1954年創業の老舗「興隆居」は、高雄市地下鉄オレンジライン市議会駅1番出口を出て、徒歩2〜3分のところにあります。営業時間はなんと早朝3時から!ですが、朝ご飯屋さんのため、午前11時までなので、早めに行きましょう。
肉まんの列と奥のセルフサービスで選んで会計をする列に分かれています。まずは左側の肉まんの列に並んで何個買うかを伝えます。
店頭にはせいろが並べられ、隣では手作りの肉まんをせいろに手際よく並べていくところが見られます。こちらの肉まんは中国語で「湯包」(一つ15元(日本円約53円))。「湯包」というと小籠包を思い浮かべられる方も多いと思いますが、こちらの「湯包」は小籠包ではないんです。「湯包」の「湯」はスープの意味なので、「スープ入り肉まん」です。中を開けるとあつあつのスープが包まれています。
サイズは小籠包よりは大きいですが、普通の肉まんよりは小さいサイズなので、少食の方でも二つは食べられます。並んでいるそばから飛ぶように売れていくので、あつあつ、蒸かしたてのものを買うことができます。
中華パンの一種である「焼餅」もあります。「焼餅」は、小麦粉をこねた生地を釜で焼いた乾いたパンで、そのままで、または中に具を挟んで食べます。こちらも朝食の定番です。「興隆居」オリジナル「焼餅」は、野菜&果物入りのベジタリアン「生菜焼餅」。スプラウトやキュウリ、トマト、グァバなどが入っています。ヘルシーでグァバ入りのため南国の味がする「生菜焼餅」は一つ30元(日本円約105円)です。「生菜焼餅」はここだけのオリジナルなので、肉まんと合わせて是非味わってみてくださいね!
「興隆居」ではこの他にも油條(中華揚げパン)や 蘿蔔糕(大根餅)、蛋餅(卵巻きクレープ)などが味わえます。セルフサービス式の列に並んでいるものは直接トレイに載せてお会計の所へ持って行きます。置いていないものと飲み物は直接オーダーしてくださいね。
豆漿(豆乳)や米漿(お米とピーナッツが原料の飲み物)と合わせれば、台湾の伝統的な朝ごはんが味わえます。お会計コーナーの後ろには調味料コーナーがあるので、醤油、辛いソースなどはそちらでどうぞ。店内には席がありますが、席が多くなく、混雑することが多いので、ゆっくり食べたい方はテイクアウトがおススメですが、朝ご飯屋さんとあって、回転も早いので、その場で食べたい方は少し待ってみてくださいね。
外の看板にもかかれている看板メニュー「湯包」「焼餅」を是非オーダーしてみてくださいね。皆さんもお店で蒸かしたての大人気メニューを味わってみませんか。台湾の伝統的な朝ご飯を地元の人にまざって楽しんだら、きっと特別な思い出になるはずです。
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(2024/12/5更新)
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