漆塗りの鳥居が美しく連なる古社! 「根津神社」

漆塗りの鳥居が美しく連なる古社! 「根津神社」

更新日:2012/11/06 15:11

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
東京の下町として人気を集める根津。その根津の観光スポットと言えば、根津神社が有名です。根津神社は、今日残っている江戸時代の建築としては最大規模!また、東京十社の一つでもあります。境内は、漆塗りの鳥居が美しく連なり、自然も豊か。古き良き名残りを残す神社として、多くの人に親しまれています。

豪華絢爛!堂々とした佇まいの「楼門」

豪華絢爛!堂々とした佇まいの「楼門」

写真:安藤 美紀

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根津神社の中で、一際目を引くのが「楼門」。1706年に建てられたものですが、今でも漆塗りの色彩がとっても華やか!(楼門というのは、内堀を渡り正面に作られた門のことを言います)。国の重要文化財にも指定されています。

正面から見て右側に座っているのは、ドラマ水戸黄門で「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」と言っていた黄門様、水戸光圀公なんですよ(^-^ )/

ずらりと並んだ姿は、まるで鳥居のトンネル!

ずらりと並んだ姿は、まるで鳥居のトンネル!

写真:安藤 美紀

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根津神社の境内で、一段高い所にある乙女稲荷神社には、赤い鳥居がずらっと並んでいます。ここはいわば、鳥居のトンネル。このトンネルをくぐり抜けながら、1個2個3個…と数えていったら、およそ135個の鳥居が数えられました。
ついつい、こうやって鳥居を数えてみたくなるなんて、ちょっと小学生みたいかな。なんて自分でもちょっと恥ずかしくなりました(^.^ )

岩の下に埋められているのは、徳川家宣の胞衣塚(えなづか)

岩の下に埋められているのは、徳川家宣の胞衣塚(えなづか)

写真:安藤 美紀

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胞衣塚(えなづか)は、胞衣を埋めた場所のこと。一体胞衣とはなに?というと、胎児を包んだ膜や胎盤のことを胞衣と呼んでいたそうです。昔は、この胞衣をとても大切に扱っていたようですね。

ここに埋められている胞衣は、徳川家第5代将軍 綱吉のお兄さんにあたる綱重の子“家宣”のもの。徳川家にしては、岩が積んであるだけの地味なイメージ。

ちなみに、徳川家宣は48歳で将軍になりましたが、徳川家の中で、最も高齢で将軍になった人だと言われています。

3500本のつつじが咲き誇る「つつじ祭り」が有名です

3500本のつつじが咲き誇る「つつじ祭り」が有名です

写真:安藤 美紀

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根津神社は、およそ3500本もの様々な種類のつつじが咲き誇るという「つつじ祭り」が有名です。毎年5月の連休を中心にしてつつじ祭りが開催され、この時期になると根津神社の中は、遠くから足を運んでくる観光客でいっぱいに。この写真を撮った時には、満開のつつじは大迫力ですよ!



美しく並んだ鳥居のトンネルをくぐったり、江戸時代に建てられた神社建築を眺めたり。根津神社は、見どころたくさんの神社です。古き良き日本の風景を見に、根津神社へ出かけてみませんか?


【根津神社】
住所: 〒113-0031 東京都文京区根津1-28-9
TEL : 03-3822-0753(受付時間9:00〜17:00)

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/10 訪問

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