/08−2018/07/30 訪問

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