神奈川の霊山「大山」現代版“大山詣”は登山しないでパワーチャージ!

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神奈川の霊山「大山」現代版“大山詣”は登山しないでパワーチャージ!

神奈川の霊山「大山」現代版“大山詣”は登山しないでパワーチャージ!

更新日:2016/06/24 17:18

桜 小町のプロフィール写真 桜 小町 幸運の旅人

江戸時代に江戸庶民の間で大流行した「大山詣(もうで)」。神奈川県伊勢原市にある大山にお参りすることです。そして大山は現代ではトレッキングが人気の山。

大山は古くから信仰された霊山であり、パワースポット。トレッキングは無理、と諦めてしまうのはもったいない!そこで現代版「大山詣」として、トレッキングせずに大山の阿夫利神社でパワーを頂いてはいかがでしょうか。

縄文時代から信仰の対象〜山頂の「石尊大権現」

縄文時代から信仰の対象〜山頂の「石尊大権現」

写真:桜 小町

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大山はトレッキングの山として有名ですが、実は知る人ぞ知るパワースポット。山頂にあるのは阿夫利神社の本社や奥社。この山頂からは祭祀に使われたと見られる縄文土器が見つかっています。女坂にある石段に使用されていた石には「神代文字」とおぼしき線刻も。縄文の昔から信仰の山であったことがうかがえます。山頂に鎮座するご神体は「岩」。巨石と伝わっていますが今は本社に隠され、目にすることはできません。このご神体は「石尊大権現」と呼ばれています。

とはいえ1252mの高さにある山頂まで行くのは、トレッキングに慣れていない人には大変。しかし、標高700mの中腹にある下社には、ケーブルカーで誰でも気軽に行くことができます。
上の写真は下社前の階段。急な階段ですが、上るにつれて不思議と気分がスッキリとして行きます。

雨乞いの霊山・大山と龍

雨乞いの霊山・大山と龍

写真:桜 小町

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阿夫利神社の創建は第10代崇神天皇の頃(紀元前100年頃)と伝わり、755年に良弁が大山寺を開基すると神仏習合となります。阿夫利神社下社のある場所は江戸時代には大山寺の本堂でした。明治時代の神仏分離・廃仏毀釈を受け下社の拝殿となります。

現在のご祭神は山の神である大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、大雷神(おおいかづちのかみ)、龍神である高オカミ神(たかおかみのかみ)。雷神や龍神がいらっしゃることからも分かるように、雨を司っています。大山は別名「雨降り山」、地元では「大山に雲がかかると雨が降る」という言い伝えもある雨乞いの霊山。そのため雨の多い時期の晴れ間に行くと、よりパワーを授かることができます。

大山は龍脈で富士山と繋がっているとされ、この下社はその龍穴。そのためか境内には清々しい気がみなぎっています。富士山との繋がりを表すかのように、拝殿左には富士山信仰の象徴である「浅間神社」が鎮座。ちなみに浅間神社のご祭神は大山祇大神の娘である、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)です。

※龍脈〜風水で考えられている地中を流れる気のルート。龍穴はその気の吹き出口。

ご神水を頂いて大地のパワーを体内に取り込もう!

ご神水を頂いて大地のパワーを体内に取り込もう!

写真:桜 小町

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下社の拝殿右側に「大山名水入口」があります。入っていくと拝殿脇で、龍の口から流れ出るご神水をいただくことができます。拝殿の地下より湧き出て口当たりが柔らかく、ほんのりと甘いご神水。このお水をいただくと大山のパワーを体内に取り込むことができ、延命長寿にご利益があります。

ちなみにこの奥の地下通路には、さざれ石や大きな太刀(木刀)を展示。この太刀は「納め太刀」と言い、源頼朝が平氏討伐を祈願して太刀を奉納したことが起源。かつては盛んに奉納されていました

二重滝までの道は大山のエネルギーを浴びる絶好のスポット

二重滝までの道は大山のエネルギーを浴びる絶好のスポット

写真:桜 小町

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下社に来たらぜひ行っていただきたい場所があります。それは「二重滝」。拝殿前の階段を下り、売店の横にある道からちょっとしたハイキング気分で行くことができます。
鬱蒼とした森の中は大山のエネルギーが満ち溢れています。特に途中にある小さな祠「大新稲荷神社」付近は強力。山のエネルギーを全身で浴びてください。心が清々しくなっていきます。心が清々しくなると、心に霧のようにかかっていた迷いが晴れていくことはありませんか?阿夫利神社を参拝すると「心に迷いがある人は進むべき道を示してくれる」と言われているのは、このためでしょう。

ただし山蛭が生息しているため、特に雨上がりには注意が必要。長ズボンなどで素肌をちゃんと隠して行くことをお勧めします。戻った後も靴の裏や足首に山蛭が付着していないか、念のため確認しましょう。

「二重滝」と「呪いの杉」「縁切り杉」

「二重滝」と「呪いの杉」「縁切り杉」

写真:桜 小町

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10分ほど歩くと二重滝に到着します。滝の横には「二重社」があり、祭られているのは龍神である高オカミ神。

この二重滝は岩の割れ目から水が流れ出ていて、大山詣の際にはみそぎ場でした。また滝の下にかつては杉があり、行われていたのはなんと丑の刻参り!その杉は「呪いの杉」と呼ばれましたが、今はありません。しかし、気に敏感な人はあまり滝に近づきすぎないほうが良いでしょう。それほど高くないのに、滝の下の川に引き込まれるような錯覚を覚えます。

二重社の少し先にある2本の杉は、悪縁を断ち切りたい方にお勧め。こちらも丑の刻参りに使われたと伝えられていますが、今では「縁切り杉」。この杉からは「邪気を乗り越えた正気」のような不思議な気が感じられます。切りたい縁のある方は、この杉にお願いすると良いでしょう。

おわりに…

大山は縄文の昔から信仰の対象とされた霊山。その一番の理由は山の持つ強大なエネルギーではないでしょうか。「トレッキング」だからと諦めずに、ぜひ、大山のエネルギーに触れてみてください。

アクセス
電車:小田急小田原線 伊勢原駅〜神奈川中央交通バス・大山ケーブル線終点「大山ケーブル」下車
車:小田原厚木道路 伊勢原IC〜県道44号〜R246号〜県道611号経由、約10q
「大山ケーブル」バス停・駐車場〜こま参道(約0.6q階段)〜ケーブルカー:大山ケーブル駅〜阿夫利神社駅(約6分)

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/20 訪問

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